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「“笑顔”を届けるのは音楽だけじゃない」日向坂46が導きだした“アイドルの役割”
「たくさん失敗して欲しい」多くの“失敗”を糧にしてきたオードリーからの金言
丹生この前の収録で、私がフリップを出したら「勇気あるね」と言われました(笑)。あまり面白い答えじゃなかったときでも、そうやって言ってくれて。とりあえずいっぱいチャレンジする。何も言わないよりは、どんどん言ったほうがいい。そういうアドバイスのように感じました。
上村私は「たくさん失敗してほしい」と若林さんが言ってくれたのを覚えています。自由にやっていい場所があるなら、失敗する経験も積んだほうが成長できると。私はできるだけ目立たないようにしているタイプでしたけど、そう言われて、失敗してもいいから少しでも爪あとを残そうと思うようになりました。失敗してもオードリーさんがフォローしてくれるので後悔しないようになりました。
――松田さんも、番組で若林さんに「思った通り出せばいい」と言われていましたね。
松田あれは大きかったです。私は考えすぎてしまうタイプで、発言ひとつでも「これを言ったら、どうなるんだろう?」と迷っているうちに、次の話題に行ってしまうことが結構あって。それをなくしていけたらと思いました。言わないで後悔するより発言して後悔したほうがいいなと。
――バラエティでの活躍が、グループの躍進の要因になっていると感じますか。
丹生そう思います。私たちが出たバラエティをきっかけに、おひさま(日向坂46ファン)になったという方は結構いらっしゃって、本当に大きいです。
松田求めてくださる限りは、全力でやりたいと思っています。芸人さんばりにというのは難しいですが、私たちが発したことでその場が明るくなるととても嬉しいです。バラエティで何とか頑張れているのは冠番組のおかげなので、オードリーさんには感謝していますし、育てられているなと感じています。
――改名前の冠番組『ひらがな推し』のBlu-ray第2弾が元日に発売されます。約3〜4年前の番組が収録されますが、当時からさらに成長した日向坂46として、今後の『日向坂で会いましょう』での目標を教えてください。
松田番組が続くほど新しい企画は減っていますが、できるだけ新しいことを見出していけたらいいなと思います。またロケができるようになったら、やれることの幅も広がるので、それも楽しみに頑張り続けます。
上村以前『ひなあい』で雑誌の表紙も務めせていただいたように、番組で何かをなし遂げられたらいいですね。大きいことだと、街をジャックするとか。
丹生全国放送になったら地方のファンの方にも届けられますし、ゴールデンタイムにも憧れます。一般の人にも見ていただけて“好きなテレビ番組”に『ひなあい』が入ったら、めちゃめちゃ嬉しいだろうなと思います。
(取材・文/斉藤貴志)
第2弾「ひらがな推し」Blu-ray 全5タイトル同時発売決定
今回のBlu-ray 5タイトルは、金村美玖・丹生明里・松田好花・渡邉美穂・上村ひなのの5名が、2018年4月9日から2019年4月1日まで放送されていた「ひらがな推し」の中からファンの皆さんにお薦めしたい放送回をピックアップ!
第2弾「ひらがな推し」Blu-rayも、本編に加え、未公開映像、スタジオライブ、そして新撮トークも収録。けやき坂46時代からのファンはもちろん、日向坂46へ改名後にファンとなった方も楽しんでいただける作品となっている。
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