先ごろ、筋肉だけではない健康的なボディの美しさを競うコンテスト『ベストボディ・ジャパン（BBJ）』の千葉大会が開催された。フィットネスモデル部門のレディースクラス（18歳〜39歳）に出場したIT企業勤務の倉田怜奈さん（26）は、ボディメイクで5キロの減量に成功した。『ファイナルファンタジー』のティファ・ロックハートのような身体になりたいと言う彼女が、鍛え抜かれた美しいボディを披露した。

男性から「めっちゃスタイルいいね」と言われるようになった

――ボディメイクを始めたきっかけを教えてください。

倉田怜奈さん　もともと太っていたので、ダイエット目的でトレーニングを始めました。一番太っていた頃より5キロ痩せました。

――太っていた頃に日常生活で困ったことはありましたか？

倉田怜奈さん　転職活動をしようと思って学生時代のリクルートスーツを着たら、スカートのホックがはまらなかったんです。それが、本当にショックで…。それからダイエットを決意して、スポーツジムに通い始めました。

――痩せたことで、周囲の反応は変わりましたか？

倉田怜奈さん　「キレイになったね」「女の子らしくなったね」と言われることが増えました。あと、モテるようになりました。ボディメイクを始めたことで、男性から「めっちゃスタイルいいね」と言われるようになりました。

――同性からは、どのような言葉をかけられましたか？

倉田怜奈さん　「ボディメイクのコツを教えてほしい」といった相談を受けることが多くなりました。いろいろと相談を受けるようになって、周囲の人から頼られているんだなと感じられるので、すごくうれしいです。それと私は、職場でもプロテインを飲んでいるのですが、最初の頃はみんなドン引きしていました（笑）。

「ステージの上でキラキラしたい…」トレーニングで鍛えた“お尻”が自慢

――ボディメイクで精神的な変化もありましたか？

倉田怜奈さん　細かいことで悩むことがなくなりました。考え方がポジティブになったように思います。日常生活で困難に直面することもありますが、それを前向きに捉えて、どのようにすれば良くなるのかを考えられるようになりました。

――いま最も自信のあるボディパーツを教えてください。

倉田怜奈さん　トレーニングで鍛えてきたお尻が自慢です。

――トレーニングの魅力とはどんなところでしょうか？

倉田怜奈さん　筋トレ自体が楽しいというのはあるのですが、筋トレ関連のSNSを見ていると、コンテストやステージで活躍している人たちがたくさんいるんですよね。ステージの上でキラキラしている人を見て、「自分が頑張ったことの先にこんな世界があるんだ」とワクワクできることです。私もステージの上でキラキラしたくて大会出場を決めました。

――憧れの有名人やキャラクターはいますか？

倉田怜奈さん　私はゲームが大好きなので、『ファイナルファンタジー』シリーズのティファ・ロックハートのようなスタイルになりたいですね。すごく憧れています。

（文／地原緑　写真／片山よしお）

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