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『マルモ』から10年…鈴木福の現在地「いつまでも“福くん”と呼んでほしい」

オリジナル楽曲「天才じゃなくても」を谷花音とのコンビで歌い上げた鈴木福

オリジナル楽曲「天才じゃなくても」を谷花音とのコンビで歌い上げた鈴木福

 俳優として、また、数々のバラエティ番組等でも活躍中の鈴木福。5日には、自身が出演するYouTubeチャンネル『ピカいちCHANNEL』にて、谷花音とのコンビ楽曲「天才じゃなくても」のMVを公開。同チャンネルでは水生カメムシのタガメを食べるなど体を張る姿も見せている。芦田愛菜と共演し話題を呼んだ『マルモのおきて』(2011年/フジテレビ系)から10年が経ち、16歳になった鈴木に、目指す道を聞いた。
――「天才じゃなくても」には全国の悩める学生に向けてのメッセージが込められているそうですね。

鈴木福僕と、のんちゃん(花音)、それぞれのイメージに合わせて書いてもらっているんですが、「僕は演劇の俳優だ」「君も演劇の俳優だ」という哲学的なフレーズに、「他人の目や評価を気にしなくていい」「物語の主役はあなたなんだ」といったメッセージを込めています。『僕はこうだけど、みんなはこうだよな』『そんなにうまくいかないよ』とか、いろんな人の思いの真ん中にある曲だなと思います。このお仕事をしているとたまにストレスを感じることもありますが、自分自身はポジティブで、気分が落ちる時はあまりないですね。

――気分が落ちそうなときにそれを変えるコツなどあるんでしょうか。

鈴木福僕の場合、仕事と学校の両立でストレスはあったと思うんです。でも、友達がいて、小学5年生からは野球もあって、お仕事の人とのつながりもあって、いろんな人とお話ができたり、バラエティに出たり、楽しい場所がいっぱいあったんです。だから忙しくても気分が落ちなかったんじゃないかと思います。僕はすごく多趣味なので、好きなことがたくさんある分、この曲みたいに「そんなにうまくいかないよ」と思うこともあるけど、その一方で「なるようになるさ」的感覚がずっとあるんです。

――最近は『ピカいちCHANNEL』でも歌ってみた動画を投稿したり、音楽グループ・SUZUKI5として「きっと福がくる」を配信したりと、音楽面でも積極的に活動されてますね。

鈴木福自分的にはまだ「歌手」ができている気はしないんです。俳優としての鈴木福が歌っているだけで。これまであまり言っていないんですが、僕は“何でも屋さん”を目指しているので。歌うことにも、音楽制作にも興味があるし、もっと勉強していきたいなと思っています。ただ、問題は声変わりがまだ落ち着いていないところ。僕の場合80%くらいまでいってから、徐々に100%までの道をたどっている感じです。

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