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難波章浩、ハイスタは“終わっちゃいない”「俺はいつでも“Ready”だし…」「ラーメンもいいけど、音楽も…」“ファンの声”への思い告白【後編】
「なみ福」始動後、公私ともに大変だった3年間
「この2、3年間、本当にとんでもなくて。すごかったんですよ。今でこそこんなんですけど、寝込んだ時もありますし。ツネちゃんが亡くなった時も、本当にきつくて。『なみ福』どころじゃないっていうところまでいきかけたんですけど、ツネちゃんのお葬式から帰ってきて、やっぱり窓磨いてたんですよ。『やることがあった』っていうのが本当に大きくて。父が亡くなった時も、本当にきつかったんですけど、ちょうど浅草を決めちゃったし。実は暮れ(昨年末)にぶっ倒れたんですけど、それでもやるしかないと思いました」
難波を支える原動力とは?
「やっぱり『生きたい』からですね。もう大げさなんですけど、生かしてもらってね、やることがあるんですよ。Hi-STANDARDやNAMBA69がありますけど、僕は音楽をやるために生きていたんで。もし本当にやることなかったら、音楽やれてない状態で何もやることもない。そうなるとたぶん僕、生きれてないんですよ。寂しくなっちゃって。今、やっぱやることがあるんですよね。もうお金じゃないんですよ。もう(私財を)投じるし、もう『生きれる』がいいんですよ」
そしてもう一つ、難波の背中を強く押すのが「責任」だという。
「あと責任なんですよ。やっぱ背負っちゃってるから。2度目のクラファン(浅草店出店にあたり、クラウドファンディングを実施=6月18日まで)やってるのも、わざと背負いたいのかもしれないんですよ。責任を持ちたいんすよね。生きる責任。本当みんなにお返ししたいんですよね。僕はこれからもやっぱり、おいしいラーメンを提供すること、浅草でも笑顔を作ることだけを求めて。あとは、ここで働いてくれてる人たちに幸せになってもらいたい。いい感じになってもらいたい。本当にそれだけですね」
Hi-STANDARD/NAMBA69”音楽活動”への思い
「Hi-STANDARDを待ってる人、たくさんいると思うんですよ。それも責任なんです。だからもちろん、諦めてないし、そこに向かうし。NAMBA69もそうです。全部背負っていきたいんですよね」
これだけ忙しい日々を送りながらも、難波は近況について、「もちろん曲作ってますね。めちゃくちゃ作ってます」「この経験や3年間の気持ちとか整理するためにも言葉書いてるし、それがきっと歌詞になっていったり、発するメッセージになっていくのかなと思う」と語る。そして、SNSなどを通じて届く、ファンからの音楽活動を望む声もしっかりと目を通し、「めちゃくちゃありがたい」と話す。
「俺はもういつでも“Ready”だし、(Hi-STANDARDの横山)健くんとは、すごい連絡取りあって、いつでもそういう話をしてる。Xの1番上(難波のXのアカウントに表示されている固定ポスト)に、『Hi-STANDARD NEVER ENDS...Akihiro Namba』て書いてあるんです。もちろんなんですよ。終わっちゃいないです、何も。
皆さん、Hi-STANDARD/NAMBA69を好きでいてくれた方は、『ラーメン屋さんもいいけど、音楽やってくれよ』って本当に思ってくれているのも分かってるんですよ。やりたいんですよ、俺は1番。やりたいんですけど、今そういう状況にあるっていう。でもそれも理解していただいてると思うし。だけど、『もちろん行きますよ!』という気持ちですね」
2016年、Hi-STANDARDがノンプロモーションで突如リリースした16年ぶりのシングル『ANOTHER STARTING LINE』の発表時、アーティスト写真で浅草・雷門の前に笑顔で並ぶ3人の姿が印象的だった。あれから9年、その浅草で難波は新たなスタートを切る。
インフォメーション
https://ubgoe.com/projects/823(外部サイト)
「なみ福」X
@niigatanamifuku(外部サイト)
「なみ福」インスタグラム
@niigatanamifuku(外部サイト)
■メディア情報
『水曜見ナイト』(BSN新潟放送)
【特集】難波章浩の新プロジェクト「新潟ラーメンを世界へ!」
6月4日(水)午後7時〜8時
※「TVer」で6日(金)正午から配信予定
『水曜見ナイト』(BSN新潟放送)
【特集】難波章浩の新プロジェクト「新潟ラーメンを世界へ!」
6月4日(水)午後7時〜8時
※「TVer」で6日(金)正午から配信予定