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“若返り続ける”深田恭子、同性に嫌われないワケ

  • 写真集『This is Me』『AKUA』(ともに集英社)で水着姿を披露した深田恭子

    写真集『This is Me』『AKUA』(ともに集英社)で水着姿を披露した深田恭子

 先日、Instagramをスタートさせた女優の深田恭子が、いきなりハワイでの水着写真を投稿し、「可愛すぎる!」「どんどん若くなっていく」など、特に女性から賞賛の声があがり話題になっている。実際、先月に2冊同時発売された写真集『AKUA』(集英社)が週間で1.0万部(9.990部)、『This is Me』(集英社)も同じく1.0万部(9.885部)を売り上げ、8/1付オリコン週間“本”ランキング写真集部門で1・2位を独占。男女それぞれの目線で編集された2冊だが、“売り上げ部数に差がない=女性からも深田恭子が支持されている”ことが証明されたといえるだろう。“不思議キャラ”のイメージがあるにも関わらず、同性から“嫌われない”理由とは?

健康的で自然なプロポーションで、男女共に好感が持たれるスタイル

 写真集『AKUA』は『週刊プレイボーイ』編集=男性目線で、『This is Me』は女性メイク誌『MAQUIA』編集=女性目線で編集されたもの。つまり、売り上げ部数に差がない=女性からも深田恭子が支持されていることが証明されたわけだが、ここにきて深キョンはますます女性の人気を得ているようなのである。

 写真集『AKUA』は『週刊プレイボーイ』編集=男性目線で、最近の深田の趣味だというサーフィンの模様を中心に、小麦色の肌を大きく露出した“ヘルシー&セクシー”をアピール。一方の『This is Me』は女性メイク誌『MAQUIA』編集=女性目線で、“女子の見たいセクシー”をテーマにしているが、どちらも“今の深田恭子”の魅力を十二分に堪能できる内容になっている。現在、深田は33歳。三十路を超えてなお“最高傑作”とも言える写真集を発表し、そして“過去最高のスタイル”を披露していることに、まず驚く。

 「今までの深田さんは、デビュー当初は女子高生らしいぽっちゃりした体型で、時には“激太り”なんて揶揄されたかと思うと、急に細くなったり……安定しなかった部分もありました。それが30歳を過ぎて、普通の女性ならちょっと体型が崩れてくるところを、今まででベストのプロポーションを見せてしまう。しかも、いかにもダイエットに成功しました的な細すぎる体ではなく、あくまで健康的なプロポーション。最近では、ローラさんや榮倉奈々さんなど、メディアやインスタグラムなどのSNSでアスリート並みに鍛え上げた腹筋を披露する“腹筋女子”も急増しています。彼女たちのように、やり過ぎ感やストイックさの現れではなく、男性には“ソソられる”魅惑のボディであり、女性からも好感が持たれるナチュラルのスタイルということも、今回の2冊の写真集の成功につながったと思います」(エンタメ誌編集者)

キャラ作りに模索した時期も…自分を飾らないことで女性が共感

 そもそも深田恭子という女優・タレントが、以前から同性の人気を得ていたかと言えば疑問符が付く。お嬢様っぽいとか、おっとりした女性らしい雰囲気、時には“お姫様系の不思議キャラ”がちょっと……などと、どちらかと言えば女性からは敬遠される存在だったと言ってもいいだろう。しかし深田は、節目節目の作品で確固たる評価を残していく。映画『下妻物語』で意外なほどの演技力の高さを発揮したり、ドラマ『富豪刑事』シリーズ(テレビ朝日系)では、お嬢様キャラを逆手にとった演技で“ハマリ役”と賞賛されたり、映画『ヤッターマン』ではまさかのドロンジョ様という“セクシー悪女”を演じたり、変幻自在の活躍を見せるのである。さらに今年、『ダメな私に恋してください』(TBS系)では“非モテ系のアラサー女子”までも演じ、同世代女子からの支持を獲得し、今回の写真集では完全に“女性からも共感される・憧れる深田恭子”のポジションを確立したと言っていいだろう。

 「深田さんも今まで浮き沈みがあったし、キャラ変を模索したりといろいろあったと思います。しかし今の深田さんは、これまでで一番“ナチュラル”だし、変に自分を飾ろうとしていない。事務所公認の“足のサイズの大きさ”(26センチ)に代表されるような、自身のコンプレックスを無理やり克服しようともしてません。そのあたりが、今の“深キョン女性人気”に結びついてるんじゃないでしょうか」(前出の編集者)

 14歳の女優デビュー以来、芸能生活20周年を迎える深田恭子だが、ここにきて懸念材料だった“女性人気”までも獲得し、今がまさに“全盛期”とも言える。今後も様々な顔を持つ深田恭子、あるいはどんどん若返る“今が一番可愛い深キョン”を見せてくれることだろう。

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