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ポケモン史上初の“骨格”公開に反響、「人も予算もない」地方博物館の意外な挑戦

 『ポケットモンスター』に登場するカセキから復元されたポケモン(以後「カセキポケモン」と呼ぶ)と現実世界で発掘された「化石」を比較しながら、楽しく古生物学を学べる「ポケモン化石博物館」が今夏より、全国の博物館を巡回して開催される。企画を立案したのはアンモナイトの展示数日本一を誇る、北海道・三笠市立博物館の相場大佑氏。複数の地方博物館および民間企業のここまで大規模なコラボ企画展は初の試みである。オーガナイザーを務める相場氏に、学術とエンターテインメントのコラボへの期待や、今回の連携の背景にある地方博物館が抱える課題について聞いた。

学芸員の熱意から生まれたコラボ展も、「“まじめな企画”と受け取ってもらえるか、内心ビクビク…」

 巡回展「ポケモン化石博物館」が、いよいよ7月4日の北海道・三笠市立博物館からスタートする。コロナ禍により1年の延期を経験してのスタートとなった。すでにSNSでも大きな話題を呼んでいる同企画展の企画立案者は、三笠市立博物館の主任研究員で学芸員の相場大佑氏。

「子どもの頃からポケモンと古生物が大好きでした。ポケモンにはカセキから復元される『カセキポケモン』というキャラクターがいくつか登場するのですが、このカセキポケモンを通して子どもたちに『古生物学』の魅力を伝えたいと考え、企画したものです」(相場氏)

 さらに株式会社ポケモンも企画協力に参画。子どもたちとポケモンとの出会いを提案する「My First Pokemon プロジェクト」に携わる服部悦哉氏は、「ポケモン化石博物館」の企画を持ち掛けられた時から期待を寄せていたとのこと。

「まず『ポケモン化石博物館』の響きが面白いと思いました。そして『My First Pokemon プロジェクト』のコンセプトにもぴったり。ポケモン好きな子どもたちが古生物に、古生物好きな子どもたちがポケモンに、興味の世界が広がるお手伝いができたらうれしいですね」(服部氏)

 企画が発表されて以降、SNSでは「アイデアが面白い」「うちの近くの博物館でもやってほしい」など多くの声が上がり、予想以上の反響に驚いたという相場氏。一方で「エンタメと学術をコラボさせた今回の企画が、世間の目に“まじめな企画”と受け取ってもらえるか、内心ビクビクしていたのですが、好意的なコメントがほとんどでした。期待を裏切らない展示にしなければと改めて身が引き締まりましたね」と明かした。

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