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「“笑顔”を届けるのは音楽だけじゃない」日向坂46が導きだした“アイドルの役割”

 デビュー以来、リリースしたシングルすべてが1位を記録するなど、躍進を続けている日向坂46。今年はメンバー個々のバラエティ出演も目立ち、上半期だけで255本の番組出演を果たした。大喜利にボケ、ツッコミと果敢に挑戦する姿も見られるが、彼女たちも当初はアイドルになって笑いを求められるとは思っていなかった。それでも悩みながら自分たちのアイドル像を形成してきた彼女たち(丹生明里、松田好花、上村ひなの)に、バラエティへの考え方や、来年で5年目を迎える冠番組のMCを務めるオードリーの影響を聞いた。

「笑いを求められるとは…」ガチンコのバラエティに苦悩もあった冠番組

――もともとアイドルを目指してきて、グループに加入した当時はバラエティへの意欲というものはあったのでしょうか。

松田好花当初はたまに『けやかけ(欅って、書けない?)』にお邪魔して、テレビに映らせていただくだけでありがたくて、爪あとを残そうとか一切考えてなかったです。

丹生明里私はお笑いが好きで、『エンタの神様』とか『爆笑レッドカーペット』とかネタ番組はいっぱい観ていました。でも、アイドルになって笑いを求められるとは思ってなかったです(笑)。

上村ひなの私も『ロンドンハーツ』や『めちゃ×2イケてるッ!』を家族で観ていて、大好きでしたけど、自分がバラエティをやる未来は想像していませんでした。

――松田さんは、冠番組である『ひらがな推し』(現在は『日向坂で会いましょう』)の初回収録で“バレエを踊りながら芦田愛菜さんが言いそうもないことを言う”という特技を披露しました。「春日さんが使えないの」という台詞もありましたが、初回から飛ばしていましたね(笑)。

松田ただ“芦田愛菜さんのものまねをするやしろ優さんのものまね”だけだと面白くないので、何かを組み合わせたらどうだろうかと。私はクラシックバレエを10年以上やってきたので、踊って最後にものまねをすることにしたんです。オードリーさんと会ってすぐの収録であれをやるのは、本当に緊張しました。

――上村さんは、大喜利企画で泣いてしまったことがあるとか。

上村番組が始まった当初は、フリップを出したあとに「こういう答え方で合っているの?」とわからなくなって、休憩時間に号泣してしまう事件がありました(笑)。そういうことを言っていいのか、いろいろ苦悩しました。おしとやかで大口を開けて笑わないのがアイドルだと思っていたので(笑)。でも、今の時代はアイドルもバラエティにどんどん進出して、ボケたりもしていて。先輩たちのバラエティでの姿も見てきて、私も真剣に向き合いたい気持ちが自然と生まれました。

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