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【ベストボディジャパン】「コロナ禍の失職で決意…」“ぽっちゃり”体型克服して美ボディ大会に出場「トレーニングで心身ともに健康に」

 鍛え抜かれた筋肉と靭やかで健康的な美しさが審査対象となる『ベストボディ・ジャパン(以下BBJ)2020日本大会』。全国各地で予選が実施され、総勢582人が参加した同コンテンストの決勝大会が神奈川・横須賀芸術劇場で開催。「トレーニング前は太っていた」と言う31歳の野田由貴実さんは、本戦への切符を手にし、ステージ上でその美ボディを披露した。

コロナ禍で仕事を失い…本格的にトレーニングを決意

 3つの部門が開催される本大会は、肉体美とともに健康的であることが総合的に審査される「ベストボディ・ジャパン」部門、スリムなボディラインやスタイルの良さが競われる「モデルジャパン」部門、バランスの良い筋肉の魅力的な表現力が評価される「マッスルモデル&フィットネスモデル」部門からなり、それぞれ年齢別のクラスに分かれる。選手たちは男女別の各クラスでグランプリを競い、クラス分けを超えた部門総合のグランプリ1名が男女それぞれ選ばれた。

 メインとなる「ベストボディ・ジャパン」部門で、35名が参加したレディースクラス(30〜39歳)の本戦へ勝ち進んだ野田由貴実(31)さんは、コロナ禍で職を失うなか、トレーニングに打ち込み時間を有効に活用することで、心身ともに健康でいることをキープした。

「一昨年、友人たちとコンテストに出ようと話していたのがきっかけでトレーニングをはじめました。そのときは都合が合わず、私は出場できなかったのですが、昨年のコロナ禍で仕事を失い、時間ができたので本格的にトレーニングをして、こんどこそ『BBJ』に出場しようと思って。それを目標にボディメイクに打ち込んで、初めての出場で本戦までくることができました」

ぽっちゃり体型がコンプレックスだった「自慢のボディパーツは背中」

 今でこそ美しいボディラインでステージに立つ野田さんだが、トレーニングをはじめる前はずっと太っていて、自分に自信が持てなかったという。

「ぽっちゃり体型だったのがずっとコンプレックスだったんです。それが数ヶ月のトレーニングですっかり絞れました。いまは体脂肪が14%くらい。ボディメイクをはじめる前のほぼ半分です。でも、けっこうハードなトレーニングをしています。上半身の筋トレを激しくした日は、頭が痛くて起き上がれなくなるときもあります(笑)」

 得意な筋トレメニューは、とにかく上半身の筋肉の鍛錬になる“懸垂”。自慢のボディパーツは背中と言い、「後ろからのボディラインを見てほしい」と自信をにじませる。そんな日々ハードなトレーニングをこなす野田さんの目標を聞くと「トレーニングを続けることで長生きしたい。この先、結婚して子どもが生まれて孫ができたら、孫と一緒に元気に遊びたいです(笑)」と優しい笑顔を見せる。

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