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ORICON NEWS
「これぞカスハラ」トイレ業者が受けた客からの“トンデモ”提案、1068万人が驚愕した結末とは
“とんでも要求”に同業・他業種からもたくさんの反響
「儲けなし」の提案を買う側からされちゃいました。 pic.twitter.com/e9zOR3Ob4m
— トイレ屋 へっちゃん (@suidouya3Toilet) May 14, 2024
「このLINEのやり取りをする1日前に、この方の家の1階のトイレ交換を行ないました。その際は、相場価格より少し安いくらいで請負いましたが、過度な値切り交渉はありませんでした。
作業が無事に終わり、お支払いもいただいた後に2階の便座交換の依頼を受けました。2階のトイレは、とにかく安いものを用意してくれれば良いとの要望でした。事務所に戻り、最安の選定をして、翌日に送ったやり取りがXで投稿した画像(LINEのスクリーンショット)です」
――この投稿は、かなり大きな反響がありました。
「半分グチのつもりで、Xでつながっている同業者に聞いて欲しくてポストしました。ここまでの反響は想定外で、他業種の方からも多くのコメントをいただき、とにかく驚きました」
――同業、他業種の方からもコメントがあったんですね。寄せられた声のなかで印象に残っているものはありましたか?
「コメントを全て読めたわけではないので恐縮ですが、最も印象に残っているのは、LINE相手をプロファイリングされた『日本人じゃないんじゃない?』とのコメントです。というのもお相手は、本当に日本以外の国籍の方だったからです。日本に住まれて10年くらいの外国の方でした。ほとんどが内容に共感いただけるコメントの中、唯一プロファイリング的なコメントをいただき、さらに当たっていたので、すごく記憶に残りました」
15年この仕事をしているけどこんな依頼は初めて
「この後は、とりあえずすぐに電話をして話し合いました。お相手の言い分は、1階で儲けているんだから、今回は飲んでくれ、次回またお願いするから…とのことでした。
領収書なしの提案は、いわゆる“闇営業”みたいなことです。税務署に申告しないでよい形で支払いするから、消費税分値引いてくれとの打診です。結果、約25,000円(もちろん税込)で了承いただき、実施しました。それでもほぼ儲けはありませんが…」
――こういった困った依頼というのはよくあるものなのでしょうか。
「初めてです。15年この仕事をしていますが、ここまでのことはありません。過去にあったクレームはいろいろですが、『やってもないキズをつけられた』とか、『あなたが来てから故障した』とか、言いがかり系はたまにあります。あとは、いわゆる『ゴミ屋敷』や『汚部屋』の依頼はありますが、訪問するまで分からないので断われないケースがほとんどです。どんなに家の中が汚くても、トイレは使えないと困るんだな、と考えさせられます」
――『水道屋さんドットコム』というサイトの運営もお手伝いされているとか。
「水回りでお困りの方が“近くの水道屋さん”を見つけることができるポータルサイトです。水まわり業者による、ボッタクリ被害をなくすため、『水道屋さんドットコム』を利用して“かかりつけ水道屋さん”を見つけてほしいです」
Profile トイレ屋 へっちゃん
水まわり愛好家│住設仕事のべ19,000現場
■X @suidouya3Toilet(外部サイト)
■YouTubeチャンネル「トイレTV」(外部サイト)
水まわりの役立つ情報、トイレや蛇口などの直す方法などを紹介しているチャンネルです。
■かかりつけ水道屋が見つかるサイト「水道屋さんドットコム」(外部サイト)
「水回りでお困りの方」が「お近くの水道屋さん」を見つけることができるポータルサイトです。水まわり業者によるボッタクリ被害を無くすため、水道屋さんドットコムを利用して「かかりつけ水道屋さん」を見つけてほしいです。