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「難病患い志半ばで退職」元自衛官タレント・かざりの“自衛隊体操”が300万回再生超え「思春期には無理な断食ダイエットも」

 日本大学藝術学部卒業後、陸上自衛隊で勤務。現在はタレント、女優、YouTuberとして活躍するかざりが、元自衛官ならではエクササイズ本を発売。志半ばで退職したが、縁あって現在は自衛隊の広報活動も行っている。思春期には無理な断食ダイエットを経験したこともある彼女が、モチベーションを保つ秘訣や「美大出身の元自衛官タレント」という個性を活かした仕事について語った。

体型がコンプレックスで断食など無理なダイエットを経験、自衛官のひと言で克服

――かざりさんの経験を活かした書籍『YouTubeで超人気! 元女性自衛官かざりの即やせダイエット個人授業』が発売されました。「全身筋肉痛になる」と言われる自衛隊体操トレーニングとはどのようなものなのでしょうか?

かざり 「自衛隊体操」は普通のラジオ体操ではなく、ダイナミックストレッチと言われている、全身をフルに使った運動になります。全力でやると、本当に全身筋肉痛になります。「自衛隊体操」は、それ単体でも全身の筋肉を使うのですが、本にも掲載されている、他の筋トレと並行して行うのが効果的です。体操のなかで、少し難しい動きもあるので、少しずつ動作を覚えてから通しで体操をすると覚えやすいと思います。

――自衛隊と聞くととてもハードな訓練をイメージしてしまいます。実際にはどうなのでしょうか?

かざり 陸上自衛隊では、入隊してすぐ前期教育と職種ごとに後期教育を受けます。前期教育で、自衛官の基礎を学び、後期教育では各職種の専門の勉強をします。前期教育で、多分みなさんがイメージされる「自衛隊」の訓練を受けました。主な内容は敬礼などの基本教練や体力練成、射撃や戦闘訓練等です。

――訓練がハードすぎて嫌になったことはありますか?

かざり 私は運動が得意な方では無く、モチベーションが下がって落ち込むこともありました。でも、同期や先輩に支えられて、訓練を乗り越えることができました。ダイエットや筋トレをされる方にとって、この本や私の動画が、そういったモチベーションを保つ支えとなれたら嬉しいです。

――ダイエットや筋トレもモチベーションを保つことがなかなか難しいです。筋トレや運動を続ける秘訣は?

かざり 自分自身とても飽き性で面倒くさがりなのですが…(笑)。歯磨きのように、毎日のルーティンの一部にしてしまうのが一番楽です。それから、無理をしすぎないことも重要です。最初から無理に頑張ってしまうと続かなくなってしまうので…。自分が「楽しい」「気持ちいい」という範囲から少しずつ筋トレすることが、長続きするコツだと思います。

――とても引き締まったカラダですが、幼少期より体型は変わらないのでしょうか?

かざり 昔から「ガタイが良い」とよく言われていました。骨格が骨太で、かつ食べたら食べた分、すぐに太るタイプです。思春期の頃は体重が60キロほどあり、体型がコンプレックスでした。断食など無理なダイエットをして一時期痩せたのですが、すぐにリバウンドしてしまい…。これでは意味がないなと思い、筋トレを始め、一番太っていた頃より10キロ痩せました。

アニメがきっかけで自衛官に、「女性だから」という理由で苦労したことは無かった

――まったくそういったことを感じさせない理想の体型です。

かざり 自衛官になってから、「筋肉がまだついていない時は、地道にコツコツと筋トレするのがいいよ。それから、ご飯はきちんと食べなさい」と教官から言われ、無理なダイエットをすることはなくなりました。運動してご飯を食べる…当たり前のことなのですが、結局これが一番大切だなと思っています。

――YouTubeでは、自衛隊トレーニングが300万回も再生されました。そのほか、軍テントの貼り方や機器の使い方など、元自衛官ならではのコンテンツを配信されていますね。

かざり ユーザーの方からいただいたコメントで、「自衛官のイメージが変わりました! かざりさんのような自衛官もいるんですね」「かざりさんの動画を観て、自衛隊に入隊することを決意しました」という言葉が印象に残っています。そうしたコメントが励みになり、とても嬉しかったです。YouTubeでは、自衛隊での経験を練り込みつつ好きなことを発信しています。

――そもそも自衛官になろうと思ったきっかけは?

かざり 実は、『ガールズ&パンツァー』(テレビ東京ほか)というアニメにハマり(笑)。アニメのなかに戦車が登場するのですが、「実際の戦車を見てみたい!」と思い、陸上自衛隊の駐屯地に遊びに行ったことがきっかけです。そこで働く自衛官の方がとても親切でカッコ良くて、「自分もこんな自衛官になりたい!」と学生時代に決意しました。また、祖父が元陸上自衛官だったこともあり、自衛隊に興味を持っていました。

――自衛官というと規律に厳しく、屈強な男性が多く女性は少ない印象があります。とても大変なイメージがありますが、いかがですか?

かざり 私自身は、「女性だから」という理由で苦労したことは無かったように感じています。女性自衛官にしかできない仕事もあります。例えば、災害派遣の際の女性用のお風呂の開設など、ほかにもたくさんあります。現在、女性初の空挺団員や、戦闘機パイロット、潜水艦乗りなど、女性自衛官の活躍の幅が広がっています。

――自衛官を経験したことで、精神面など日常生活では、どのようなことが役立ちましたか?

かざり 学生時代は昼夜逆転、時間も守れない…などとても怠惰な生活を送っていました(笑)。自衛官を経験したことで、規則正しい生活になり、健康的になりました。また、待ち合わせの時間の10分前には到着することが多くなりました。学生時代の友人からは、「変わったね!」と驚かれました(笑)。

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