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自宅からの応援配信が話題…箱根駅伝“二宮のフリーザ軍団”が明かす「復活のF」への想い

 正月の風物詩『東京箱根間往復大学駅伝競走』(通称=箱根駅伝)には、さまざまな見どころがある。特に近年注目を集めているのが、復路の「二宮」の定点カメラに映りこむ、アニメ『ドラゴンボール』のフリーザのコスプレをした人々。沿道で応援する“軍団”の存在感と熱のこもった応援に、SNSを中心に盛り上がりを見せている。今年はコロナ禍のため、沿道での応援自粛が求められ、軍団のひとりシャケーザさん(@youkaininngenn)は、自宅で観戦しその様子を生配信。無理に現場に出向かない姿勢が、SNSなどで賞賛された。一体どんな想いで当日を迎えたのか、また来年の「復活のF」に懸ける想いとは? 本人に話を聞いた。

10年間地元に愛され続けている“フリーザ軍団”に感動

 『箱根駅伝』復路7区の二宮の沿道にフリーザが軍団となって初めて現れたのは2011年。その軍団に、「フリーザ+鮭の切り身」のコスプレで普段はライブ活動などを行っているシャケーザさんが加わったのは、2019年のことだった。

「“フリーザ軍団”の存在を知ったのは、ネットでフリーザについて検索していたときでした。同じフリーザ好きということでご一緒できたらいいなと思ったのですが、“フリーザ軍団”はメディアで素性を明かしていないですし、軍団としてSNSで発信もしていませんでしたから、連絡が取りたくても方法がなくて。イチかバチか、当日、突撃したんです」

 二宮から遠く離れた地に住んでいるシャケーザさんは、1月3日の復路当日、始発に乗って出陣。事前に“フリーザ軍団”が披露する応援ダンスや、今年踊るかもと思われる“前年の旬”を取り入れた流行歌の振付もしっかり予習。二宮に向かう長い移動時間中も、YouTubeを観ながら動きを確認していたという。

「新参者でしたが、みなさんとても温かく、快く受け入れてくださって。何より感動したのが、みなさんが地元ですごく愛されていることでした。最寄り駅から歩いて向かったんですが、“フリーザ軍団”の一員と思われたみたいで、沿道にいる方々や警察官にまで『今日はお願いしますね』みたいな感じでお辞儀されちゃって(笑)。こんな白塗りのコスプレ姿のヤツをこんなに温かく迎えてくれるところがあるんだ、地球っていいところだなって(笑)。でもそれは、“フリーザ軍団”のみなさんが約10年もの間、本気で箱根駅伝を愛情と熱を持って応援してきたからこそなんですよね。これほど受け入れられることを彼らはやってきたんだと肌で感じて、尊敬したし、ますます一緒にやりたいという気持ちが高まりました」

 一緒に応援した後は「ドハマリーザでした!」と弾ける笑顔で語るシャケーザさん。

「正直なところ、最初は“フリーザ軍団”と一緒に目立ちたいみたいな気持ちもありました。でも、一緒に応援しているうちに、私自身も軍団のみなさんと同じように、選手たちに最後まで走り切るエネルギーをあげたいという気持ちでいっぱいで、応援に熱が入っていました」

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