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壇蜜に見る、橋本マナミ“脱・愛人”成立のシナリオ
固定化されたイメージは女優にとって強みになる一方、足かせになることも。この流れをひとつのターニングポイントとして、息の長い女優となるにはどうすれば良いのか? ここで注目したいのが、同じキャラクターでブレイクした先人であり、ライバルとして語られることの多い壇蜜。その魅力を活かしつつ、徐々に文化人系タレントへとシフトした壇蜜の成功事例を挙げながら、女優・橋本マナミの今後を占う。
同じ愛人キャラでも、“まったく異なる”橋本マナミと壇蜜
「違いで言えば、橋本さんが“見せる色気”なのに対し、壇蜜さんは“感じる色気”であること。そのほか壇蜜さんは知識や文才、トークの才能もある。これにより“愛人キャラ”を極めながらも本来の“才女”を小出しにし、“エロスと知性”という強みを活かして文化人的方面へ進出しました。自分の最も大切な部分で決して媚びない姿勢から、男性だけでなく、カルチャー系の女性からもウケが良いのも、上手にシフトチェンジできた理由でしょうね」(同)
本来の姿をさらけ出すことが、さらなるブレイクの鍵に?
今や女優でも、バラエティなどとの兼業や副業は当たり前。素をさらけ出して、壇蜜が文化方面へシフトしたように、橋本も本来の自分自身の姿や苦悩、葛藤、欠点を開放した上で、女優業やタレント業に打ち込んでいくことができれば、華麗なるイメチェンと共にさらなる活躍の扉が開くかもしれない。