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「ただいま」…“帰ってきた猫”に涙が止まらない、国内外の愛猫家から反響「虹の橋を渡った後もそばにいてくれている」
泣くことすらできない飼い主にそっと寄り添う、猫のイラストに88万のいいね
こじろーさん 正直、驚いております。読み切れないほどのたくさんのコメント、見たことない海外の文字、本当にたくさんの人に見ていただいたんだなとじわじわと実感しました。
――コメントは2000件以上寄せられましたね。おっしゃるとおり、海外から寄せられた声も多かったですが。
こじろーさん たくさんの言語の感想や、猫の写真が送られてきました。みんな大事にされていた子ばかりで、読んでいるこちらもとても胸があたたかくなりました。
――本作のシチュエーションについて教えてください。
こじろーさん 愛猫が死んでしまい、もう泣くことすらできなかった女性に、帰ってきた猫がそっと寄り添う、というシーンを描きました。
――どのような考えで描かれたものでしょうか?
こじろーさん お盆の日に帰ってくるのが人間の魂だけではなく、大事にされていた犬や猫も帰ってきていたらいいのに…という思いで描きました。
――寄せられたコメントには、「自分も亡くなった猫の気配を感じたことがある」「こういうことがあると信じている」との声も多かったです。こじろーさん自身も、そのようなことがある、あってほしいと思いますか?
こじろーさん 「信じている」というよりも、「こうであったらいいのに」という思いの方が強いです。コメントを読むたびに「この人の隣にいてくれてたらいいのに」と思っています。
「『ただいま』と言われてきた生き物はみんな愛された証」
こじろーさん 猫が生きている間、たくさん言われてきたであろう言葉なのかなと思い、そのままタイトルにしています。「ただいま」と言われてきた生き物はみんな愛された証だと思い、飼い主に寄り添う猫にこだわりました。
――ご自身でも、猫や動物とのエピソードや思い出があるのでしょうか?
こじろーさん 猫はお迎えしたことないのですが、小さいころハムスターが家にいました。短い命だとわかったうえで一緒にいたのですが、いなくなってしまったとき、本当に悲しかったのは今でも忘れられません。
――最後に、本作で伝えたいこと、ユーザーへのメッセージを教えてください。
こじろーさん たくさん見ていただき、また、たくさんのコメントをいただき、ありがとうございます。コメントをいただいたとおり、虹の橋を渡った後もそばにいてくれていると思います。近くに大事な子がいる方は、最後まで幸せにしてあげてほしいですし、失ってしまった方は、ときどき思い出してあげてほしいと思います。
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