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これが本当の… “猫かぶり帽”がSNSで話題、作者に聞く「愛猫ロスが作品の原動力に」

 「猫をかぶる」ということわざはあるが、まさかそれを本当に作ってしまえる人がいたとは…。話題になっているのは、第25回ユザワヤ創作大賞展で入選した「猫かぶり帽」という作品。羊毛フェルト作家のちゃちゃきななさんが作った“帽子”で、かぶってみると本物と見まがうほど躍動感あふれる「バンザイポーズの三毛猫」が頭から生えているような見た目に。SNSではその作品の斬新さに「すごい存在感…剥製じゃないの?」「これが本当の猫かぶりだ!」とザワザワ。「猫かぶり帽」はどのようにして作られたのか、制作者に話を聞いた。

「本物の猫では?」…思わずシャーッ!!と威嚇してきそうな躍動感漂う

 「猫かぶり帽」は“羊毛フェルト”によって作られている。羊毛フェルトとは手芸のジャンルの一つで、専用の特殊な針を使って羊毛を挿し固めることで形を作っていく。かわいらしいマスコットのようなものから、本物の動物のようにリアルなものまで、幅広い作品を作ることができるという。

――ちゃちゃきななさんの作品は“猫”をテーマにされていますが、そのきっかけは?
ちゃちゃきななさん愛猫を大病の末に亡くし、その子を思い描いて羊毛フェルトで作品を作るようになりました。まず猫ありきだったんです。

――どうして「猫かぶり帽」を作ったんですか?
ちゃちゃきななさんほんの思いつきで出来てしまった作品です(笑)。モデルは友人から送られてきた写真の地域猫「もんちゃん」でした。「もんちゃん1号」「もんちゃん2号」と作りましたが、「もんちゃん2号」は頭と体のバランスが気に食わなくて。仕事の忙しさが引いたら新たに頭を作って付け替えてあげようと、頭を落とした状態でそのまま放ってあったんです。そんな中で作品展示販売のイベントを迎えることになり、せめて当日だけでも何か見てもらえる作品ができれば…と思っていたところに、ふと横に目を向けると「もんちゃん2号」の頭が転がっていたんです。
――その頭を「猫かぶり帽」にしたんですか?
ちゃちゃきななさんそうです(笑)。最初はバンダナに安全ピンで頭をつけました。目の前の壁に掛けられたマグネットボードに、違う作品のために作ってあった猫の両腕のマグネットがくっついていたので、迷わずそれも付けました。ただ、バンダナだと猫の頭と腕2本を支えるには不安定で、どうせなら猫の体に見えるふわふわのベレー帽が土台になるといいなと思ってすぐにベレー帽を買って、最終的にはしっぽもつけちゃいました。

ユザワヤ創作大賞、「ユニークな作品を募集」との要項が応募の後押しに

――ユザワヤ創作大賞に「猫かぶり帽」を出展しようと思ったきっかけは?
ちゃちゃきななさん私としては、あんな突発的にできあがったものを公募展に出すなんて考えてもいなかったんです。実際には新しい頭としっぽを作って完成させた「もんちゃん2号」で勝負するつもりでした。でも友人が「猫かぶり帽も出してみたら?」と言ってくれて。応募要項には「ユーモアがある作品を募集」とも書いてあったので、安全ピンで留めていたところをちゃんと縫いつけた完成品を出品しました。

――展示されてからすぐに作品の画像がSNSで話題になりましたが、反響を受けていかがですか?
ちゃちゃきななさんSNSで話題になっていることも全然知らなくて、数日後に友人から聞いて驚きました。数日後、パソコンに詳しい人に会う機会があって、つぶやいてくださった方を見つけてくれたんです。お礼のメッセージをきちんと送ることができてよかったです。

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