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「最高の癒しがこんなに身近に!」スズメの愛くるしい仕草に反響、写真家語る魅力
「まるで人間社会の縮図?」ハマったきっかけは、スズメの社会がみせる”ドラマ”
中野さん野鳥ファンや、小鳥を飼っている方にも楽しんでいただいています。意外ですが、特に香港や台湾など海外の方からの反響も大きく、定期的に情報サイトで取り上げていただいてます。あちらはスズメや小鳥のファンが多いんですね。フォロワーさんのかなりの割合を占めています。
――スズメの魅力にハマったきっかけはなんだったのでしょうか。
中野さん写真が好きで被写体を探していた時に、たまたま公園に群がるスズメを見かけて撮ってみたんです。すると、いろんなかわいい仕草が撮れました。スズメは地味でありきたりな鳥と思われがちですが、その小さな集団の中でいろんなドラマが巻き起こっています。そんな姿にハマっちゃいました。
――日本人にとっては馴染み深くて日常的な存在である一方で、実はあまり知らない存在でもあるんじゃないでしょうか。中野さんからみて、スズメはどんな鳥ですか。
中野さんスズメは集団で生活する鳥なのですごく社会的な生き物です。だから寒いと集団で寄り添ったりします。反対に近づきすぎると小競り合いしたりして、まるで人間社会の縮図を見てるみたいなんです。
――寒くなってきて、寄り添う姿もたくさん見ることができそうですね。
中野さんこれからの季節は、まんまるでふわふわになったスズメがたくさん連なっている姿にぜひ、注目してもらいたいですね。
「地味だけども実は独特なデザイン」と「仕草」が魅力、頭がよいと感じる一面も
中野さんスズメは地味だけども、実は独特のデザインで愛くるしい顔つきをしています。ほっぺたの斑点もたまりません。そしてなによりも見かけだけじゃなく、野生とは思えないほど仕草がかわいいところですね。
――中野さんの写真をみていると、スズメってさまざまな仕草をしているんだなあと驚きます。
中野さん1日1500枚〜3000枚くらい撮影しています。躍動的な写真を撮る時には連写も使ったりします。でも決定的瞬間を撮ろうと思うと、半年間に1枚あるかないかです。
――主にどんなところで撮影をしているのでしょうか?
中野さん撮影場所は、近所の公園がメインです。スズメは非常に頭が良く、人の顔や体型などを覚えてくれます。覚えて慣れてくるとかなり近寄れるので、特定の場所の群れと長く付き合うようにしています。それ以外では遠征というほどではありませんが、秋の群れを撮影するために田園地帯で撮ったりもします。
――撮影の際に心がけていることはありますか?
中野さんいい写真を撮ろうとせず、とにかくありのままの姿をたくさん撮ることでしょうか。あとは「スズメと友達になること」それが一番ですね。なかなか難しいですけど。
――今後、どのような撮影に挑戦してみたいですか?
中野さんスズメ以外の野鳥とのツーショット写真たくさん撮りたいですね。他にもトンボや昆虫を追いかける瞬間なんかも撮ってみたいです。
中野さとるさんのアカウント
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「にっぽんスズメ歳時記」など カンゼン(外部サイト)
「スズメからの贈り物」 エクスナレッジ
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