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SixTONES松村北斗、リアルな恋愛で“ウソ”はNG「至って平常心でいたい」【インタビュー】

 人気グループ・SixTONESの松村北斗(25)が女優・森七菜(19)とW主演を務める映画『ライアー×ライアー』が19日より公開される。親同士の再婚により義姉弟の関係になった高槻透(松村)と湊(森)による“ウソ”から始まるラブコメディー。若手実力派として注目を浴びる森との共演や、アーティストと俳優業を並行して行う現在のスタンスについて、さらに、自身は恋人の“ウソ”は「基本、NG」と言い切る等身大の恋愛観も語ってくれた。

 今作は、累計発行部数190万部を突破し、2012年度『このマンガがすごい!オンナ編』にランクイン、2015年には第39回講談社漫画賞・少女部門にもノミネートされた金田一蓮十郎氏の大人気コミック『ライアー×ライアー』(講談社「KCデザート」刊)を実写化。湊には超不愛想で“ツン”の態度をとっている透と、女癖の悪い透を毛嫌いする湊、険悪ムードの2人だが、ある日、透は、湊がひょんなことから金髪の女子高生となった姿に遭遇。正体に気づかずに恋をしてしまい、湊は自らを“みな”と名乗って交際を始めることとなる。

(C)2021『ライアー×ライアー』製作委員会(C)金田一蓮十郎/講談社

(C)2021『ライアー×ライアー』製作委員会(C)金田一蓮十郎/講談社

――まず今作のオファーを受けた率直な印象をお聞かせ下さい。

松村北斗最初はラブコメを演じる雰囲気が自分にあるかな、とびっくりしました(笑)。自分がキュンとするような強いせりふを言って、キャー!というのを全く想像できず不安でした。でも脚本を読んでみたらそういうラブコメではなくて、壁ドンも、ドS俺様せりふがあるわけでもなく、素直なセリフで描かれていたので、安心しました。ストーリーも面白いので、自分が迷いなく演じればいい作品になると思いました。

――漫画原作ということについてはどのように感じられましたか。

松村北斗やっぱり、二次元のものを三次元化するというハードルはどれだけ時が経ってもあるものだと思います。原作も、何度も読みました。原作から三次元化するにあたって変更した部分が“進化した”と見えたらいいなと。ストーリーも、キャラクターも同じなので、つながっている部分はありますし、隠れポイントのように漫画の原作と同じ動きをしたり、あえてやり方を変えてみたり、工夫したポイントがあります。

――今回演じる透は湊の前の“ツン”、みなの前での“デレ”。2つの顔のギャップが魅力となっていますが、演じる上で心がけたことはありますか。

(C)2021『ライアー×ライアー』製作委員会(C)金田一蓮十郎/講談社

(C)2021『ライアー×ライアー』製作委員会(C)金田一蓮十郎/講談社

松村北斗森さんは『みな』と『湊』の演じ分けは大変だったかもしれないですが、透に関しては素直に想いをぶつけていただけです。後半はそれがキーになっていくのですが、みなさんの見える部分ではすごく素直なのでそこは演じながら意識しました。

――これまでは『パーフェクトワールド』(2019)『10の秘密』(2020、ともにカンテレ)などヒューマンストーリー系の作品への出演が多かったと思いますが、“ラブコメディー”だからこそ、難しかったことはありますか。

松村北斗“普通だったら”が通用しないところもありました。例えば、デートシーンなどで『もっと笑顔を』と求められて、『もっとですか!?』と普段よりも大きな感情表現を求められて苦戦しました。

――笑顔のアップなどはラブコメならではの描写かと思いますが、そこはご自身のなかでは一生懸命に演じた部分なのでしょうか。

(C)2021『ライアー×ライアー』製作委員会(C)金田一蓮十郎/講談社

(C)2021『ライアー×ライアー』製作委員会(C)金田一蓮十郎/講談社

松村北斗ラブコメだと割り切ろうとして演じるのではなく、会話がちゃんと成立したり、人と人との関係性からくるものとして演じないといけないシーンもたくさんあったので、その塩梅は気にして演じました。

――W主演で森七菜さんとのお芝居はいかがでしたか。

松村北斗もともと、クランクインする前から他の作品を一方的に拝見していて、ものすごく森さんのお芝居に憧れていました。『ラストレター』(2020)という映画を見て、すごい女優さんがいるなと思っていました。共演してみたいけど、目の前であの演技を見せつけられたら…と不安に思っていたのが共演する前の印象です。

いざ共演してみるとやっぱり、すごかったです。撮影している期間はものすごく刺激的でした。森さんもお仕事にのめり込むように熱中する方なので、現場でも、仕事に向き合うベクトルの話が多かったです。経験が豊富な方や大御所の方とお会いすると焦ってしまったり、自分のスタンスはこれで大丈夫かと不安になってしまうのですが、森さんとは無理することなく、一緒にお芝居ができました。

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