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妻夫木聡の一番好きな作品は? 手話を通した大学生の甘酸っぱい恋愛から、老舗洋食店の四兄弟の奮闘まで【#ファンに聞いてみた】

この記事は、LINE初の総合エンタメメディア「Fanthology!」とオリコンNewSの共同企画です。
⇒この記事をオリジナルページで読む(12月13日掲載)

12月13日に誕生日を迎えた俳優の妻夫木聡さん。これまでドラマや映画など数多くの話題作に出演し、抜群の演技力、圧倒的な存在感で多くの人を魅了しています。今回は、妻夫木さんが出演するオススメ作品をファンの方にアンケートし、5作品をピックアップ。ファンの熱い推しコメントとともに紹介します。

※物語の内容に触れる描写がありますのでご注意ください
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【悪人】清水祐一(しみず・ゆういち)

・2010年9月11日公開映画
・原作:『悪人』(吉田修一/朝日新聞出版)

芥川賞作家・吉田修一氏の同名小説を映画化。殺人を犯してしまった金髪の解体作業員・清水祐一と、それまで地道な生活を送っていた紳士服店の販売員・馬込光代(まごめ・みつよ/深津絵里さん)との出会いと愛情、そして逃避行を九州の情景とともに切々と描いた究極のヒューマンドラマです。

2011年の『第34回日本アカデミー賞』では妻夫木さんが主演男優賞、深津さんが主演女優賞に輝くなど、本作が最多5冠を獲得しました。妻夫木さんは授賞式で頬を濡らして「本当にうれしいです。自分が12年間役者をやってきた中で全身全霊を注いで演じた作品。個性がないと言われて悩んだ時期もあったし、自分らしさってなんだろうと自問しながら、自分を信じてやってきた集大成の作品で受賞できた」と声を震わせました。

【ファンの声】

「金髪の解体業者という役づくりのために、実際に解体業者の仕事をしてから、撮影に臨んだ。本気すぎる役づくりが圧巻な作品」

「あんなにイケメンなのに普通を演じられる演技力の高さに惹かれました」

「明るいイメージの抜けない彼が全く違う人でした。貧困のループ、どうしようもない閉塞感。重くて重くて映画の中の彼についつい同情してしまいそこにお母さんの子を想う姿に映画館で嗚咽堪えたのは初めてでした。アカデミー賞受賞の際は納得の号泣でした」

【天地人】直江兼続(なおえ・かねつぐ)

・2009年 NHK大河ドラマ

『天地人』は、上杉景勝(うえすぎ・かげかつ/北村一輝さん)に仕えた上杉家の家老・直江兼続の生涯を描いたドラマです。血なまぐさい欲望が渦巻く戦国の世で「愛」の兜を掲げ、一途に民と故郷を愛し、義を貫いた直江兼続の姿は異彩を放ちます。上杉謙信(うえすぎ・けんしん/阿部寛さん)との師弟関係、主君・景勝との信頼の絆、石田三成(いしだ・みつなり/小栗旬さん)との友情、年上女房・お船(おせん/常盤貴子さん)との情愛など、大いなる愛と誇りと勇気を現代によみがえらせるドラマです。

本作が大河ドラマ初出演にして初主演だった妻夫木さん。クランクアップ時には「1年2ヶ月くらい前に(クランク)インしてから本当にあっという間で、いまだに終わるってことを実感できないくらいこの現場が大好き。キャストみんなが良い人で、本当に愛のある現場でした」としみじみ振り返っていました。

【ファンの声】

「私が妻夫木さんを知り、好きになるきっかけになった作品です。愛の兜を選んだ直江兼続の思想と妻夫木さんの演じ方がぴったり合っていて、小学生ながらに感銘を受けたのを覚えてます!」

「直江兼続の生涯をひたむきに、尚且つ、人間味あふれる演技が素敵でした!」

「歴女の私としては、直江兼続を真摯に演じてくださったことと、やはり1年間、心身ともに頑張られたと思いますから、天地人を推させていただきます」

【怒り】藤田優馬(ふじた・ゆうま)

・2016年9月17日公開映画
・原作:『怒り』(吉田修一/中央公論新社)

SNSやモバイル機器の発達により、家族や友人、愛する人にさえも簡単に疑いの目を向けてしまう不信の時代に、ひとつの殺人事件をきっかけとして“信じること”という根源的な問いかけを投げかける群像ミステリーです。

劇中の東京のエリートサラリーマン・藤田優馬と、住所不定の男・大西直人(おおにし・なおと/綾野剛さん)は恋人同士で、同居しているという設定。完成報告会見で、妻夫木さんは、初共演の綾野さんについて「ひとつの作品に向かう姿勢っていうのが、こんなにも同じ目線でいられた人っていうのは初めてだった。その出会いには感謝しかなかった」と絶賛。「役作りで(新宿)二丁目に通ったり、剛と一緒に暮らしてみたりしました。だから、作品の中で剛と一緒に過ごした日々っていうのは、僕の中では真実みたいなものになっています」と充実した表情を浮かべていました。

『怒り』予告編

【ファンの声】

「全て素晴らしいですが 今でも目に浮かぶくらいの演技力で最高に素晴らしかった」

「同性愛者役を演じるために綾野さんと撮影時一緒のホテルに住んだエピソードと言い、この役は男の色気と切なさがすごかったです」

「この作品で完全に沼落ちしました。そこから妻夫木聡の色んな表情(役なども)翻弄されつづけております。面白いです。そして見る度に違う顔を見せてくれる俳優さんです。すっっっっきっ!!」

【ランチの女王】鍋島純三郎(なべしま・じゅんざぶろう)

・2002年7月期フジテレビ系ドラマ

洋食店「キッチンマカロニ」を舞台に、長男・鍋島健一郎(なべしま・けんいちろう/堤真一さん)の“婚約者”だという麦田なつみ(むぎた・なつみ/竹内結子さん)と鍋島4兄弟の恋模様、さまざまな出来事を通じて、なつみと鍋島家がだんだん家族になっていく過程を描いたホームラブコメディです。

妻夫木さんが演じた鍋島家三男の純三郎は、純情で真っすぐな性格。父から「キッチンマカロニ」伝統のデミグラスソースの味を守ることを一任されています。堤さんのほか、江口洋介さん、山下智久さんと4兄弟を演じており、キャスティングがあまりにも豪華で驚きですね。

【ファンの声】

「生真面目でしっかり者の弟役が似合ってました」

「どこか頼りない役柄が幼く主人公を一途に想う姿が可愛かった」

「同じ歳なので、ずっとキュンキュンさせてもらいました! 笑った時にくしゃっとなる優しい笑顔と話し方が好きです」

【オレンジデイズ】結城櫂(ゆうき・かい)

・2004年4月期TBS系ドラマ

大学生の結城櫂と聴覚を失った萩尾沙絵(はぎお・さえ/柴咲コウさん)の恋愛を、彼らを取り巻く友人たちとの交流を交えながら繊細なタッチで描いたラブストーリー。

本作では手話が大きなファクターとなっており、櫂は社会福祉心理学専攻のため手話を習得済み。沙絵はとても美しい顔立ちをしていますが、下品な手話を操るというユニークなキャラクターです。妻夫木さん、柴咲さんのほか、共演する白石美帆さん、風吹ジュンさん、小西真奈美さんも手話ができるという設定のため、5人は根気強くレッスンを重ね、クランクインに臨んだそうです。

大学を舞台にした青春ドラマの要素も併せ持っている本作。妻夫木さんはあるイベントで、自身が大学に行っていないことに触れ「大学というものに昔から憧れがあった。漠然とはしていますが、いつか自分の時間ができた時に、大学に行こうかなと思っているんです」と笑顔で語っていました。

【ファンの声】

「とにかくかっこよすぎて櫂くんが大学にいたら絶対好きになります!」

「柴咲コウさん演じるサエに『好きだー!!』と全力で叫ぶシーンが大好きです」

「妻夫木聡さんと言えばこれ! 海辺での叫ぶシーンが忘れられません!」
上記作品のほかにも、映画『ジョゼと虎と魚たち』『ウォーターボーイズ』、ドラマ『池袋ウエストゲートパーク』(TBS系)などを推す声がありました。こうやって振り返ると、妻夫木さんの“演技の幅”に驚かされます。これからどんな作品に出演し、どんな演技を見せてくれるのか、今後の活躍が楽しみでなりませんね!
この記事について
この記事は、LINE初の総合エンタメメディア「Fanthology!」とオリコンNewSの共同企画です。
俳優・歌手・芸人・タレントらの趣味嗜好を深堀りしつつ、ファンの「好き」を応援。今後、さらに気になる人の「これまで」と「これから」をお届けしていきます。
⇒この記事をオリジナルページで読む(12月13日掲載)

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