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ガンプラ│トップモデラーインタビュー(ガンダムプラモデル)

未発売のアストレイレッドフレーム焔を再現 「今はスマホゲームから“ガンダムデビュー”する時代に」

【左上】スマホゲーム『ガンダムブレイカーモバイル』のPVに登場するアストレイレッドフレーム焔 【右・左下】同機をミキシングビルドで再現/制作:にこらす刑事

【左上】スマホゲーム『ガンダムブレイカーモバイル』のPVに登場するアストレイレッドフレーム焔 【右・左下】同機をミキシングビルドで再現/制作:にこらす刑事

 発売から40年余、全世界で累計5億個を販売した「ガンプラ」カルチャーにおいて、その入口はアニメだけではなく“ゲーム”の存在も大きくなっているという。今回、スマホゲーム『ガンダムブレイカーモバイル(以下、ガンブレ)』のPVに触発され、「アストレイレッドフレーム焔」を制作したトップモデラー・にこらす刑事氏(@axdiver681)をインタビュー。“声優の性格”を意識したというジオラマの構図決めや、子どもの頃にハマったガンダムゲーム『スーパーガチャポンワールド SDガンダムX』の思い出などを聞いた。

次のシーンを想像できる“一瞬を切り取った”ジオラマが理想

  • 作品:アストレイレッドフレーム焔、ガンダム・リバティハート/制作:にこらす刑事

    作品:アストレイレッドフレーム焔、ガンダム・リバティハート/制作:にこらす刑事

――『ガンブレ』に登場するイチノセ・ユリの愛機「アストレイレッドフレーム焔」をジオラマ再現しようと思った理由は?

【にこらす刑事】『ガンブレ』のPVに登場するモビルスーツの中で一番カッコいい!と思ったからです。なぜ腕が伸縮自在なのかはわかりませんが(笑)、生き物のように動くドラゴンクローに惹かれました。

――本ジオラマの作品名はありますか?

【にこらす刑事】「最後の一撃」です。「アストレイレッドフレーム焔」が最後の攻撃態勢に入っていますが、よく見て頂くと相手のモビルスーツであるガンダム・リバティハートも渾身の力を込めた一撃を放とうとしています。

――緊張感が感じられるシーンですが、このジオラマで表現しようと思ったものは何でしょうか。

【にこらす刑事】次のシーンを想像してもらえるような、“一瞬を切り取った”ジオラマを目指しました。優勢に見える「アストレイレッドフレーム焔」のガーベラストレート(アストレイが手にしている武器)がガンダム・リバティハートを切り裂くのか…。それとも、ガンダム・リバティハートのシャイニングフィンガーが逆転の一撃となるのか、想像しながら見ていただけると嬉しいです。

――「アストレイレッドフレーム焔」を再現する際、参考にしたMSやアニメのシーンがあれば教えてください。

【にこらす刑事】『ガンブレ』のPVはもちろん、『機動武闘伝Gガンダム』のドラゴンガンダム登場シーンを参考にしています。

――この構図にされた意図は?

【にこらす刑事】愛機「アストレイレッドフレーム焔」を駆るイチノセ・ユリの声優を務める松田颯水さん。そして、ガンダム・リバティハートの声優は山口キヨヒロさんです。地に足をつけて戦う硬派な山口さんと、颯爽と宙を舞う松田さんのバトルを想像したらこのような構図になりました(笑)。また、『ガンブレ』の中でイチノセ・ユリが“トリッキーなバトルを好む”という設定も参考にしています。

――ミキシングに使用したキットは?

【にこらす刑事】RGアストレイレッドフレーム、1/144ドラゴンガンダム、HGUCハイゴッグです。「アストレイレッドフレーム焔」はすでに松田さんがHGベースで制作されていたのですが、やや反則かな?と思いつつRGを使用しました。

来年「35周年」を迎えるガンダムゲーム、最もハマったのは『スーパーガチャポンワールド』

  • 作品:アストレイレッドフレーム焔、ガンダム・リバティハート/制作:にこらす刑事

    作品:アストレイレッドフレーム焔、ガンダム・リバティハート/制作:にこらす刑事

――「アストレイレッドフレーム焔」を制作してみて難しかった部分は?

【にこらす刑事】制作面の苦労というよりは、ドラゴンガンダムが再販前で品薄だったので焦りました(苦笑)。ドラゴンガンダムを譲ってくれた友人には感謝しています。あと、腕を延長するためハイゴッグのキットも買い漁りました(笑)。

――こだわった部分はどこでしょうか。

【にこらす刑事】ゴールドとレッドの色彩には気を使いました。派手にも地味にもならないように塗料選びからこだわっています。色分けやパターンはPVだけでは追いきれなかったので、松田さんの作例を参考にさせていただきました。

――にこらす刑事さんといえば“匠の電飾技術”で有名です。本作で使用した電飾は?

【にこらす刑事】「アストレイレッドフレーム焔」の支柱となっているのは伸びた腕だけなので、そこに配線を収める必要がありました。苦労というほどではないですが、断線は怖かったです。あと、遮光には出来る限りこだわっています。光の漏れや薄いパーツからの透過がなるべく起きないように処理しています。

――次に挑戦したい電飾ジオラマのテーマを教えてください。

【にこらす刑事】トランザムかファンネルです。これまでにないド派手なものに挑戦したいですね。

――今回の題材である『ガンブレ』はスマホゲームですが、来年は『ガンダムゲーム35周年』です。ガンダムゲームはよくプレイしますか?

【にこらす刑事】今回制作した「アストレイレッドフレーム焔」が登場する『ガンブレ』は、電車などでも気軽に短時間プレイができるのでよくやっています。

――『ガンブレ』は、ガンプラ漫画の傑作『プラモ狂四郎』のようにミキシングで機体を制作する点に“浪漫”がありますね。

【にこらす刑事】プラモデルでは到底想像つかないような組み合わせも、『ガンブレ』内だと気軽に試すことができるので、「こんな組み合わせがあったのか!」という新しい“気づき”を得られる点も良いですね。あと、意外とカッコいいMSができることも多く、ミキシングの参考になります。

――35周年を迎えるガンダムゲームの中で、特に思い入れの強いソフトは?

【にこらす刑事】とても古いんですけど(苦笑)、スーパーファミコンの『スーパーガチャポンワールド SDガンダムX』をやり込みました。ひとりでも楽しいんですが、仲間と対決した際はより盛り上がりました。コロニーレーザーがなかなか当たらないのも思い出です(笑)。今ってスマホゲームからガンダムデビューする時代になっているので、ガンダムカルチャーにおける“ゲーム”の役割も大きくなっていると思います。
  • 作品:アストレイレッドフレーム焔、ガンダム・リバティハート/制作:にこらす刑事

    作品:アストレイレッドフレーム焔、ガンダム・リバティハート/制作:にこらす刑事

  • 作品:アストレイレッドフレーム焔、ガンダム・リバティハート/制作:にこらす刑事

    作品:アストレイレッドフレーム焔、ガンダム・リバティハート/制作:にこらす刑事

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