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束縛、嫉妬の結婚生活とは程遠い…「財布・食事・家事も別」独立型夫婦の新しい在り方

  • 出発時間に間に合わず、デートに置いていかれてしまったことも(画像提供:@jisedai.fuufu)

    出発時間に間に合わず、デートに置いていかれてしまったことも(画像提供:@jisedai.fuufu)

 夫との結婚生活を漫画としてインスタグラムに投稿しているあやさん(@jisedai.fuufu)は、「部屋・寝室別、お金の管理別、食事の調理や洗濯などの家事も場合によって別」という“独立型”の生活スタイルを夫婦で貫いている。お互いが“自由”を求めているため、結婚生活も束縛とはほど遠く、漫画には「斬新」「こんな結婚生活ありなんですね」と反響が。漫画を通して、「性格的に正反対な男女でも楽しく暮らせることを伝えたい」というあやさんに、夫婦の在り方について話を聞いた。

写真の妻の顔に「気持ち悪いね」少し変わっている? 夫とのやりとり

 インスタグラムに投稿されているのは、「私の夫はサイコパス」と題して一般的な感覚とは異なるという旦那さんとの日々をつづった日常漫画。あやさんの夫は“サイコパス上司”と会社の部下から呼ばれることもあるそうで、披露されるエピソードはどれも意外性のあるものばかり。

 一つは、結婚直後イタリアに旅行した際のエピソード。あやさんが写っている旅行写真を見て「この表情、ウケるね。気持ち悪いよね」と衝撃的な物言いをする旦那さんに「それ、奥さんに言う言葉?」とあやさんは激怒。しかし、実は気づかぬ間にあやさんの写真をたくさん撮影してくれていたり、「写真の1枚1枚が愛だよ」と言葉をかけてくれたりもする。旦那さんの不器用な素直さが伝わる実録漫画となっている。

 そしてもう一つは、結婚後のデートを描いた漫画も。映画を見るために、13時に家を出る約束をしていたが、5分前から完璧に準備ができている旦那さんに対して、あやさんはメイクやヘアセットなど身だしなみの準備に手間取っていた。「あと少しで終わるから…」と待っててくれるよう頼むも、旦那さんはある日を境に「時間になったから先に行ってるね。現地集合で!」と返答。あやさんはデートに置いていかれてしまうということもーー。

 男兄弟に囲まれずっと男子校で過ごしたという旦那さんは、さすがにその言葉はデリカシーに欠けると思うことも簡単に口に出してしまうし、“サイコパス”と言われるほど他者に対してはクールな対応を貫く。子どものような無邪気さや素直さがある、あやさんとは思考も行動もまったくの正反対なのだとか。

「彼が一人暮らしの家に住んでいた時、『入居してから数年間、部屋の窓、カーテンを一度も開けたことがない』と言っていたときは驚きました。当時、彼は仕事が忙しく、寝に帰るような場所だったこともありますが、『普通の人には必要な太陽光とか空気の入れ替えがこの人には必要ないの?』と、衝撃を受けたことがありました」

同棲のための物件探しから本格的に、干渉しあわないため『部屋・寝室は別』

 そんな“正反対の2人”が同棲していた時からのルールが「部屋・寝室は別」というもの。漫画でも、部屋・寝室別というルールのほかに、お金の管理、洗濯等の家事も別々にしている独立した生活スタイルが描かれる。どのような経緯や考え方でで、その選択をしたのか。

「同棲を始めたとき、私と彼の生活リズム(帰宅、就寝、起床の時間)が異なるため、当時会社員だったお互いの生活を干渉しあわないように『部屋・寝室は別で』と決めました。お互い自分のペースで生活を送っていたので、自然と『洗濯や家事もそれぞれ自分のことは自分で好きなタイミングでやる』というルールになりました。それぞれ食事の時間、掃除・洗濯したいタイミングも異なるためです。お金の管理も基本的には別にしています」

 コロナにより、あやさん夫婦はそれぞれリモートワークに。あやさんは、夫婦の働き方がこのタイミングで変化したことで、現在の独立した生活スタイルがマッチしているのを再確認したという。

「コロナ禍で働き方が変わりましたが『部屋と寝室は別』については変えていません。逆にこれがあったので、2人ともリモートワークになっても大きな問題なく働けています。在宅の時間が増えて2人で食事をすることも増えましたが、基本的には家事はそれぞれ、食事もお腹が空いた時にそれぞれ食べています。

 メリットは、結婚しても何かを我慢することなく、より自由に好きなことして生活できていることです。デメリットは、2人の時間が確保しづらいこと。コロナ禍前は、お互い休みに自分の好きな予定を入れてしまい、2人の時間が確保できないこともありました。いまはお互い家にいる時間も増えたので、2人の時間が増え、以前より仲が深まったように感じています」

「こんな結婚生活もありなんだ」結婚生活を前向きに捉えてくれる人が増えれば

「タイプが違う人間同士でも、一緒の道を歩んでいける。こんな結婚生活があってもいいと伝えたいと、漫画で日々のエピソードを発信しているあやさんは、「お互いの長所短所を無意識のうちに補い合っている今のバランスがちょうど良い」と語る。

「私たち夫婦がアドバイスとしてよく言われたことは、『お互いを見習うと良いよ』ということです。私がミスをすると、彼は『ポンコツだね』と笑ってくれるし、彼が少し元気のないときは『難しく考えすぎてない?』と私が声をかけています。タイプが違うのでイライラしたり心配になることはありますが、相手を変えようとしないこと、夫婦でも干渉しすぎず相手を信じて見守ることも大事だなと感じています」

 さまざまな夫婦のかたちがあるが、あやさん夫婦のスタイルは、次世代的な夫婦の在り方を提示している。

「私はサラリーマンから独立し、今のように好きな場所に住んで好きなとき好きな人たちとに働けて、とても幸せを感じています。過去の私は両親から『大学を出て、いい会社に入るのが正解』と言われてきましたが、忠実にそのレールの上を走るも、どこか違和感を抱いていました。もっと自分らしく生きたいという人たちに対して、自由に生きる手助けができる発信をしていきたいと思っています。働き方も、結婚生活だって 100人いたら100通りです。この夫婦のアカウントを通しては『こんな結婚生活もありなんだ』『男女真逆のタイプでも楽しく暮らせるのか』と、”結婚生活”に対して前向きに感じてもらえると嬉しいです」

Instagram:jisedai.fuufu(外部サイト)
Blog:https://knoow.jp/%40/jisedaifuufu(外部サイト)
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