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King & Prince永瀬廉、『弱虫ペダル』撮影で芽生えた闘志「負けていられない」
永瀬廉版“小野田坂道”の作り方「『原作は意識しなくていい』と言われ…」
「初めて鏡をみたときは『はじめまして』と驚きました。僕が僕ではないみたい、…誰?(笑)という感覚で」と屈託なく笑う。ただ「原作ファンの方がいらっしゃって、その上での実写なので、原作ファンの方の声も大切にしたい。1番わかりやすく近づけるのは外見からだなと思いました。まずは見た目から」とこだわりを語った。
内面に関しては、アニメや漫画を読みながらそのキャラクター性を噛み砕く一方で「三木監督からは『原作の小野田坂道はあまり意識しなくていい』と言われました。小野田坂道の内気で友だちがいないという設定はもちろん残しつつ、僕が思う坂道を表現してほしいと言われました。なのでアニメやコミックにあまり寄せず、僕の解釈した小野田坂道を演じています」と自分なりの坂道像を作り上げた。
「僕自身も不安な部分があります。僕が解釈した小野田坂道が出し切れているのか客観的に見ないとわからないですし。完成作を観たら『もう少しできたかな』と思うこともあるかもしれなので、少し不安があります」と明かしつつ、「スタッフさんには『普段と違いすぎるから逆に観てみたい』と言われて…。『驚かせたい!』という気持ちが強いです」とその言葉からは確かな手応えも感じられた。