ORICON NEWS
日向坂46は「母校のよう」宮田愛萌、アイドル卒業も人生の「学び」に 初小説集への思いは“五・七・五”で
卒業後は本に関わる活動をしていきたいと語る宮田に、初小説集への思いや、2期生として約5年半アイドル活動を続けて学んだことや、日向坂46がどんな存在だったのかを聞くとともに、最後には本作への思いを「五・七・五」でまとめてもらった。
『枕草子』に憧れ文学の世界へ 自身初小説集に興奮「これがたまらなくて…」
宮田文章を書くことは好きで、本の形で小説を書けたらなとはずっと思っていました。これの前に『羨望』っていう短編小説を出させて頂いたり、『日向坂で会いましょう』(テレビ東京)という番組でも、企画で書き出しを書いてみたことがあって。その時にすごいみんなが褒めてくれて、それでやってみたいなっていう風に思うようになりました。
――プライベートでも物語を書くことはあるんですか?
宮田たまに書くことはありますが、私の中で文章としての“憧れ”みたいなものは、やっぱり『枕草子』ですかね。
――宮田さんらしいですね。
宮田『枕草子』を読んだ時にすごい面白いなと思って、そこから文学の世界に引き込まれました。
宮田本だ!と思って(笑)。すごい細かいんですけど、新潮社さんなので、裏表紙にマル“S”が付くんですよ!これがたまらなくて、すごいテンションが上がりました!ラインのアイコンにしようかなっていうくらい感動して一番最初に見ました!
――小説集で印象深い作品は?
宮田『紅梅色』は私の大学の生活が元になっていて、リアルな大学生活を経て書けたものだと思ってるので、すごい印象に残っています。授業を受けてる感じとか、レジュメの作り方とかは、めちゃめちゃ私がやってたことですね。だから、大学生の方の参考になるんじゃないかなって思います。