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【ダイエットビフォーアフター】グルメ漫画家なのにダイエット 12キロ減量成功も仕事への弊害も?
ダイエットをして幸せになった 女性にモテるし自分に自信がつく
市川ヒロシ 見た目がましになったこともありますが、やはり健康になったことですね。あと、太っているより痩せているほうが女性にモテますし(笑)、自分に自信がつきました。そういう意味では幸せになっています。最初の動機がナルシストっぽいんですけど、ジムのトレーナーさんにそのくらいのほうがダイエットにはちょうどいいと言われました。人にどう見られているか気になってしまうので、僕もナルシストのほうですかね(笑)。
――今回のダイエットが仕事のプラスになったことはありますか?
市川ヒロシ 食材の栄養素とその効能について興味が出たり、調べたりしたので、それを活かした漫画をこれから描こうと思っています。ただおいしそうな料理のグルメ漫画ではなくて、栄養学に寄った、読むことで学べる漫画、人々の生活にプラスになる漫画を考えています。
――12キロダイエット後のリバウンドとの戦いの生活も気になります。こちらは漫画では描かれないんですか?
市川ヒロシ ネタになるほどの生活をしていないので(笑)。エッセイの最後に後日談を書き下ろしていますが、これからもそんな感じの似たような生活です。
――最後にエッセイには描けなかったダークな部分の思いを聞かせていただけますか。
【市川ヒロシ】 難しいですね…。エッセイに出てくる当時の彼女がダイエットにまったく協力してくれなかったことはいまでも腹が立ちますね(笑)。目の前でガンガンお酒を飲むし、本当に他人事で。彼女を可愛らしい画で描くことで、その時のことをなんとか忘れようとしていました(笑)。
(文/武井保之)