アニメ&ゲーム カテゴリ
ORICON NEWS

ファミコン芸人フジタが選ぶ「出会ったら最後…絶望感しかなかった敵〜アクション編〜」7選

みんな必ず1回はやられている…「ロックマン2」のエアーマン

ロックマン2 Dr.ワイリーの謎(1988年/カプコン) 
「エアーマン」
 「エアーマンが倒せない」なんて曲にもなっていますが、特に初心者が苦戦していますね。その要因はジャンプ。ロックマンって、大ジャンプと小ジャンプの間に2段階の中ジャンプがあるんです。その絶妙なところにエアーマンの竜巻が来るんです。絶妙なタイミングでその中ジャンプの2と3の間を狙わないと回避できない。その使い分けが難しいんですよね。ロックマン史上、もっとも繊細なタッチでボタンに触れないといけないところですね。

 竜巻をくらっても1発即死ではないので、うまい人はダメージを喰らいながらも倒していくんですけど、そうでない人はくらいまくってしまう。上級者でも、ノーダメージでのクリアは難しいです。あと空の面なので、落ちて死ぬケースもありますね。

 そもそもロックマンは、ボスに対し、ボス戦で手に入れた有効な武器を出せば楽勝なんです。でも、エアーマンに有効な武器は、ウッドマンが持っているんだけど、ウッドマンも強く難しい。じゃあそのウッドマンを倒すために、ウッドマンの弱点となる武器を持つヒートマンに挑みたいんだけど、ヒートマンの面には消える足場があって難しい。だからどこかで難しい面は経験しないといけないんです。
忍者龍剣伝(1988年/テクモ) 
「鳥」
 体力ゲージのあるアクションゲームなんですけど、死ぬほど難しいと言われています。そもそもこの「鳥」は、当たると3ダメージくらう強敵なんです。なかでも多くの人が諦めてしまうゾーンがありまして、それが6−2。足場が悪いところに鳥が来るんです。ジャンプする→鳥がぶつかりにきてダメージくらいながら押される→着地できず即死というコンボですね。しかも、死ぬとそこからじゃなくて、結構戻されるんです。ここで心が折れてやめる方も多いと思います。

 鳥は、6−2以外もヒットコンボのポイントがあるので結構な難敵でしたね。よくアクションゲームって、やられたあと少し透明になって無敵になる時間があるじゃないですか?これはその時間が圧倒的に短いので、強引に抜けるみたいなことができなくなっています。よくできたゲームだと思いますが、初心者を置いて行っている感は否めないですね。
カラテカ(1985年/ソフトプロ) 
「ギロチン」
 体力ゲージのあるアクションゲームで、最終的に姫を助けるゲームです。戦いの前にお辞儀をしないと即死とか、スタート地点から後ろへ下がると、がけから落ちて即死とか、謎が多いクソゲーと言われています。ただでさえ容量が少ないのに、がけから落ちてしばらくすると、「ドスッ」って落ちた音が入っていたり、無駄なこだわりが垣間見られます。

 このソフトには難敵というか、キャラクターではなく敵が仕掛けたワナみたいな「ギロチン」があります。文字通り、通ると上から刃物が落ちてきて一発即死。「マリオ」のドッスンをイメージしてもらうとわかりやすいかもしれません。その刃物が落ちるタイミングが難しく、速く通っても、遅くても通っても落ちてきて即死。ここで詰む人が多かったですね。通り抜けるには、まずギロチンの一歩前で止まる→駆け出したモーションでギリで止まる→刃物が下にきているので、上がりかけをくぐる。行ったと見せかけてフェイントをかけるイメージです。タイミングさえわかれば、なんてことないんですけどね。

 敵を何体も倒して中盤に出てくるんですけど、やられたらまた最初から。しかも1機のみでコンティニューもないので、心が折れてやめてしまう人も多かったですね。

あなたにおすすめの記事

 を検索