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橋本祥平をつくった“5つの舞台” ミュージカル『薄桜鬼』、舞台『刀剣乱舞』…心も体も張り続けた7年間

この記事は、LINE初の総合エンタメメディア「Fanthology!」とオリコンNewSの共同企画です。
⇒この記事をオリジナルページで読む(12月15日掲載)
『ミュージカル封神演義』シリーズ・主演の太公望役や、舞台『幽☆遊☆白書』シリーズの飛影役、舞台『刀剣乱舞』義伝 暁の独眼竜・太鼓鐘貞宗役など2.5 次元舞台を中心に活躍する俳優・橋本祥平さん。2013年のデビューから人気俳優としてのポジションを築いた現在まで、橋本さんの俳優としてのアイデンティティを導いてきた舞台作品を5つ、本人に選んでもらい、7年間の歩みをたっぷりと語ってもらいました。

撮影:田中達晃(Pash) 取材・文:佐久間裕子

【ミュージカル『薄桜鬼』 (2015年〜)】俳優業を志した原点 掴んだ“憧れの役”は「うれしさよりも怖さ」

――今回は「橋本祥平をつくった“5つの舞台”」ということで、ご自身で選んでいただいた5作品のお話をお聞かせください。まずは本格的に俳優を志すきっかけになったというミュージカル『薄桜鬼』シリーズからお願いします。
ミュージカル『薄桜鬼』〜藤堂平助 篇〜
脚本・演出・作詞:毛利亘宏
音楽:佐橋俊彦公演期間:2015年1月10日〜1月12日(京都劇場)、1月17日〜1月25日(六本木ブルーシアター)
ゲーム『薄桜鬼』を原作とし、殺陣×ダンス×歌が融合したミュージカル『薄桜鬼』の第6弾。“藤堂平助”を主演とし、幕末という激動の時代を生きた新選組と鬼達との戦いを描く。
橋本祥平学生の頃、漠然と今の業界に入りたいなとは思っていたのですが、方向性が全然見えていませんでした。そんな時に専門学校の先生から舞台のお手伝いのお話を聞いて、初演の「ミュージカル『薄桜鬼』斎藤 一 篇」の現場に行くことになりました。キャストの方へのプレゼントの整理やチケットのモギリをして、舞台も見せていただけたので、その時初めて舞台というものに触れたんです。

それまで僕はドラマや映画といった映像のお芝居しか見たことがなくて、生のお芝居とその空間に触れて「これは何だ!?」と思いました。ステージ上のみなさんはとにかくキラキラしていて、稲妻が走るような衝撃を受けました。それがきっかけで自分もあっち側に行きたいと強く思うようになり、強く一歩を踏み出すきっかけになった作品でした。
――その数年後、橋本さんご自身が斎藤一という役を掴んだときはどんな心境でしたか?
橋本祥平非常に怖かったですね。当時、毎朝iPodに入れた歌のCDを聴きながら通学するくらい好きで、ミュージカル『薄桜鬼』という作品のファンでしたから(笑)。僕が初めて見た舞台で憧れた先輩・松田凌さんの役を演じられるなんて、「うわ……大丈夫かな」って不安と恐怖が襲いかかってきました。それでも「ずっとあっち側に行きたかったんだろ?」と自分に問いかけて、「うん……そうだ」と改めて思って。夢を掴む瞬間というのは、うれしさよりも怖い方が大きいんだなと、その時初めて知りました。
――実際に舞台に立ってみていかがでした?
橋本祥平毎日本当に必死すぎて、あっという間に稽古が終わり、もう本番かって思いました。そして初日の幕が開き、無事に終えて……その時はまだ気持ち的に大丈夫でした。でも斎藤一に決まった時から終わるまで、どこかで緊張の糸が張り詰めていたんでしょうね。大千秋楽が終わってプツンと切れてしまって、舞台の上で大号泣しました(笑)。
―― 一気に気が緩んだでしょうね。では斎藤一という役と向き合って得たものとは?
橋本祥平ずっと「ミュージカル『薄桜鬼』に出たい、出たい!」という想いを抱いて生きてきたので、思い続けて明確な目標に向かって進み続けると、本当に叶えられるんだなと思いました。そして、僕にとっては死ぬまで感謝し続ける作品なので、そんな作品に出会えたことに、とにかく感謝しました。ガッツリ大きな舞台をやったのもミュージカル『薄桜鬼』が初めてだったので、そこで見た景色や稽古場で先輩が教えてくださったアドバイス……そういう一つひとつの経験が自分の中に残り続けて、今後も役者人生を歩んでいくのかなと思っています。

【舞台『刀剣乱舞』 (2017年〜)】“毎日アドリブ”で鍛えられたメンタル 短刀での立ち回りも「めちゃくちゃ大変でした」

舞台『刀剣乱舞』義伝 暁の独眼竜
原案: 「刀剣乱舞-ONLINE-」より(DMM GAMES/Nitroplus)
脚本・演出:末満健一
音楽:manzo  テルジ ヨシザワ
公演期間:2017年6月1日〜6月25日(天王洲 銀河劇場)、2017年6月29日〜7月2日(京都劇場)、2017年7月13日〜7月14日(福岡サンパレス ホテル&ホール)
ゲーム『刀剣乱舞-ONLINE-』を原案とした舞台の第3弾。名立たる刀剣が戦士の姿となった「刀剣男士(とうけんだんし)」たちに「関ヶ原の戦い」への出陣の命が下りる。
――舞台『刀剣乱舞』では太鼓鐘貞宗(たいこがね・さだむね)役。演じることが決まった時の心境は覚えていますか?
橋本祥平『刀剣乱舞』の舞台化が発表された時に「いいな、やりたいな」と思ったので、第3弾『義伝 暁の独眼竜』で太鼓鐘貞宗役のお話をいただき、決まった時はすごくうれしかったです。キャストさんもスタッフさんもプロの現場で、稽古場では毎日刺激を受けました。僕が演じる太鼓鐘貞宗は、東啓介君演じる燭台切光忠(しょくだいきり・みつただ)とずっと一緒にいるような関係性で。東君とはミュージカル『薄桜鬼』で出会い、打ち解けた仲だったので、毎日一緒に帰ってご飯も行って。そこで「このシーン、こうしようか」って話し合った記憶がたくさんあります。
――漫画やゲームが舞台化される場合、役作りには原作のキャラクター設定からヒントを得られると思うのですが、『刀剣乱舞』はヒントとなるのは声優さんの声くらいなのかなと。
橋本祥平そうですね。声優さんの声のお芝居を聴いて、自分の中でどんどんイメージを膨らませていきました。でも「ここだけはめちゃ似せたい」という部分と、「ここは舞台ならではの熱量で押し切りたい」という部分、そのバランスを考えて作っていった気がします。第一声と名乗りはお客さんにも強い印象を残すと思うので、ゲームに寄せたいなと思いました。
――舞台『刀剣乱舞』は激しい殺陣に定評がありますが、やってみていかがでしたか?
橋本祥平太鼓鐘貞宗は短刀なので、正直めちゃくちゃ大変でした。長い刀に比べて、動きとしてもう一歩奥に入り込まないといけないんです。素早さを出すためにも、めちゃくちゃ動き回って、斬って、転がってというアクションを付けていただいたんですが、今思い返しても大変だったなって思います。大立ち回りが終わって舞台袖にはけると、疲れているのですが、楽屋で休憩している荒牧慶彦さんのところにヘトヘトの状態で行き、ひとボケしてからまた舞台に戻るという、勝手に過酷なことをしていました(笑)。
――舞台『刀剣乱舞』という作品を通して、どんな部分が成長できたと思いますか?
橋本祥平鈴木拡樹君をはじめ、経験も人気もある役者さんたちと共演できたことは僕の財産になりました。あとは、稽古段階で『ここアドリブ入れていいですか?』と演出の末満(健一)さんに自ら提案したんです。50公演近く毎日違うアドリブを東啓介くんと一緒に考えてやったことで、自分の中の引き出しが増えて、メンタルが強くなったかなと思います(笑)。

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