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ORICON NEWS
あの「つぼ八」で、企業対抗ミニ四駆レース 業種の垣根越えて22社が参加
マシンの見た目を競う企画「コンクールデレガンス」も同時開催され、各企業担当者がこの日のために仕上げてきた自慢のマシンを披露。そのクオリティの高さに、自身のマシンだけでなく、全てのマシンを撮影していく参加者も。中には、背景まで丁寧に作り込んで出品した株式会社ネクソンのマシンや、インクロム株式会社のボンネットにつけ麺を配した奇抜なマシンまで出品されており、見るものを楽しませた。
有名企業の公式アカウント担当者が集まったレースということもあり、そのツイートの影響力は絶大。開始直後にTwitterでトレンド入りを果たすという快挙も成し遂げた。
タミヤ考案のオリジナルサーキットで開催されたレースは、22台のトーナメント戦で競うもの。ミニ四駆好きが講じて自然に集ったという経緯もあり、レースに参加した企業担当者たちの中には、かなりのツワモノも。接戦を制して優勝したのは、ポリ袋の「アイラップ」(岩谷マテリアル株式会社の商品)。コンクールデレガンスの得票と合わせて総合優勝も果たした。優勝したアイラップ公式アカウントは「まさか優勝できるとは思っていませんでした」と喜びを露わにしていた。
「主催という形ではありますが、他の企業さんにもかなり協力していただきました」そう語るのは、今回の企画を主催した株式会社つぼ八の企画広報部・福島充彦さん。今回の企画の立ち上げについて、「他社さんとの繋がりを作りたいということでアカウントを開設しました。そこで、株式会社木村鋳造所さんがミニ四駆について語っているツイートをみて、私も元々ミニ四駆をやっていたのでTwitterで絡ませて頂きました。木村鋳造所さんと話をしていくうちに、実は自分ではミニ四駆を作ったことが無いということでしたので、木村鋳造所さんに勝手にマシンを作って送ってみました(笑)。それが始まりです」と福島氏は語る。
企業公式アカウント担当者には、ミニ四駆第1次、第2次ブームを経験した30〜40代が多く、ミニ四駆という共通言語があった。だからこそ、業種を超えてミニ四駆に関心のある企業アカウントが自然に集まっていったのではないかと福島氏。その後、つぼ八銀座本店でオフラインミーティングを経て実現した今大会について、「ある種、ノリで決まった企画が、最終的にこういった形になるとは思っていませんでした」(福島氏)と総括した。