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「誰だい、きみは…」“失敗”ぬいぐるみに反響、人気作家が明かす“謎の生き物”誕生秘話

 「誰だい、きみは…」。作った本人が思わずそう呟いた、手作りのぬいぐるみの写真がTwitterで話題に。アザラシのぬいぐるみを作ろうと思っていたそうだが、なんともいえないフォルムの“謎の生き物”が誕生してしまったという。投稿には「とても可愛い物体です」と称賛のほか、「おこじょさん?」「ボウリングのピンの妖精」など正体を推察するコメントが多く寄せられた。投稿者のJUNK FOOD OPERAさん(@junkfoodopera)は、自作のぬいぐるみを「ヴィレヴァン・オンラインストア」などで販売するぬいぐるみ作家として活動している。この“謎の生き物”に対する思いや、ぬいぐるみの魅力について話を聞いた。

「失敗作というよりは、これはこれで可愛い」偶然から生まれた新しい形に芽生えた愛着

――「謎の生き物」に多くのコメントが寄せられています。

JUNK FOOD OPERAさんノートの端の落書きのような軽いノリで制作したので、まさかこんなに反響を頂けるとは思いませんでした。「何かのキャラクターに似ている!」と言われることが多い中、「写真だけ子どもに見せたら、子どもにはこれがアザラシってすぐにわかった」というコメントに、純粋な心を持っているとこの子はアザラシに見えるんだなあ、とキュンとしました。

――「謎の生き物」が出来上がったときの感想は?

JUNK FOOD OPERAさん構想から完成まで、2時間くらいで出来上がりました。ぬいぐるみ制作は最後に綿を詰めるまで完成形がわからないのですが、作っている途中からだんだん「これはアザラシというより何か別の生き物になる…」という予感がありました。出来上がった瞬間は、とっても可愛いけど一体何の生き物なんだと、とにかくビックリしました。

――理想通りに完成していたら、どんなフォルムになっていたのでしょうか?

JUNK FOOD OPERAさんもう少しアザラシらしい、丸っこいフォルムになる予定でした。確かに思っていたものとはだいぶ形が違うのですが、失敗作というよりは、偶然から生まれた新しい形の謎の生き物なので、これはこれで可愛いなあと思っています。

――「販売予定はない」と投稿されていましたが、それはなぜでしょうか?

JUNK FOOD OPERAさん実は今秋に個展が控えていて、その後もスケジュールが色々と詰まっているため、ほかのぬいぐるみの生産スケジュールの兼ね合いで、アザラシ的なぬいぐるみを制作するのが難しい状況でした。ただ、有難いことにリクエストは本当にたくさん頂いているので、販売できるように調整中です。

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