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登場人物がすべて鳥…まさかの“擬鳥化”漫画に反響「僕のひねくれている部分を代弁してます」

 得意技は“屁理屈”、ちょっぴりひねくれもので“ウェイウェイ”した人が嫌いという、ごくごく普通の大学1年生を“擬人化”ならぬ“擬鳥化”した漫画『ワカルトリ』がが人気だ。いかにも小市民的な振る舞いをするワカルトリに対しインスタ映えを気にしまくるオン子(こちらも鳥)やミーハーすぎる先輩(もちろん鳥)とのやり取りに「あるあるネタで、キャラが鳥なのは面白い」「シュールでクスッと笑える感じがたまらない」といった声が寄せられている。この漫画の作者である柴田賢志郎さんに話を聞いた。

■登場人物がすべて“鳥”のシュールギャグ……着想はすずめのフィギュアから?

 主人公のワカルトリが深夜のコンビニで、先客によって立ち読みを諦めたり、新作のカップラーメンの味チョイスで失敗するエピソードなどが描かれ、ユーザーからは「新味失敗はめっちゃ共感した笑」「店員さんがどんどん進めていっちゃって、言いそびれるのもあるわ〜」といった反応が。

――多くの読者からの反響を受けていかがですか?
柴田さんうれしいです。基本自分のノリだけで描いているので、面白いと言ってもらえるのが何よりの救いです。
――擬鳥化という奇抜な設定やストーリーは、どのように考えられたのですか? 着想のきっかけを教えてください。
柴田さん2年ほど前にTwitterで4コマ漫画を投稿しようと思ったとき、「何かキャッチーなデザインはないかなー」と考えていました。机の偶々にスズメのフィギュアを置いてたので、「スズメ人間にしよう。鳥好きだし」となりました。


3話では、あるきっかけでオン子という女子とカフェに行くことになったワカルトリ。普段は何かと他人に悪態をついているのに、このときばかりはオン子に嫌われたくなくて、つい自分を取り繕ってしまう…そんな”人間味”あふれるキャラが共感を呼び、「何気にコミュニケーションをとっていてカワイイ」との声も寄せられた。

――”あるある感”満載の日常が描かれていますが、柴田先生の実体験も反映されているのでしょうか?
柴田さん”あるある”はそんなに多くないと思いますが…(笑)。内容については、多少誇張していますが、大体は僕の実体験です。主人公のワカルトリは、ほとんど僕です。僕のひねくれている部分や面倒くさがりの部分を、彼が代わって表現してくれています。

■スマホでの見易さ優先で、絵の情報量を削減「手抜きではありません」

 ――マンガはいつから描き始めましたか? また、描き始めた理由を教えてください。
【柴田さん】小学6年生のとき、同じクラスになった友人がノートに漫画を描いていて、その友人のグループはみんな漫画を描いて毎日見せ合いっこしていたんです。僕もそのグループに入ったからには、と適当なギャグ漫画を描いて見せたら結構ウケたので、そのまま調子に乗って描き始めました。

――柴田先生がマンガを描かれるときのこだわりなどを教えてください。
柴田さん漫才が好きなので、会話の中に緩急を作れたらいいなと思っています。こだわりと言えるほど貫けてはいないのですが、ノリとテンポは気にしてます。

――ご自身のTwitterアカウントで4コママンガを展開されているそうですが、どのような内容でしょうか?
柴田さん今はそのアカウントを消してしまってないんですが…休載のときの穴埋めとして載せてもらっていました。内容は、今描いてる4コマ漫画とほぼ変わりないです。今の4コマはキャラクター性がついているので多少読みやすくなっていると思いますが、昔の4コマはキャラも設定も何もなかったのでカオスでした(笑)。

――『ワカルトリ』はLINEマンガで連載されていますが、スマホで読まれることで何か意識されている部分はありますか?
柴田さん絵柄はいろいろ考えました。最初は「味が出る」という浅はかな理由で線画をアナログ筆ペンにしたのですが、スマホの画面で見るとごちゃついてしまうと気づきました。読みにくいだけで読者が激減するのがスマホマンガだと思っているので、できるだけ絵の情報量を減らそうと、デジタル線画で線の強弱はつけないことにしました。だから決して手抜きではないです(笑)。また、今noteで「ワカルトリ」にも出てくるキャラクター「ジャンボさん」のスピンオフを週一で更新していて、読者からどんな反応が返ってくるのかを楽しんでいます。

――では、読者コメントで印象に残っているものや、参考になったものはありますか?
柴田さんやっぱり「面白い」「好き」と言ってもらえるのがうれしいです。あ、でも「作者すごい」が一番うれしいです(笑)。主人公のワカルトリは登場人物たちの中で少し優位に立つキャラクターの予定でしたが、彼がかわいそうな目に遭ったときなどに「かわいい」というコメントがチラホラ見えて、「こいつ、いじめられて輝くキャラなんだ」と気づかされました。

――今後、『ワカルトリ』はどのような作品にしていきたいですか?
柴田さん読者の皆さんが隙間時間にストレスなくテキトーに読める漫画でありたいと思います。

――今後描いてみたい作品のジャンルは?
柴田さん「ドラえもん」や「うる星やつら」みたいに何をやってもオッケーな世界の漫画が描いてみたいです。やっぱりコメディーですね。

Information

柴田堅志郎
LINEマンガにて「ワカルトリ」毎週金曜更新
http://manga.line.me/product/periodic?id=z0000222(外部リンク)

サイドストーリーの「ジャンボさん」は、noteにて投稿している。
http://note.mu/kenshiro926/n/n206e89a13302(外部リンク)

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