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「サバイバル生活送るアイドル」の体を張った“生き残り”術、アウトドアブームへの懸念点も語る

かほなん

アウトドアブームの裏側で問題点も、山購入や女性キャンパーの不安にアドバイス

――先日、著書『アウトドアが100倍楽しくなる! さばいどるのワイルドキャンプ』(すばる舎)を発表しました。

かほなん 私のキャンプは、自分で火起こしをしたり、薪割りをしたりと、ちょっとワイルドな“サバイバル要素”が含まれていますが、そんなテイストを生かしたキャンプ本を出したかったんです。2016年頃から「目指すは無人島生活」と言っているんですけど、そこに向けての途中経過報告も兼ねて、「こんなスキルがつきました。皆さんに共有します!」という感じです。

――最近はアウトドアブームで、女性でもソロキャンプに挑戦する人も多いです。一方で、SNSなどでは「せっかく1人でキャンプに来たのに、男性から声をかけられて面倒」「つきまとわれて怖かった」といった声もあります。同じ女性として、どう気を付けたらいいと思いますか?

かほなん 無料のキャンプ場だとどんな人がいるかわからなくて不安だと思うので、私だったら、管理人さんがいて、利用者は名前を明記するような有料のキャンプ場に行きます。テントを張る時も、管理棟の近くとか、奥まった場所ではなくファミリー客の隣に張るとか。叫んだら誰かが来てくれるような場所がいいと思いますね。あとは、SNSで「どこどこなう」と場所を知らせないこと。自分を守るために、気をつけてほしいです」

――かほなんさん自身は、危ない目に遭ったことはないんですか?

かほなん とくにないですね。朝、カラスに間近で鳴かれて起こされたり、サルに石を投げられたりはしましたけど(笑)。死ぬかと思うほどの危ない目には、遭ったことはないです。やっぱり、事前に対策をすることが重要だと思います。熊避けスプレーも必携ですしね。

――また、近頃ではアウトドア用に山を買う人も増えているとか。かほなんさんも20代にして山を購入していますが、なにか注意点は?

かほなん よく言われますけど、山って維持するのがとても大変。雑草一つとっても、すごいスピードで伸びるから行くたびに草刈りは必須ですね。「キャンプ場を買った」というつもりでいると、つらくなってしまうかもしれない。「草刈りも楽しい!」と思えるような好奇心を持っていた方がいいと思います。

災害時にも役立つ知識、「アイドルとしての生き残り」もかけて

かほなん

――これまでワイルドキャンプをやってきて、良かったと思うことは?

かほなん 一人で何でもやってきたので、「斧で薪が割れる」「チェーンソーで木を倒せる」など、普通に生活していたら身につかないスキルがついたことです。災害が起きても、田舎暮らしや無人島生活でも、対応できるんじゃないかなと。たとえ水が出なくなっても、生き残る自信はあります(笑)。そういうメンタルの強さも身につけられました。

――各地で災害が多いですが、やはりサバイバルのスキルは役立つんですね。

かほなん そうですね。たとえば、電気がつかない、ガスが止まったという時にも、屋外でご飯を炊く、料理を作るというスキルがあれば対応できますよね。登山の際に持って行っていくアルファ米(水や湯をそそぐだけで食べられる米)、ミニ浄水器なんかも役に立つと思います。

――それは頼もしいですね! でも変な話、男性などから「一人で生きていけそうだね」と言われてしまいそうな…。

かほなん はい、その通りだと思います(笑)。最近ファンの方から、「無人島に何か一つ持っていくなら、かほなん」と言われましたが、最高の誉め言葉だと思ってます!

――現在の活動は、こうしたアウトドア活動がメインですか?

かほなん キャンプ、釣り、登山など月の3分の1はアウトドアで、ほかに編集をしたり。生活のすべてを「さばいどる」に捧げています。「さばいどる」はアウトドア的なサバイバルだけではなく、「アイドルとして生き残る」という意味もあって。アイドルとしても生き残って、将来はいろいろなトークもできるマルチタレントを目指したいです。

――今、特に力を入れている活動は?

かほなん 今、車を改造して車中泊をしながら、で47都道府県制覇の旅に出ています。いろんな土地でアウトドアをして動画に上げていくので、観てくれた方が「行ってみたいな」と思ってくれたら、町おこしにもなるんじゃないかなって。

――動画を観る人、本書でアウトドアに興味を持つ人に伝えたいことは?

かほなん 8月26日にもう一冊、『飯ごうレシピ マスターブック』(立東舎)というレシピ本を出します。飯ごうの同時調理とかいろんな料理を研究しているので、そちらも良かったら読んでください。今後も無人島生活を目指していろんな活動をして、YouTubeで流していきます。応援よろしくお願いします!


『アウトドアが100倍楽しくなる! さばいどるのワイルドキャンプ』(外部サイト)
すばる舎 刊

『飯ごうレシピマスターブック 最強クッカーでおいしいソロキャン時間!』(外部サイト)
立東舎 刊

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