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ふわふわの出し巻き卵に梅おにぎり…男子大学生が自炊した“理想の朝ご飯”に「食べたら一日頑張れそう」
一人暮らしで自炊を続けられた秘訣「“シンプルに”、“ラフに”考えてきた」
男子大学生が作った理想の朝ごはんですpic.twitter.com/VSUXqi75i4
? ひろ (@hirosryouri) March 10, 2021
「とても驚いています。僕自身朝ご飯はしっかり食べる方で、朝の時間にかなり余裕があるときは、投稿したような朝ごはんを食べています。多くの方からこの朝ご飯について沢山のいいねや面白いコメントをいただきました。その中で『これを食べたら一日がんばれそう』などのコメントもいただき、朝ごはんをしっかり食べたり、自分の中で理想の朝ごはんを食べることで、その日をより活気よく過ごせて、心も幸せになるので、朝ごはんというものは生活する中で非常に重要なものなのだと改めて感じました。
また、おにぎりがドラえもんに見えるというコメントをたくさんいただき、自分では気づけなかった面白い見方も発見できて楽しかったです(笑)」
――アカウントで自炊写真を記録し始めた頃の写真と比べると、料理の腕もかなり上達したように見えます。
「簡単な料理自体は小学生の頃から始めていましたが、インスタを通して大きく成長できたと感じています。例えば投稿するたびに『次はこうしてみよう』や『調味料の量を変えてみよう』などの試行錯誤、盛り付けする際も色の配置や盛り方について自分なりに考え、試してきました。それにより少しずつではありますが、上達してこれたと実感しています。 また、フォロワーの方からのいいねやコメントが料理のモチベーションに繋がったり、アドバイスが勉強にもなりました。自分自身で試行錯誤し、頑張ってきたこともありますが、フォロワーの方々の応援も料理の上達に繋がったことの一つだと感じています」
――一人暮らしだとなおさら、ご飯を食べることや食への考えもおろそかになる人が多いなかで、ひろさんはなぜこだわりをもって作り続けることができるのでしょうか?
「僕自身、料理が趣味で昔から料理をしてきました。確かに『食』は非常に重要なものではありますが、自炊をし続けることに対して深く考えすぎず、“ラフに”考えてきました。例えば、アルバイトや勉強で疲れた日に無理に自炊をすることはしませんでした。その代わり、自炊をするときは野菜を多く取り入れたり、バランスよくなるように魚やお肉も献立に加えていました。
また、その上でインスタでは食べたいもの・作りたいものを作って食べるというシンプルな事を念頭に置いていたので、楽しく続けられるのではないかと思います。ラフに考えてはいましたが、振り返ってみると結果的にほぼ毎日自炊をしていたんですけどね(笑)。そこには、もちろん料理が好きで楽しいからだという事もありますが、僕自身の『食』への考え方も関係していると思います」
あらためて気づけた“料理の大変さ”と“親の有難み”
「僕にとって『食』とは、生活の根底にあるもので非常に重要なものだと考えています。美味しい食事やバランスが良い食事を食べると食事以外の生活の部分もよりやる気が出て、生活全体が豊かになるからです。 また、ご飯を友人や家族と一緒に食べることで、食べながら様々な話をして、 コミュニケーションを取ることでより仲を深めることができる重要なものだとも感じてます。
自炊を続けることで料理の大変さも知ることができ、僕が小さいころ母親が毎日とっても美味しいごはんを作ってくれたり、 お菓子を手作りしてくれたりなど、非常に大変でとてもありがたいことをしてくれていたんだと改めて再確認することができました」
――食材のやりくりをする際、どんなことを意識していますか?
「僕自身、牛肉などの高めの食材を時々は買うのですが、高くない食材でいかに美味しくバランスよく作れるかを考えること自体が楽しく好きです。例えば牛肉を使うレシピでは、鶏肉に置き換えて調理法や調味料を少し変えてみたり、高い調味料を使うレシピでは、今ある調味料で完全再現まではいかなくてもそれに近づくように試してみたりしていました。
また、保存期間が長い品を多めに作っていつでも食べられるように保存しておいたり、食材が安い日を狙ってスーパーに行き冷凍できる品(カレーや餃子やハンバーグなど)を一度に大量に作って冷凍することで全体的な食費が安くなるようにもしていました。他にも様々な工夫ポイントがありますが、工夫を重ねることで食費を安く抑えて、ただ抑えるだけではなく楽しく料理することを意識していました」
――今後は食や自炊においてどんなことに挑戦していきたいですか?SNSでどのような発信をしていきたいですか?
「今後はインスタやツイッターを通して様々なレシピやおうちごはんの発信、『食』に関する情報の発信、そしてまだまだ未熟ではありますが将来的には本を出したいとも考えています。また現在の世の中が落ち着いたら、料理教室のような、皆様と料理をして食べて『食』を楽しむ場を作りたいとも思います。様々な事にチャレンジしていきたいです」