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毒舌母、ツンデレ息子へ“辛口海苔文字”の愛のムチ「弁当が親子のコミュニケーションツールに」
弁当を隠して食べていた息子、やがてクラスでも話題に
【まりあん】 2016年10月、市の給食センターが鳥取中部地震の被害に遭い、当面の間は復旧できないという事で、当時、中学生の息子がしばらくお弁当持ちになったのですが、正直、お弁当作りが苦手なので、毎日代わり映えのしないお弁当になってしまって。そこで、なんとか見栄えの変化を…と思い、海苔切りを始めました。
――息子さんの反応はいかがでしたか。
【まりあん】 最初は“海苔文字”ではなく“海苔アート”だったんですが、大好きなYouTuber「HIKAKIN」、そして「YouTube」のロゴだったので、とても喜んでいました。…と思います(笑)。海苔文字弁当に慣れるまでは、お弁当を蓋で隠して食べていたようですけど。その後は、クラスメイトや部活の先輩などに「今日の文字は何?」と聞かれることが多くなったようです。
【まりあん】 私のお気に入りは「自分で弁当箱出せ」ですかね。ネットサイトで紹介していただいたことがきっかけで、多くの方々にフォローしていただきました。フォロワーさんの間も「予定表見せろ!」的な、母から息子(子供)への文句っぽい作品が人気で、「うちも同じです!」「同感です!」と共感の声を多くいただきます。
息子のお気に入りはわかりませんが、最近“イラっ”とさせたのは「童子ばやしサイコー」弁当。和太鼓をしている娘の活躍を宣伝する海苔文字なので、息子は嫌がってたはず…。多分、いま一番の嫌がらせネタです(笑)。
――人気という“母のお小言ネタ”、制作のこだわりは?
【まりあん】 いい意味で子ども達が笑いものになれば…と思いながらネタを考えています。嘘のネタは切りたくないので、ネタが無い時はとにかく悩み、それでも思いつかない時はサボります。
海苔文字弁当は親子のコミュニケーションツール
【まりあん】 海苔文字や海苔アートは、パソコンで文字を印刷したものを海苔と重ねて、デザインナイフで切っています。海苔の縮みを防ぐため、海苔の裏にオブラートを貼り付けたもの(オブ海苔)を作って使用しています。
【まりあん】 一度だけ、文字のパーツが「海苔」ではなく、原稿の「紙」が入っていた事があり、証拠写真を送りつけられたことがありました(笑)。翌日、それをネタにしようと「異物混入注意」と切ったら、今度は「紙」ではなく私の「髪」が入っていて…。 とりあえず髪を切りました!
【まりあん】 違うんです…実は最近、「海苔文字弁当」をサボり気味の日々が続いているので、そろそろ再始動しようかと…。あと、コメントの返信がほとんどできていなかったので、これからはマメに返していこうかな…という意味で…。
――そうだったんですね。“母のお小言ネタ”が尽きて…?
【まりあん】 いえ、お小言は尽きないんですが(笑)、最近はモチベーションが上がらず。息子のお弁当はほぼ毎日作っていますが、海苔切りはサボりまくりです…。たまに娘もお弁当持ちの日があるので、その時には海苔文字弁当をリクエストされるので、頑張って海苔切りしています(笑)。
――モチベーションが上がる日を多くのフォロワーが楽しみにしています!最後に、まりあんさんにとって「海苔文字弁当」とは?
【まりあん】 きっかけはどうあれ、今では親子のコミュニケーションツールのような存在です。最近、投稿頻度が薄れていますが、長く続けていきたいと思っています。