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418円の『ビグ・ザム』が驚きの大変身「旧キットは真っ白なキャンバス。このチープなモチーフをどこまで高められるか」

“ラスボス感”のあるビグ・ザムを徹底的に「この小さなキットにどれだけ詰め込めるか」

カスタム前の旧キット『ビグ・ザム』 制作・画像提供/まぁくつ氏 (C)創通・サンライズ

カスタム前の旧キット『ビグ・ザム』 制作・画像提供/まぁくつ氏 (C)創通・サンライズ

――先日SNSで発表された「ビグ・ザム」には3000以上の「いいね」を獲得。多くの賞賛のコメントが寄せられましたが、この反響をどのように受け止めていらっしゃいますか?
まぁくつたくさんの方から「いいね」や、コメントいただきました。なかでも「スケール感が出ている」や「精密感がある」「ラスボス感が出ている」といった、制作時に自分で設定した制作コンセプトの部分を褒めていただけたのがうれしかったです。意図がきちんと作品に表れ、伝わったなと感じられたのはうれしかったですね。

――驚くべきことに、本作のベースは旧キットと伺いました。なぜ旧キットをここまで精緻に作りこもうと思われたのですか?
まぁくつビグ・ザムに対して、特段思い入れはありませんでしたが、1stガンダムに登場する機体の中で、最もラスボス感のある機体だと思っており、特別なカッコよさはあると思っていました。ビグ・ザムの作例を見ると、カッコよく作ってらっしゃる方はたくさんいらっしゃいます。でも、徹底的にやられてる方は少なく思えたので、「この小さなキットにどれだけ詰め込めるか」「このチープなモチーフをどこまで高められるか」を制作コンセプトに、チャレンジしてみたいなと思いました。最新のキットは誰が作ってもカッコよく作れちゃいますもんね。

――最新のガンプラに感動して、本格的にガンプラを作り始めたまぁくつさんにとっては、「旧キット」は、逆の意味で驚きが多かったのでは?
まぁくつそうですね。わたし自身、これが初めての旧キットだったのですが、スナップフィットがない点など最初はかなりびっくりしました(笑)。
 ただ、作り進めていく中で基本的な造形はよくできていると感じるところが多々ありました。なので、キット自体を「真っ白なキャンバス。味付けは自分で考えるもの」と捉えて取り組める方にとって、旧キットは最高のキットなんじゃないかと思います。

こだわりは色味と、ディティールアップした足のつけ根

――制作する際、どのようなイメージで制作されましたか?
まぁくつ「本当に兵器として存在したらこうなってるかな」をイメージしながら作りました。なので、小型の機関銃など設定にはないディテールの箇所が複数あります。

――本作を作る際にどこに一番こだわりましたか?
まぁくつ本体裏側、足のつけ根です。旧キットは、ここに一切の造形がないので徹底的にディテールアップしてやろうと当初計画していました。ところが、イメージはあるもののどうやるかが思いつかない。最終的にいろいろなジャンクパーツ(とはいっても全て購入しましたが)をペタペタと貼り付けて処理しましたが、結果一番のお気に入りポイントとなりました。一時は「見えないところだし妥協してもいいか」と迷ったりもしましたが頑張ってよかったなと思っています。

――本作を作る際に、一番苦労した部分はどんなところですか?
まぁくつ先述の足のつけ根に加えてもう1つ、色ですね。「青みのある彩度の低いグリーン」という具体的なイメージが強くあり、緑関連だけで8色くらい購入し、実際に吟味して色決めをしました。これがもし、少し違う色になっていたら今の評価はなかったように思います。

――厳しいこだわりのなかで、素晴らしい作品が生まれたわけですが、ご自身がガンプラを制作する際に信念にしていることを教えてください。
まぁくつ「制作のテーマ、コンセプトをもって作る」ことと、「横着するな」ということです。わたしの場合、完成させてしまいたい欲と、もうちょっと作り込みたい欲とが常にせめぎ合っていまして、完成を急ぐと大抵失敗します(笑)。なので「こう仕上げたい」とイメージしながら作るようにしています。ここがうまくいったり、うまくいかなかったりする、わたしにとってのガンプラ制作の醍醐味のひとつになっています(笑)。

――ガンプラ制作のすべての過程を楽しんでいらっしゃるのは素晴らしいですね。
まぁくつはい、今は一つひとつ、新しいことにチャレンジして成功したり、失敗したりするのがたまらなく楽しいです。これから先もずっと続けられる長い趣味になると思うので、SNSなどでガンプラを通じて、いろんな方と交流できるといいなと思っています。

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