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「本物じゃないの?」羊毛フェルトで作ったエゾモモンガに驚き、「自然の中だとより生き生きしている」
作り続けて早10年、地味な作業だが「無心、夢中になれる」
「作り始めて、10年くらいになります。きっかけになったのは、愛犬の存在が大きいですね。愛犬のチワワグッズが欲しくて探していた時に、ある羊毛フェルト作家さんが作ったリアルなチワワを見つけて。いつかこんな風にリアルな愛犬を作ってみたいと思い、最初はキットでチワワのストラップを作り始めたのがきっかけです」
――SNSなどで作品を発信していますが、いかがですか?
「初めて作品を披露したのはブログでした。だんだんとブログ仲間さんから『ウチの子も作って欲しい!』とお声がかかるようになり、オーダー制作のご縁をいただいたり。今は、Instagramで作品を見てもらえることで励みになっていますし、羊毛仲間さんや他のジャンルの方との繋がりができ、刺激をもらってます。知らないところで自分の制作した画像が使われていたりするのを目にすると、嬉しい反面ドキッとすることもありますね」
――どんなところが、羊毛フェルト制作の魅力だと思いますか?
「ひたすら羊毛を刺しかためる地味な作業ですが、あっという間に時間が過ぎ、無心というか夢中になれることです。たまに指に針を刺してしまい、『痛っ!』ってなったり針が折れたりした時は心も折れますが(笑)、フワフワの羊毛が少しずつ形になっていくと嬉しくなりますね。作品を通して癒しをお届けできたらと思います」
――最近ではコロナ禍の影響もあり、ハンドクラフトに挑戦する人も多いようです。
「以前開いていた教室は現在休止しているのですが、お問い合わせは多々ありますね。やはり、おうち時間が増えて習い事に興味を持つ方が増えたんだなぁと思います。自分で作ったものには、完成した時のワクワク感や達成感があって、愛着が湧きます。次は何を作ろうかなぁ?といろいろと妄想したりするのも、楽しいものです」
――最後に、作品を見る方に伝えたい言葉は?
「羊毛フェルトにハマり、早10年。3日坊主の私が、こんなに続くなんて思ってもみませんでしたが…。作品を見て下さる方々からの温かいコメントやイイネは、とっても嬉しくありがたいです。これからも羊毛フェルトの温かみと癒しをお届けできたらと思ってます!」
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