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「周りから感じる愛が、5年間がんばってきた証」日向坂46渡邉美穂のアイドル人生 卒業決断は「うれしい成長」
日向坂46の渡邉美穂としてじゃなくて、“渡邉美穂”として知ってもらえるチャンス
渡邉アイドルだった事実は変わらないので、「元アイドル」と言われることに特に抵抗はないです。でも私は、これまでの先輩たちに比べたら、まだまだ全然だと思うんです。逆に、それは日向坂46の渡邉美穂としてじゃなくて、“渡邉美穂”として知ってもらえるチャンスなのでもあるのかなって。自分なりの歩き方で頑張って行こうかなと思います。
――では、そんな渡邉さんが思い描く将来像とはどんなものなのでしょうか。
渡邉人間として応援されるような人になりたい。応援したいって思ってもらえるように一生懸命頑張っていきたいし、後は全部のことを楽しみたいです!
卒業後は新しいことに“挑戦”ではなく、やってきたことを“追求”
渡邉お笑いはもともと大好きですし、関わっていけるなら関わっていきたいです。ひなあい(『日向坂で会いましょう』テレビ東京)では、普通じゃやらないだろうなということもやってきたので(笑)、それもうまく生かして、良いバランスでやっていきたいと思います。
――いろんな経験をされてきた渡邉さんですが、アイドルだったときはできなかったけど、これから挑戦してみたいことはありますか?
渡邉難しいです! アイドルってほんとに全部やらせてもらえる場所だったので。お仕事のジャンルでいったら一番いろんなことができる。“これまでできなかったこと”ではなくて、アイドルとして“これまでやってきたこと”をひとり立ちして極めていくっていうほうがしっくりくるのかなって。演技で言うと、グループで出演させていただいた作品もあったんですけど、これからは一人で出るしかないので、今まで以上に自分でいかに深く、もっと追求できるかってところを頑張っていきたいです。
――なるほど。そんな日向坂46にいて一番よかったと思うことはなんでしょうか。
渡邉かけがいのない仲間に出会えたことは財産だなと思います。年齢も生まれも違うし、ここじゃなきゃ出会わなかった人たちなので、そんな人たちと共にこの数年間を過ごせたのは一生の宝ものだと思います。あと、普通に生きていたら経験できないようなことをいっぱい経験してきたので、人生経験を積めたかな。