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「これ新車ですよね…」中古車写真に異変? 田舎販売店が“スタイリッシュ在庫写真”を撮る理由

 インターネットが普及し、納車までクルマを見ないまま、日本中どこの販売店からもクルマが購入できる時代。中古車情報サイトに掲載された車のほとんどは、店先で車の“フロント斜め前から”撮影した写真を使って利用者に情報を発信している。埼玉県入間郡毛呂山町にある中古車販売店「オートサロンイイダ」は、この“在庫車写真”にひと工夫。山のなかや、夜など、ロケ場所やシチュエーションを変えて、新車のカタログのような雰囲気の写真を掲載。SNSで「カッコよすぎる」と話題となっている。なぜこのような写真を撮影し、掲載したのか?同店に話を聞いた。

“愛車に乗る”と感じられる写真にしたい

 中古車の写真は通常、購入を検討している人に“情報”を届けるためツール。店の前で斜め前から撮ったものをメインに、傷の有無や、内外装の状態や傷んでいる箇所など、情報として撮影された“無機質な写真”が並ぶことが圧倒的に多い。

 だが、オートサロンイイダの飯田裕樹店長は、車に合わせて背景やアングルを変え、大手メーカーの新車カタログやCMを彷彿とさせるような、動きのある凝った写真を撮影し、中古車サイトにも掲載。異彩を放っている。このような写真を撮影するようになったのは、今から5〜6年前、在庫車情報を発信する媒体が雑誌からネットに切り替わり始めた頃だった。

「どうせなら、掲載する写真は自分が楽しみながら撮影したいと思い、以前から興味のあった一眼レフカメラなどの機材を購入して、“車に乗る”というより“愛車に乗る”と感じられる写真を撮ろうと考えました。愛車とは、思わぬ出会いや感動を与えてくれる素敵な存在です。ただの移動手段に過ぎない“車”であれば、メーカーは一様に同じ車を作るでしょうが、みんなそれぞれデザインされています。特に運転席周りなどは本当に洗練されています。お気に入りの“愛車”であれば、きっと座席からいろいろな景色を見せてくれるはずですから、そういう写真を撮りたいと思ったんです」

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