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MDにポケステ、スケルトンブーム…“狂乱の世紀末”を再現した写真に「一番ワクワクしていた時代」

 令和の時代も早3年を迎え、「平成レトロ」という言葉がよく聞かれるように。「大正ロマン」や「昭和レトロ」など、時代が進むごとに、それ以前のカルチャーやアイテムがリバイバルされ、ブームとなってきた。そんな中で、90年代・80年代のアイテムで空間を構成し、当時の風景を再現しているのが、写真家のカジコム/kazzycomさん。昭和・平成の風景を再現し、雑誌やイベント、MVなどでも活躍している。自身にとって「自由奔放で鮮やかな時代」だったというカジコムさんに、再現写真に込めた想いや、いいことだけとは限らない過去の思い出に触れることの意味を聞いた。

ダイヤル式ブラウン管テレビの滲んだゲーム画面に懐古…「タイムスリップしたかのような感覚」

――80年代90年代のアイテムを収集しはじめたきっかけはございますか。

思い出を形として残したり、昔の記憶を具現化したいという想いがあり、80年代・90年代に存在した思い出のグッズや、忘れかけてしまっていた玩具の保護活動を始めたのがきっかけです。

――MDやポケステ、VHSなどを撮影した1999年を再現した写真には10万いいねもの反響が寄せられています。このようにSNSに投稿するようになったのはいつからでしょうか。また、その理由も教えてください。

2015年頃ですかね、最初は部屋にディスプレイしていた80年代・90年代のアイテムを投稿してインテリアとしての提案をしていました。その後、インテリア雑誌などに掲載されるようになり、80年代・90年代グッズの魅力を伝えていく活動を行なってきました。
――アイテムはどうやって収集されているのでしょうか。また、収集に関してこだわりがあれば教えてください。

当時ブームになったアイテムや、その時期に流行してたファッション、また生活感を感じられるようなものを中心に収集しています。主な入手方法はリサイクルショップやオークションなどです。大体ではありますが、年代で分けて保存・管理しており、雑誌類やカセットテープ、ビデオテープなどはカビが生えないよう対策をきちんとしています。

――その中には今では手に入らないようなレアなアイテムもございますか?

やはり当時の食品や飲料などのパッケージですかね、捨てられてしまうようなアイテムが貴重です。

――最も思い入れのあるアイテムは何でしょうか。それに関するエピソードがあれば教えてください。

80年代当時を再現するために購入したダイヤル式のブラウン管テレビですかね。幼少期にファミコン用にと親からお下がりでもらったのが、70年代のダイヤル式テレビでした。このゲーム画面の滲んだ映りが、当時にタイムスリップしたかのような感覚を呼び起こし、とても懐かしさが込み上げてきました。

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