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【バーレスクダンサー】元アイドル・あまね 「大人の魅力」を表現するため自ら夜の世界へ
以前はアイドル活動 年齢をきっかけに進路を考えた
あまね実は私、アイドルをやっていた時期があったんです。街でスカウトされて約1年半活動していたんですけど、アイドルって若さを求められるじゃないですか。途中で25歳を超えてしまったんですね。それでもステージに立ってパフォーマンスを続けたかったので、アイドルじゃない「大人の魅力」を表現できる場所がないかなと考えていて……当時は居酒屋のアルバイトもしていたんですが、ある日そこのお客さんからバーレスク東京を勧められて。気になって見に行ってみたら「これだ!」と。それからすぐに応募しました。
アイドル時代と比べお客さんとの距離もぐっと近づいた
あまねバーレスク東京では演目が多いので覚えることが多くて、入店した当初は体が追いつかなかったですね。でもダンス経験があったので、一度覚えてからはある程度体が動いてくれました。
アイドル時代と異なるのは、お客さんと双方向のコミュニケーションができることですね。ホールに出てお話もしたり……仲良くなって花束やケーキをいただくこともあるんです。
――アイドル時代は舞台と客席で、距離があったのでしょうか?
あまね握手会や撮影会はあったんですけど、普段は舞台と客席という構図なのでやっぱり距離を感じてはいました。ここでは体験入店の時に顔なじみになったお客さんがいまだにお店に遊びに来てくれますし、「人対人」として接することができるので、すごくやりがいを感じます。
趣味は「コスプレ」サブカルに精通
あまね外見が重要な仕事なので、マツエクやエステ、美容院などにはマメに通っていますね。あと、ゲームも好きで、モンハンやポケモン、どうぶつの森をやりますよ。アニメも好きでなんでも見ますが、好きなのは『化物語』や、『ワンピース』などジャンプ系のアニメです。あと……
――多趣味ですね(笑)。
あまね(笑)コスプレも好きで、自分に似合うキャラになりきって、SNSにあげて楽しんでいます。
――最後に将来の夢を教えてください。お店のことでもプライベートでも良いのですが。
あまねバーレスク東京では、クイーン(演目の中心となるセンターポジション)に抜擢されたいですね。踊れるジャンルも増やしたいですし。あとは、お客さんからもっと「会いにきたよ」と言われるような存在になりたい。わざわざ地方から見に来てくだるお客さんも多いので、応援してくださる分、ステージのパフォーマンスでお返しできたらと思います。プライベートでは結婚が夢ですね。舞台に立つこと以外に「何かしたい」ということがないので、結婚して、男女一人ずつ子供に恵まれたら幸せです。
(取材・文/鈴木雅矩 写真/飯本貴子)