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毒舌母、ツンデレ息子へ“辛口海苔文字”の愛のムチ「弁当が親子のコミュニケーションツールに」

 男子高校生(よしさん)と女子中学生(ノンタン)、思春期の兄妹を育てる主婦まりあん(@marian__bento)さんの海苔文字弁当に「うちも同じです!」「同感!」と、共感の声が寄せられている。「毒舌母からツンデレ息子へ愛のムチ」と題したInstagramに投稿されているのは、どこかクスっと笑えるお小言メッセージが書かれた弁当だ。始めたのは3年前。天災がきっかけだったと語るまりあんさんに、海苔文字のネタと作り方のコツを聞いた。

弁当を隠して食べていた息子、やがてクラスでも話題に

――「海苔文字弁当」は鳥取地震をきっかけに始められたとうかがいました。

【まりあん】 2016年10月、市の給食センターが鳥取中部地震の被害に遭い、当面の間は復旧できないという事で、当時、中学生の息子がしばらくお弁当持ちになったのですが、正直、お弁当作りが苦手なので、毎日代わり映えのしないお弁当になってしまって。そこで、なんとか見栄えの変化を…と思い、海苔切りを始めました。

――息子さんの反応はいかがでしたか。

【まりあん】 最初は“海苔文字”ではなく“海苔アート”だったんですが、大好きなYouTuber「HIKAKIN」、そして「YouTube」のロゴだったので、とても喜んでいました。…と思います(笑)。海苔文字弁当に慣れるまでは、お弁当を蓋で隠して食べていたようですけど。その後は、クラスメイトや部活の先輩などに「今日の文字は何?」と聞かれることが多くなったようです。
――クラスメイトにも注目されているとなると、モチベーションが上がりますね(笑)。これまで作った「海苔文字弁当」の中でまりあんさん、息子さんのお気に入りは?

【まりあん】 私のお気に入りは「自分で弁当箱出せ」ですかね。ネットサイトで紹介していただいたことがきっかけで、多くの方々にフォローしていただきました。フォロワーさんの間も「予定表見せろ!」的な、母から息子(子供)への文句っぽい作品が人気で、「うちも同じです!」「同感です!」と共感の声を多くいただきます。

息子のお気に入りはわかりませんが、最近“イラっ”とさせたのは「童子ばやしサイコー」弁当。和太鼓をしている娘の活躍を宣伝する海苔文字なので、息子は嫌がってたはず…。多分、いま一番の嫌がらせネタです(笑)。

――人気という“母のお小言ネタ”、制作のこだわりは?

【まりあん】 いい意味で子ども達が笑いものになれば…と思いながらネタを考えています。嘘のネタは切りたくないので、ネタが無い時はとにかく悩み、それでも思いつかない時はサボります。

海苔文字弁当は親子のコミュニケーションツール

――まりあんさん流の「海苔文字弁当」の作り方を教えてください。

【まりあん】 海苔文字や海苔アートは、パソコンで文字を印刷したものを海苔と重ねて、デザインナイフで切っています。海苔の縮みを防ぐため、海苔の裏にオブラートを貼り付けたもの(オブ海苔)を作って使用しています。
――キャリア3年、これまでには失敗も?

【まりあん】 一度だけ、文字のパーツが「海苔」ではなく、原稿の「紙」が入っていた事があり、証拠写真を送りつけられたことがありました(笑)。翌日、それをネタにしようと「異物混入注意」と切ったら、今度は「紙」ではなく私の「髪」が入っていて…。 とりあえず髪を切りました!
――そういえば、Instagramのプロフィール欄に「只今 心を入れ替え中」とありましたが、この時の…。

【まりあん】 違うんです…実は最近、「海苔文字弁当」をサボり気味の日々が続いているので、そろそろ再始動しようかと…。あと、コメントの返信がほとんどできていなかったので、これからはマメに返していこうかな…という意味で…。

――そうだったんですね。“母のお小言ネタ”が尽きて…?

【まりあん】 いえ、お小言は尽きないんですが(笑)、最近はモチベーションが上がらず。息子のお弁当はほぼ毎日作っていますが、海苔切りはサボりまくりです…。たまに娘もお弁当持ちの日があるので、その時には海苔文字弁当をリクエストされるので、頑張って海苔切りしています(笑)。

――モチベーションが上がる日を多くのフォロワーが楽しみにしています!最後に、まりあんさんにとって「海苔文字弁当」とは?

【まりあん】 きっかけはどうあれ、今では親子のコミュニケーションツールのような存在です。最近、投稿頻度が薄れていますが、長く続けていきたいと思っています。
INFORMATION
◆Instagram(@marian__bento)

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