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「派手にやられることで戦闘シーンが映える」 ガンダムシリーズの“名脇役”に魅せられたモデラーの美学

――数あるジム作品のなかでもお気に入りの作品はどれですか?
雪丸「局地型ジム」ですね。シンプルなジムにミリタリーテイストを付け加えて弱いけど強そうに見えるので気に入ってます。「HGジムガードカスタム」と「HG局地型ガンダム」を組み合わせて制作しました。

――「局地型ジム」はどのようなストーリーをイメージして制作されたのですか?
雪丸ジャングルで戦闘をするジムですね。特務仕様の機体で、単機で戦闘できるジムをイメージして制作しました。マスターアーカイブのジムの本を見ている時にいろんなバリエーションのジムが載っている本で、その中にジムスパルタンという機体がありましてそれに近いジムを作ってみようと思ったのがきっかけです。

――この作品を作る際に苦労した部分は?
雪丸塗装ですね。陸戦型に見える配色を考えて塗料を調色するのが、一番時間がかかりました。

――制作後の反響はいかがでしたか?
雪丸ツイッターでは格好いいと言ってもらえました。意外にも、海外の方に評判が良かったみたいです。
――ジムは、ガンダムのなかでも地味な存在ですが、「ジム」に惹かれる理由は?
雪丸やられ役の名脇役ということに尽きます。やはりジムが戦闘中にやられることによって戦闘の派手さを演出できると思いますので。

――雪丸さんにとって「ガンプラ」とは?
雪丸死ぬまでやめられない趣味です。ひとつ作品が完成しても完成度に納得できない部分もあったりするので「次はこうやってみよう!」と思う。そしてすぐに次の制作を始める。この繰り返しです(笑)。日々精進です。

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