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サラリーマンが夜な夜な作る“人物”ラテアート3000杯に反響、「ブーム縮小も魅力ある」

――題材選びはどのようにされていますでしょうか。
【ところてんさん】観た映画だったり、ツイッターのトレンドだったり、好きな漫画だったり、その時気になったものがほとんどです。
――どういった道具を使われているのですか。
【ところてんさん】耐熱容器でミルクをレンジで温めて、中央のピッチャーに移し、右端のミルクフォーマーという道具(100均にもある)でミルクを泡立てます。コーヒーはインスタントを使っています。濃いめに入れたコーヒーの上に泡立てたミルクを乗せ、その上にたこ焼きを回すピックにチョコソースを付けて絵を描いていきます。

――たこ焼きピックとは意外です。工夫している点はどういったところでしょうか
【ところてんさん】人物を描く時は影の描き方を注意して描いています。元の画像をモノクロにして影を意識しやすくしたり日々試行錯誤をしています。

――色の濃淡はどのように表現されているのでしょうか。
【ところてんさん】濃淡はチョコソースをミルクの上に乗せるようにして描くのですが、乗せた後ミルクとチョコを混ぜるようにして色を薄くしています。混ぜるチョコの量でグラデーションを出しています。
――これまでで一番難しかった作品はどの作品になりますでしょうか。
【ところてんさん】一番難しかったのは浅田真央さんですかね。輪郭が曲線だったり、写真が光で影を飛ばしていたりするので、基本的に女性は難しいです。阿部寛さんや海外の方など、顔が濃い男性は比較的描きやすかったです。

――お気に入りはどの作品でしょうか。
【ところてんさん】The yellow monkeyの菊地英昭さんです。タバコの煙が上手く表現出来たので気に入っています。

――人物を中心に描き続けていらっしゃるのはどういった理由でしょうか。
【ところてんさん】人物を描き出したのは、アプリで写真をラテアート風にするものが数年前に出まして、それに負けない位のクオリティで描きたいなと思ったのが最初ですかね。今ではラテアートプリンターが出てきて、早くて写真のままのラテアートがお店で出されるようになっていますので、そこと対抗しても勝ち目ないんですけどね(笑)

――今後どんな作品を作りたいですか。
【ところてんさん】ラテアート描く人達の中でもそれぞれ得意分野や個性があって、僕のは人物が得意分野と言えるかなと思うので、アーティストや俳優などを今までより上手く作りたいです。通算5,000杯が目標になりますかね。
ところてんさんTwitter:@tokoroten_1234(外部サイト)

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