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キツネの美人師匠にピュアな弟子たち、和風ファンタジーが「癒ししかない」

 可愛い女の子の姿をした二匹の子狐が、師匠の「きび様」に弟子入りして修行に励むマンガ『きび様といっしょ』。

 「絵のタッチと話のテンポが好き」「カラーで見れるとか最高すぎる!」など、たくさんの応援コメントが寄せられている。キツネを擬人化したマンガとは珍しいが、自ら「キツネ好き」だと公言する作者・みやまるんさんに話を聞いた。

「キツネ好き」の作者が描く、ほのぼのした和風ファンタジー作品

 神が住まう天界と人間が暮らす下界の間に存在する「神獣界(しんじゅうかい)」。その神獣界で神と人間の仲介者として存在する「神狐(しんこ)」であるきび様のもとへ、二匹の子狐「つり女(め)」と「たれ女(め)」が弟子入り志願。きび様の元で厳しい修行に耐え、一人前の「神狐」になるべく奮闘する――というストーリー。キャラクターの絵柄や話の展開は実にほのぼのしていて、読むと癒やされる「和風ファンタジー」作品だ。6月15日にコミックス1巻が発売され話題になっている。

――「和風ファンタジー」ということで、和風なお屋敷の絵や着物の描写が多いです。意識している時代感など、ありますか?
【みやまるんさん】意識している時代は江戸時代中期ですね。自分が一番郷愁を感じる時代がその辺なんです。

――キツネの神様になるために修業をするマンガですが、キツネを主題にした理由は? 
【みやまるんさん】元々狐や狸が好きで、それを擬人化したマンガを描きたいとずっと思っていたんです。お稲荷様について調べたりもしましたが、神狐や妖狐の尻尾の数などには諸説あったので、その辺はほとんどオリジナルのファンタジーにしてしまおうと、今の形になりました。

――先生はTwitterで本物の動物写真をリツイートされたり、ご自身を「キツネ狂」と書かれていますが、たぬきやキツネの魅力とはどんなところでしょうか?
【みやまるんさん】自分でもなぜこんなに狐や狸に惹かれるのかよくわからないんです。昔から日本人に馴染み深い動物なのに、犬や猫のように側に居るわけではない絶妙な距離感のせいで、どこか遠い故郷のような魅力を感じるのかもしれません。
  • 『きび様といっしょ』(C)  Miyamarun / LINE

    『きび様といっしょ』(C) Miyamarun / LINE

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