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「ワクチンの種類を選びたい」人が約8割、情報不足のなか“同調圧力”感じる人も

  • ワクチン接種の意向がある人に「ワクチンの種類に選択肢があるなら選びたいか」を質問

    ワクチン接種の意向がある人に「ワクチンの種類に選択肢があるなら選びたいか」を質問

 自治体や企業で新型コロナウイルスワクチン接種が進み、高齢層以外でも接種率が上がりつつある昨今。ただ、いまだ接種について悩む人は多い。ORICON NEWSでは、30〜50代の男女4793名にアンケート調査。ワクチン接種にまつわる、さまざまな不安、不満が明らかになった。

いまだ情報が足りない現状、「ワクチンの種類を選びたい」人は77.0%

  • 「ワクチン関連の適切な情報が取得できているか」を質問

    「ワクチン関連の適切な情報が取得できているか」を質問

 まず、ワクチン未接種の人に「ワクチンを接種したいか」について聞くと、【そう思う】が61.2%と過半数。【迷っている・様子を見たい・どちらでもない】という人が24.0%、【そう思わない】が14.9%となった。当初よりも接種率が上がり、接種可能な年齢幅も広がったことで、「接種する」と考える人が大勢を占めているようだ。

 現在は様々なワクチンが供給されているが、ワクチン接種の意向がある人を対象として、「ワクチンの種類に選択肢があるなら選びたいか」を問うと、【そう思う】が77.0%、【わからない・どちらでもない】が19.6%、【そう思わない】が3.4%。約8割が「選びたい」という結果に。「製薬会社を選びたい」(東京都・40代男性)、「イメージだけだが、できればファイザーのワクチンを打ちたい」(愛知県・50代女性)、「モデルナアーム対応の薬など希望すればもらえると安心」(埼玉県・40代女性)、「海外ワクチンは接種後の不安が強いので、安心して接種できるように国産ワクチンの開発を早く進めて欲しい」(新潟県・50代女性)との声が上がった。

 一方で、全体に対し「ワクチン関連の適切な情報が取得できているか」という問いには、【不安だ】と答えた人が57.8%。【わからない・どちらでもない】が19.2%、【不安ではない】という人は23.1%にとどまった。また、接種意向がある人だけに同じ質問をした場合は、【不安だ】が55.4%。【わからない・どちらでもない】が19.9%、【不安ではない】が24.7%。接種意向のある人は、接種意向のない人・迷っている人よりは割合は低いものの、半数以上が【不安だ】と答えている。

 情報については、「副反応に対する適切な対処の仕方が知りたい」(新潟県・40代女性)、「副反応や死者の調査は透明性を持って発表してほしい」(茨城県・50代女性)、「安全第一を考え、正確な情報を迅速に理解しやすく伝えてほしい」(秋田県・40代男性)と、副反応に関する正確な情報提供を求める声が多かった。また、「急に予約ができなくなり不安」(大阪府・50代女性)、「街中で気軽に接種できる会場を設置してほしい」(愛知県・30代男性)、「自治体によって対応が異なるのが困るので、統一ルールがあると助かる」(山口県・30代女性)など、接種に関するシステムへの不満や希望も。「ワクチン接種後に何ができるようになるのか。コロナ前の生活を取り戻せるのかロードマップを明らかにしてほしい」(神奈川県・40代男性)と、接種後の生活についての情報不足を指摘する声もあった。

ワクチン接種すべき? 同調圧力やストレスを感じる人が3割超

  • 「“接種すべき/すべきではない”など、周囲やメディアの論調から同調圧力やストレスを感じるか」を質問

    「“接種すべき/すべきではない”など、周囲やメディアの論調から同調圧力やストレスを感じるか」を質問

 「“接種すべき/すべきではない”など、周囲やメディアの論調から同調圧力やストレスを感じるか」という問いには、【感じない】が41.6%、【感じる】が36.8%、【わからない・どちらでもない】が21.6%という結果に。【感じない】人が一番多いものの、【感じる】人が全体の3分の1に上った。

周りからの同調圧力・ストレスを感じる人の中には、「周りや会社で接種が当たり前みたいな感じが嫌」(静岡県・30代男性)、「介護施設勤務なので、職場の上司は有無を言わせない雰囲気だった。でも、署名と同意は自身の意思と念押しされた」(大阪府・30代女性)、「接種しないと白い目で見られる感じがする」(福岡県・30代女性)との声も。

 また、メディアの報道に関しては、「一部メディアはワクチンの副反応の不安を煽らないでほしい」(鳥取県・50代男性)、「テレビの報道があまりにも不安を煽る内容で、しなくても良い心配をしたり、されたりしている」(広島県・30代女性)「ワクチンハラスメントや副作用など不安要素ばかりを取り上げた報道は控えてほしい」(埼玉県・30代女性)という声、「SNSなどネットでの情報はデマ情報が多いので、政府やマスコミは正しい情報を多く発信して欲しい」(埼玉県・30代女性)という意見もあった。

 自治体や企業などでワクチン接種は進んでおり、過半数が接種を希望するものの、まだまだ不安はぬぐい切れてないことがわかった。その理由は、いまだ情報が不足しており、副反応などへの不安を解消できていないことが主。不確かな情報に惑わされないためにも、政府やメディアに、細かな情報提供を望む声が非常に多かった。
【調査概要】
調査時期:2021年6月30日(水)〜7月8日(木)
調査対象:4793名(自社アンケートパネル【オリコン・モニターリサーチ】会員 30代、40代、50代の男女 ※年代を人口構成比に合わせたウェイトバック集計)
調査地域:全国
調査方法:インターネット調査
調査機関:オリコン・モニターリサーチ

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