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嫌われない愛煙家、千鳥・大悟が思う必要な距離「僕のことはどう思われても、これ以上たばこが嫌われるのは嫌」

「俺の背後に立つな」篇

「俺の背後に立つな」篇

たばこは人生の句読点、喫煙所がなくなったら「面白さが半減する」?

  • 「俺の背後に立つな」篇

    「俺の背後に立つな」篇

――以前、バラエティー番組で「たばこは人生の句読点」ともおっしゃっていました。改めて、どういう意味なのかも教えて下さい。

大悟 句読点のない文章って、読みづらいじゃないですか。僕の場合は、たばこを吸う時が一番休憩している感覚なんです。たばこを吸いながら、何も考えなかったり、逆に物事を考えたり。それはたばこを吸っている時だけですし、その意味で喫煙は僕にとっての句読点。文章の句読点がないと読むのに疲れちゃうように、僕にも喫煙という句読点が必要ってことですね。

――よく、「喫煙所はコミュニケーションの場」とも言われますが、それを感じることはありますか?

大悟 ありますよ。僕ら芸人は特に、喫煙所だけで会える人もいますから。結構、リラックスした状態でしゃべるので、会話するにもいいですね。テレビ局の喫煙所でも、先輩と「さっきのどうでした?」と話したり、後輩から「どうしたらいいですかね」という相談を受けたりもする。考えてみれば、そういう話をするのって喫煙所だけやなあ。かまいたちの濱家(隆一)なんて、テレビ局に来た途端、僕がいるであろう喫煙所によく来るんですよ、喫煙者でもないのに(笑)。「今日はどういう収録になるでしょうね」とか「この前、こんなことがありました」とか、そういうことを話すために。

――リラックスやコミュニケーション、仕事の前後の一息にもなりますね。

大悟 僕も、漫才や収録の前、後って、吸うタイミングが決まってきますね。何かする前には吸うし、一段落したら吸うし。

――その方が調子がいいですか?

大悟 人それぞれでしょうけど、僕は完全に調子がいいです。喫煙所がないスタジオで収録したら、たぶん面白さ半減していると思います(笑)。

吸う人と吸わない人は共存できる、大悟の願い

撮影に臨む大悟

撮影に臨む大悟

――ちなみに、大悟さんにとって、「たばこがない人生」とはどういうものですか?

大悟 「家がない」みたいなことですかね。ちょくちょくたばこを吸いに行っているのが家に帰るみたいな感覚。落ち着くし、ぼーっとできるし、布団で寝るようなリラックスを感じる存在ですから。

――今は喫煙者には厳しい時代だと思いますが、そんな大事な時間をなくさないためには、吸う人・吸わない人が快適に共存できるといいですよね。

大悟 共存はできると思うんですよ。たばこが好きな人は、たばこがなくなったら困る。なくならないためならば、嫌われないようにルールを守れると思うんです。どんな輩でも、「タバコなくなるで」って言ったら、けっこう言うこと聞くと思います(笑)。

――この10月からたばこ税がアップし、たばこが値上げされました。大悟さんはそれでも吸い続けるのでしょうか?

大悟 僕は吸い続けますね。そのために仕事しているようなものですから(笑)。みんな値上がりは嫌でしょうけど、見方を変えたら、逆にたばこが高級品みたいになってきて、また格好良くなるんちゃうかな(笑)。美味しいたばこを楽しむためにも、みんなでルールを守って欲しいですね。それが、たばこを守ることにもつながるはずですから!

(文:衣輪晋一)

『スーシャルディスタンス』「ゴルゴと大悟ルゴ」篇

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