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“転機”にもなり得る、女優にとって「写真集」出版の意義
男性週刊誌の登場で生まれた“グラビア文化”
もともと社会的にも、いわゆる“エロ本”とは一線を画し“写真=芸術作品”という認識があっため、写真家や企画内容によっては女優たちもとりわけ“ヌード写真”に対する抵抗は少なかったようだ。1970年代以降、特に1980〜85年の週刊誌のグラビアブームもあり、加賀まりこや高橋惠子、大谷直子といった大物女優や、秋吉久美子、手塚理美、川上麻衣子といった当時の気鋭の若手女優たちが続々と写真集で“脱ぐ”ことになる。