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坂ノ上茜が“伝道”したい至福の肉料理8選 故郷熊本の馬刺し、親子丼、ゆでたんetc…

故郷で撮影した初写真集「どんどんアップデートされている熊本に来て」

――話が熊本に戻ったところで、地元で撮影されたファースト写真集『あかねいろ』(光文社、2月12日発売)についてもお話を聞かせてください。熊本での撮影は坂ノ上さんのご希望だったのでしょうか?

坂ノ上茜2019年に『FLASH』さんでグラビアを掲載していただいたご縁で写真集のお話をいただいて、「やりたいことや、こういう本にしたいという希望はありますか?」と聞いてくださったんです。そのときパッと浮かんだのが自分の生まれ育った熊本でした。

そして、熊本で撮影できるのであれば、自分のルーツを知ってもらえるような内容にしたいなと思ったので、ロケ地だけでなく、シチュエーションやこの角度で撮ってほしいとか(笑)、ちょこちょこ希望を言って取り入れてもらいました。
――その希望が実現したのは、具体的にはどのカットですか?
坂ノ上茜まずは夕景のカットですね。私の名前の由来が夕焼けの茜色からきているので、それをイメージして撮りたいとお願いして、夕方の海辺で撮影しました。

あと、路面電車のカットは、市電とその先に熊本城が見えるのが、熊本人として「あ〜熊本だな〜」と感じるなと思って提案しました。線路を挟んで「上通り」と「下通り」というアーケード街があるんですけど、熊本ではそこが一番栄えていて、みんなが遊びに行くスポットなんです。車も人も多いので撮るのがすごく大変だったんですが、何回もリベンジしてやっと撮れた1枚です。
――今回熊本で撮影した場所のなかで、おすすめスポットはありますか?
坂ノ上茜桜町の熊本城ホールは2020年2月にできたばかりで、「本当に熊本なんか?」っていうくらいおしゃれ(笑)。すごく広くてすてきな場所なんですよ。いつかこの舞台に立てたらなと思いました。

桜町は熊本で今一番のホットスポットで、このホールの横にバスターミナルがあるんですが、そこが高校の最寄り駅だったんです。その頃とは違いすぎて正直びっくりしたんですけど、熊本の進化だなと思うし、行ったことがない方もある方もどんどんアップデートされている熊本に来てほしいなと思いました。
――慣れ親しんだ場所でも新しい魅力が見えたのですね。熊本にはよく帰るのですか?
坂ノ上茜プライベートでも帰りますし、ありがたいことに熊本のテレビ局さんの番組に呼んでいただいたり、2018年くらいからは1年に1回はお仕事で帰る機会があります。地元でのお仕事は不思議な気持ちになりますが、大好きな熊本に帰るきっかけがあって本当にうれしいです。
――ご自身の希望が形になった写真集を見て、どんな思いでしょうか?
坂ノ上茜お芝居や番組のロケは企画や台本があるので、その意味を理解して、意図を汲むことが私の役割だと思うんです。ですがこの写真集に関しては、テーマからロケ地、シチュエーションまで、自分が企画側としてもいろいろと意見を言わせてもらったので、こうやって出来上がったものを見ると、自分の想いがひとつの形になるのはすごくうれしいですし、これまでとはまた違う喜びを感じました。もしまた機会があるなら、やってみたいですね。

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