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【ダイエットビフォーアフター】毎日終電まで働き円形脱毛症に…15キロ減量の薬膳アドバイザー ダイエットをきっかけに「頭痛や生理痛、肌荒れも改善」
体の不調をきっかけに、太っていることに気がついた
詩乃さん 長年スポーツをしていたからか、どれだけ食べても太りにくく、ダイエットを意識したことがなかったので、学生時代は体型に関しての悩みはありませんでした。でも、社会人になり食生活が大幅に乱れたことで15キロ太り、それに伴い頭痛や生理痛などの不調も多くなりました。痩せていたころの自分とのギャップに耐えられず、「絶対に痩せたい!」と決意しました。
――いつ頃から体重の増減があったのでしょうか?
詩乃さん 社会人1年目の22〜23歳の1年で急激に太りました。でも、太っていることに当時は、全く気づいていませんでした。24歳になって体の不調をきっかけに、「太っている?!」ことに気がつきダイエットを始めました。
――それはいつ頃なのでしょうか?
詩乃さん 24歳の時です。ダイエットのために情報収集を始め、その時に“薬膳”に出会いました。その“薬膳”のおかげで1年で15キロの減量に成功しました。
――ダイエット中の食事は?
詩乃さん 私は“薬膳”を学びつつのダイエットだったので、自分の体質に合う食材を中心に食べていました。例えば私の場合は、「老廃物が溜まりすぎている」「熱がこもっている」などの特徴があったので、それらをケアする切干大根、海藻類、春菊、セロリなどの香味野菜を使うこと、ハーブ類に加えてタンパク質をたっぷり食べることを意識していました。
――現在は、体質改善ダイエットサロンに勤務し、薬膳アドバイザー、ホリスティック望診アドバイザーとしてご活躍されていますが、どのようなお仕事なのでしょうか?
詩乃さん どちらの仕事にも共通しているのは、1人ひとりの体質に合わせた改善方法をカウンセリングし、食事指導や思考の改善、マシンケアなど、内側からと外側からの両方からサポートする仕事です。
――ダイエット経験が今の仕事につながったのでしょうか?
詩乃さん はい。自身のダイエットについてTwitterで発信したところ「カウンセリングしてほしい」とご要望をいただくようになりました。そこから個人で仕事をしていましたが、現在のサロンにスカウトされました。
朝昼晩、コンビニ弁当を会社のデスクで掻き込むように食べていた
詩乃さん たくさんの皮膚科を受診しましたが、どこの病院でも「ニキビですねえ〜」と言われるだけでした。薬を飲んでも特に変化がなく、とても辛い時期を過ごしていました。
――どのように克服をしたのでしょうか?
詩乃さん ダイエットのために学んだ“薬膳”で肌荒れのタイプを知り、主に食事改善で克服しました。
――Twitterには、「円形脱毛症、生理痛、頭痛を克服した」と公表されていますが。
詩乃さん これもすべて薬膳による体質改善です。体質改善は、症状の1つひとつにアプローチするのではなく、体全体をみてその人にあったケアをします。1つの症状が治ってきた頃には、他の症状も緩和されていることがほとんどです。円形脱毛症になった当時は、毎日終電まで働く日々でした。朝昼晩、コンビニ弁当を会社のデスクで掻き込むように食べていました。いま考えると「それはそうなるよなぁ〜」と思います。
――体質改善ダイエットにより見た目もそうですが、それ以外でどのようなことを得られましたか?
詩乃さん 自己管理をすることが、特に鍛えられました。時間、お金、体の管理、部屋の掃除…太っていた頃はどれもできず、誰かのせいにして自分を律することができなかったので、不調も多かったです。
――どのようなことをモチベーションにして頑張りましたか?
詩乃さん 「頭痛や生理痛といった痛みから解放されたい」という強い意思。そして、好きな服を着てお出かけしたい、デートに行きたい。それをモチベーションにしていましたが、途中からはダイエットそのものが楽しくなりました。
――ダイエットに成功し、いま思うことは?
詩乃さん 一般的なダイエットは、「我慢」「カロリー計算」「食事制限」「運動」と言われています。ですが、それらがなくても15キロのダイエットが可能だということです。ダイエットは我慢ではなく、どれだけ自分に合ったものを取り入れられるか? それが一番大切だと実感しています。
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