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どことなく哀愁が漂う「おっさんみたいな鳥」「キツネ人間」のマンガが憎めなさすぎる

古今東西、動物を擬人化したキャラクターが登場する漫画はたくさんあるが、キャラクターを擬人化ならぬ「擬鳥化」「擬キツネ化」した変わり種の漫画が人気を博している。その1作目は「擬鳥化」漫画で、タイトルはズバリ「ワカルトリ」。主人公のワカルトリは、屁理屈をこねる、ちょっぴりひねくれ者のおっさんみたいな大学生だが、外見はスズメそのもの!? さらにガールフレンドのオン子やミーハーな先輩など、キャラクターは全部鳥の姿にして登場する。

作者自身の「ひねくれている部分や面倒くさがりの部分」を、主人公が表現

 「擬鳥化」とはあまりに奇抜すぎる設定だが、これはいかにして生まれたのか? 作者の柴田賢志郎さんによると、「2年ほど前にTwitterで4コマ漫画を投稿しようと思ったとき、『何かキャッチーなデザインはないかなー?』と考えていました。机の偶々にスズメのフィギュアを置いていたので、『スズメ人間にしよう。鳥好きだし』となりました」

 本編では、ワカルトリが深夜のコンビニで立ち読みを諦めたり、新作カップラーメンの味チョイスで失敗するなど、「あるある感」満載の日常が描かれる。「”あるある”はそんなに多くないと思いますが……(笑)。内容については、多少誇張していますが、大体は僕の実体験です。主人公のワカルトリは、ほとんど僕です。僕のひねくれている部分や面倒くさがりの部分を、彼が代わって表現してくれています」。

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