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内野聖陽の一番好きな作品は? 幕末を駆け抜けた泥臭い偉人役から、物腰柔らかな美容師役まで【#ファンに聞いてみた】

この記事は、LINE初の総合エンタメメディア「Fanthology!」とオリコンNewSの共同企画です。
⇒この記事をオリジナルページで読む(11月4日掲載)

(撮影:松尾夏樹) (C)ORICON NewS inc.

11月3日公開の映画『劇場版 きのう何食べた?』に西島秀俊さんとW主演している内野聖陽さん。ドラマや映画など数多くの話題作に出演し、硬軟自在な演技力で存在感を発揮しています。今回はそんな内野さん出演の「一番好きな作品」をテーマにアンケートを実施(※)。ランキングのトップ5を、ファンの熱い推しコメントとともに紹介します。

※物語の内容に触れる描写がありますのでご注意ください
※ORICON NEWS公式Twitterアカウントにて実施 総票数:95

5位(6票)【おかえりモネ】永浦耕治(ながうら・こうじ)

・2021年度前期NHK連続テレビ小説

本作は、宮城・気仙沼で生まれ育ち、将来を模索していたヒロイン・永浦百音(ながうら・ももね/清原果耶さん)が、天気予報を通して人々の役に立ちたいと気象予報士の資格を取り、上京。防災や経済、さまざまな問題が天候にかかわっていることを学び、故郷や家族、仲間のために何ができるかを考えながら成長していく物語です。
内野さんは百音の父・永浦耕治役で出演。『きのう何食べた?』で共演している西島秀俊さんと、このドラマでも共演したことで話題になりました。内野さんは「こっちは耕治の役でいると、西島さんはおふざけで映画の役名(ケンジ)とかで呼んでこられたのでモゾモゾしました(笑)」と明かし、西島さんも「その役の印象が強かったんですよね(笑)。内野さんは徹底的に役作りをされて現場に入られるので、(『きのう何食べた?』の)映画での役の雰囲気はまったくありません」とコメントしていました。
【ファンの声】

「丁寧で繊細なお芝居に一気にファンになりました。内野聖陽さんのすてきだと思うことは、演じることがとてもお好きで、さらにその演じる役の奥深いところまで考えて表現してくださることです。どの作品の内野さんも本当にすてきで選びきれませんでしたが、私がファンになったきっかけの『永浦耕治』さんは、最終回を迎えても私の心の中で支え続けてくれる、朝ドラ史上最高のお父さんだと思います! 大好きです!」

「役というより実在する人物の「人生」を魅せてくれる方です」

「永浦耕治役、娘大好き、愛妻家、仕事できる良いお父さんがいいね」

4位(7票)【不機嫌なジーン】南原孝史(みなみはら・たかし)

内野聖陽(2014年撮影)(C)ORICON NewS inc.

内野聖陽(2014年撮影)(C)ORICON NewS inc.

・2005年1月期フジテレビ系ドラマ

竹内結子さん演じる主人公の蒼井仁子(あおい・よしこ)は、動物行動学を学ぶ学者の卵です。以前の苦い恋愛経験から、「『男性=オス』は絶対に浮気をする生き物。でも、オスが悪いんじゃなくて、オスの遺伝子(=ジーン)が自らを複製していくために指令を出して人間を操っているのだから仕方ない」といった生物学の通説を信じていますが、名前が“じんこ”と読めることから、皮肉にもあだ名は「ジーン」。そんな仁子が日々、恋に研究に四苦八苦するラブストーリーです。

内野さんが演じたのは、日本科学学界の将来を担う気鋭の学者・南原孝史です。「人が消えても地球は何も困らない」という信念を持つ変わり者で、専門は動物行動学、分子生物学、集団遺伝子学と多岐にわたります。元苦学生でさびしがりやの女ったらしという役どころで、女遊びをしながら仁子にアプローチしていましたが、本気で惹かれていることに気付き、交際に発展します。プロポーズ後に仁子の迷いを察知し、自らさよならを切り出す悲しい別れが話題になりました。

【ファンの声】

「とにかく南原教授が、人間性が豊かで陰も陽もあり、非常に魅力的で忘れられません」

「男のエゴ丸出しの南原教授。でも、やっぱり憎めないのが内野さんの演技の巧さです。仁子役の竹内結子さんとの掛け合いが本当に最高でした。ラストでまさか2人が別れるとは…… 切なすぎて号泣しました」

「頭脳明晰でルックスも良くてモテるのに本当に好きな人に対しては不器用で素直になれない南原教授が大好きでした。特に終盤の、仁子がガラスの破片で怪我をした際に病院に駆けつけてオダギリジョーさん演じる勝田さんを一喝するシーンがめちゃくちゃカッコよくて大好きでした」

3位(9票)【きのう何食べた?】矢吹賢二(やぶき・けんじ/通称・ケンジ)

・2019年4月期テレビ東京系ドラマ、2020年1月放送テレビ東京系スペシャルドラマ
・2021年11月3日公開映画
・原作:『きのう何食べた?』(よしながふみ/講談社)

西島秀俊さん演じる弁護士の“シロさん”こと筧史朗(かけい・しろう)と、内野聖陽さん演じる美容師の“ケンジ”こと矢吹賢二。恋人同士として一つ屋根の下で暮らす2人のほろ苦くもあたたかい毎日を、食卓を中心に描いていくドラマです。
ケンジは明るい性格で人当たりが良く、ゲイであることを隠さずに生活しています。几帳面な性格で、ゲイであることを隠して働くシロさんとは対照的です。本作品の注目ポイントは、このナイスカップルのやり取りが、いちいちかわいいこと。おいしそうな手料理を囲む2人のほっこりするやり取り一つひとつが、ファンたちの心をがっつり掴みました。
【ファンの声】

「ケンジにしか見えない!というのはもちろん、何よりも西島秀俊さんとの息がぴったりだったことに驚かされました!」

「お互いにお互いを思いやりながら一緒に暮らしているシロさんとケンジを見ているととても温かい気持ちになります!」

「いつもは男らしい役が多い内野さんが、ケンジを柔らかくしなやかに演じた演技力」

2位(10票)【臨場】倉石義男(くらいし・よしお)

・テレビ朝日系ドラマ 第一章:2009年4月期、続章:2010年4月期
・2012年6月30日公開映画
・原作:『臨場』(横山秀夫/光文社)

『半落ち』『クライマーズ・ハイ』などで知られる作家・横山秀夫氏の『臨場』を原作とするシリーズで、捜査刑事よりも先に事件現場に駆けつけ、初動捜査(=臨場)で犠牲者の死因や事件性を見極める検視官を描いています。内野さんは、「遺体の人生を根こそぎ拾う」をモットーに掲げ、強烈な個性で周囲を引っ張る型破りな検視官・倉石を好演しました。

2009年に放送された第一章のドラマは、平均視聴率14.5%を記録。2010年に放送された続章では、同年の民放連続ドラマのトップである平均視聴率17.6%を記録するとともに、NHKも含めて全放送回が16%以上を記録した同年唯一の連続ドラマとなる人気ぶり。劇場版もヒットしました。

『臨場 劇場版』予告

【ファンの声】

「内野さんの観察力、人間らしさ。脇を固める役者の演技力」

「男臭さ全開でいて繊細なところ」

「文句なく格好良い」

1位(26票)【JIN-仁-】坂本龍馬(さかもと・りょうま)

・TBS系ドラマ 第一期:2009年10月期、第二期(完結編):2011年4月期
・原作:『JIN-仁-』(村上もとか/集英社)

大沢たかおさん演じる脳外科医の主人公・南方仁(みなかた・じん)が、ある事件をきっかけに幕末にタイムスリップし、医療器具もままならない時代で、“命の尊さ”と真摯に向き合う姿を描いています。内野さんは、物語のカギを握り、仁を支える坂本龍馬役を好演。彼が死の床で未来の日本に思いをはせるラストシーンは、涙なしに見られないファンが続出しました。

また、この作品やスタッフ・キャストは国内外で高い評価を獲得。東京国際ドラマアウォード、ギャラクシー賞、橋田賞など日本を代表する賞を総なめしたほか、カンヌで開催されるミプコム(MIPCOM)・バイヤーズ・アワード、ソウルドラマアワードなど、2クールで全43冠を達成する快挙を成し遂げました。
【ファンの声】

「もう坂本龍馬のイメージは内野さんで固定されました」

「坂本龍馬のインパクトは強烈でした。泥臭く、生き生きとして、龍馬ってほんとうにこうだったんじゃない?という存在感が素晴らしかった。ひょっとしたら生き延びるのではと期待してしまい、暗殺の回は翌日まで思い出し泣きしていました。内野さんにはまった、自分にとっての記念すべき作品です」

「内野聖陽さんに出会ったドラマで、初めて歴史上の人物に恋をした作品です。こんなにも胸を鷲掴みにしてくる役者さんが居るのかと、毎週が興奮と至福の時間でした。いつの世にも変わらず必要な、諦めない“本物の行動力”と“人間は欲を活力にして生きていける”という熱い心を見せてくださいました。それから内野さんの他の作品を巡るようになり、今では内野さんの生き方や演技は自分の目標になり、生き甲斐になって、生きる事の喜びになっています」

劇場版『きのう何食べた?』予告

そのほか、『ゴンゾウ 伝説の刑事』黒木俊英役や『とんび』市川安男役にも熱いコメントが集まりました。西島秀俊さんとは、2位となったドラマ『きのう何食べた?』に続き、朝ドラ『おかえりモネ』を経て、劇場版『きのう何食べた?』でふたたび共演しています。ケンジがハマり役と名高い内野さんが、今度はどんな演技を見せてくれるのか楽しみですね。
この記事について
この記事は、LINE初の総合エンタメメディア「Fanthology!」とオリコンNewSの共同企画です。
俳優・歌手・芸人・タレントらの趣味嗜好を深堀りしつつ、ファンの「好き」を応援。今後、さらに気になる人の「これまで」と「これから」をお届けしていきます。
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