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モビルスーツがゲレンデを滑走「ガンダムパフォーマンス隊」とは? 代表に話を聞いた

 先日、ガンダムのモビルスーツのコスプレ姿でゲレンデをスノボで滑走する姿がTwitterでバズった。その姿はまさに宇宙空間を疾走するモビルスーツそのもの。彼らは「ガンダムパフォーマンス隊(GP隊)」と名乗るグループで、様々なモビルスーツのコスプレをしてゲレンデを滑走、周りの人を楽しませている。グループの代表を務める、生ガンダムさんに、その目的や発足の経緯などを聞いた。

グループの目的は「ガンダムのコスプレでスノボをすること」

――「GP隊」立ち上げの経緯を教えて下さい。
生ガンダム初めてスノボに挑戦した日、見ず知らずのお兄ちゃんにコケまくっているのをリフトの上から笑われました。生ガンダムは大阪の人間なので、笑いを取るのは好きですが、笑われるのは屈辱。そこで、「そんなら笑かしたろうやんけ!」と思ったのが、そもそものきっかけです。数年は一人でやっていたのですが、後にZガンダムさんとSNSで知り合い、GP隊と言うチームが出来上がりました。

――「GP隊」の活動内容・目的を教えて下さい。
生ガンダムもともと趣味の集団なので、“ガンダムのコスプレでスノボをすること”自体が目的です。しかし、この活動をしているとたくさんの方が笑顔になってくれます。カッコつけた言い方になりますが“たくさんの人を笑顔にする”のが目的と言えば目的ですかね。

――「GP隊」のメンバーは何人でしょうか?
生ガンダム総勢30名です。大阪本隊、高山(岐阜)小隊、岡山小隊、関東小隊の4隊があります。関東小隊はほぼ活動休止状態ですが(笑)。メンバー構成は、自分専用のモビルスーツを所持するパイロット、パイロットが欠席した場合の予備パイロット、アムロやシャア等人物のコスプレをするキャスト、カメラマン、動画マン、マネージャー、厨師長(料理長)等で構成されています。

――「GP隊」に入隊するにはどうしたら良いでしょうか?
生ガンダムGP隊への入隊には“入隊規約”と言う物がありその条件をクリアした方、もしくは生ガンダムがスカウトした人になります。生ガンダムがスカウトする人は主にカメラマンや動画マン。キャストやパイロットをスカウトする事はありません。GP隊入隊規約は極秘です。過去にメンバーへ迷惑行為をした人がいたので、おいそれと入隊できない様にしました。

――ゲレンデ以外での活動があれば教えて下さい。
生ガンダムスクーターでのツーリング。頭を乗車用ヘルメット内蔵に変え、Tシャツボディになります。また、サバイバルゲームやコスプレイベント等も行ったりしています。

――モビルスーツはどのように制作されているのでしょうか?
生ガンダム私は、プラモデルの各パーツの長さを採寸し図面におこし、自分の体に合うように拡大。それを型紙にして芯材を切り出し、芯材を布で包み、各ピースをテグスで縫製しています。

安全面と周りへの配慮については、厳しいルールを遵守「バカな遊びをしている自覚はあります」

 当然、許可を得て滑っているとのことだが、一見すると視界も悪そうで、接触した際に危険なようにも感じる。しかし、モビルスーツの素材はウレタンなどで出来ており、他にも安全面や周りのお客様への配慮は徹底している。

――滑る上での安全面への配慮はどのようなことをしていますか?
生ガンダム硬い素材は使っていません。モビルスーツの芯材はレジャーシートやウレタン、スポンジシート等です。また、視界は普通のゴーグルのように縁がないので、裸眼と同じ視界が確保できます。「接触の危険性がある時は、かわさず止まる事」「グラウンド・トリックは周囲を確認してからする事」等を隊員規約に明記し、全員に遵守させています。バカな遊びをしている自覚はありますので、これで怪我したり、させたりしたら本当のバカになる事を周知徹底しています。

――周りのお客様への配慮で心がけていることは何でしょうか?
生ガンダム我々は“特別”ではない、“特殊”なのだという自覚を持って、他のお客さんに楽しんでもらえるようにしています。具体的には、写真撮影の申し出は全て受ける、お客さんが話しかけてきたらおしゃべりを楽しむ、小さい子供さんと一緒に写真を撮るときは、しゃがんでポーズを取る、これは当然の事ですが徹底的にルールとマナーを守るなどでしょうか。

――お客様からクレームがあったことはありますか?
生ガンダム今のところありませんが、生理的にこのような遊びが気に入らない方がいる事も心に留めています。もし、そのような人の気配を感じたら、なるべく早くその場から離れるようにしています。常に「遊ばせてもらっている」という心構えで行動しています。

ガンダムに救われた少年時代、「ガンダムは命の恩人です」

 生ガンダムさんと「ガンダム」との関係は小学生の頃まで遡る。父親が厳しくガンダムのアニメを見ることが出来ず、クラスの話題に付いていくために必至だった過去。そんな少年時代を回顧しながら、溢れる“ガンダム愛”を語る。

――「ガンダム」とご自身の出会いを教えて下さい。
生ガンダム小学校4年生当時、厳しい父親の影響でガンダムをテレビで見る事が許されていなかった私は、何とかクラスの話題についていくため、近所の家電ショップに足しげく通い、ガンダムを勉強しました。ガンダムの話さえできれば友達と話す事ができた。大袈裟な表現かもしれませんが、私にとってガンダムは命の恩人なのです。

――当然ガンダムが好きだと思いますが、どのモビルスーツが一番好きですか?
生ガンダムやはりガンダムですね。もちろんカッコいいってのもありますが…。これも小4の時の話ですが、近所の神社の夏祭りでガンプラが当たるくじ引きがありました。そのくじ引きの屋台で、全財産をつぎ込み何とか手に入れたのが“1/144ガンダム”でした。当時、ガンダムは人気でなかなか手に入らないレアな存在でしたが、それを手に入れ他のモビルスーツに比べ、頭一つ二つ飛び出た存在になりました。

――このパフォーマンスを続けているモチベーションは何でしょうか?
生ガンダムGP隊の存在を知らない人が偶然ゲレンデで我々を見かけ「今日はここに来て良かった」と喜んでくれる。GP隊に会うためにわざわざ遠方から来て下さる。同年代とおぼしき男性の顔が少年のような顔で、満面の笑顔で一緒に写真撮影して喜んでくれる。やはり他の皆さんの笑顔がモチベーションになりますね!

――最後に、ガンダム愛をアピールして下さい。
生ガンダム子供の頃「ガンダムに乗りたい」と夢見た少年は、ガンダムになりました。私は常にガンダムと共にあり、そしてこれからも…。「NO GUNDAM. NO LIFE.」

「ガンダムパフォーマンス隊」写真

【動画】『生ガンダム』GP隊セッション2019 スキージャム勝山

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