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Netflix「日本から世界へ」2024年配信タイトルから注目作をピックアップ

 世界最大級の動画配信サービスを提供するNetflixは8日、都内で2024年配信タイトルから注目作を紹介するラインナップ発表会「Next on Netflix2024」を開催。イベントでは、Netflix映画『シティーハンター』、Netflixシリーズ『極悪女王』、Netflixシリーズ『さよならのつづき』の3作品の初映像が解禁された。

Netflix映画『パレード』2月29日より世界独占配信

 映画作品では、日本映画界の俊英・藤井道人監督が、大ヒットを記録した『余命10年』に続く新作として、日本映画を代表するキャスト・スタッフを集めて創り上げた新作『パレード』が今月29日より世界配信が控えている。旅立ってしまった人の目線で、遺された人への想いを描く愛の物語。出演は長澤まさみ、坂口健太郎 、横浜流星 、リリー・フランキー。音楽は野田洋次郎が手がけている。

Netflix映画『シティーハンター』4月25日より世界独占配信

 単行本の累計発行部数が5000万部突破、一大ブームを巻き起こした北条司の人気漫画を、日本で初めて実写化した『シティーハンター』の配信日が4月25日であることが発表された。さらに、東京・新宿歌舞伎町を背景に鈴木亮平演じる“冴羽リョウ(※リョウ=けものへんに寮)”がたたずむ新たなビジュアルが披露された。ラインナップ紹介動画では、裏社会のさまざまなトラブル処理を請け負うNo.1スイーパー・冴羽リョウが令和の新宿を縦横無尽に駆け回る初出し映像を観ることができる。

Netflix映画『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』2024年独占配信

 SNS で「号泣する」と話題のベストセラー小説を、主演に永瀬廉、ヒロインに出口夏希を迎えて実写化した『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』は、今を大切に生きようとする2人が織りなす“期限付きの恋”の物語。

 美術の才能に溢れ、二科展の入選を目指していた早坂秋人(永瀬)は、心臓に腫瘍がみつかり余命一年を宣告される。感情を押し殺しながら、毎日を淡々とやり過ごしていたある日、病院の屋上で絵を描く桜井春奈(出口)と出会う。自分が描いた美しい絵を、「天国。もうすぐ私が行くところ」とつぶやき、初対面の人間に「あと半年の命」とさらりと言う春奈に、秋人は次第に心ひかれていく。春奈には自分の病を隠し続け、大切な人のために必死になることで、秋人の残された無機質な時間に彩りが生まれていく。

Netflixシリーズ『忍びの家 House of Ninjas』2月15日より世界独占配信

 ドラマパートでは、最初に、来週15日に配信を控える、主演・原案を賀来賢人が務めたNetflixシリーズ『忍びの家 House of Ninjas』が紹介された。”今もなお、現代日本で忍びが暗躍していたら”というコンセプトをもとに制作された本作は、過去のとある任務をきっかけに忍びであることを捨てた最後の忍び一家・俵(タワラ)家が、国家を揺るがす史上最大の危機と対峙していく完全オリジナルストーリー。江口洋介、木村多江、高良健吾、蒔田彩珠、吉岡里帆、宮本信子らが出演。

 イベントには監督を務めたデイヴ・ボイルが登壇し、「忍者というワードは世界中の人がワクワクするキーワードですし、ぜひ参加したいと思いました」「しっかり忍者として見せる事。現代に忍者が紛れていたら?という部分のリアリティを追及した。アクションも作り方によって、それぞれのキャラクターの本質が現れるアクションにこだわりました」とアピールしていた。

Netflixシリーズ『極悪女王』2024年世界独占配信

 『凶悪』『孤狼の血』の白石和彌監督とゆりやんレトリィバァの強力タッグでドラマ化するNetflixシリーズ『極悪女王』。1980年代、空前の女子プロレスブームをけん引した“最恐ヒール”ダンプ松本の知られざる物語が描かれる。正統派プロレスラーとしての成功に憧れながらも、クビ寸前だったダンプ松本(ゆりやん)が悪役に転身し、仲間たちとの友情や戦い、様々な代償や葛藤を抱えながら日本史上最も有名な“ヒール”に成り上がっていく様を描くアンチヒーロードラマ。ゆりやん演じるダンプ松本の強烈なビジュアルが初解禁となった。

Netflixシリーズ『さよならのつづき』2024年世界独占配信

 有村架純主演、坂口健太郎共演、『8年越しの花嫁 奇跡の実話』『余命10年』の岡田惠和が脚本を務めたNetflixシリーズ『さよならのつづき』。『愛の不時着』『First Love 初恋』に継ぐ、恋愛ドラマの新たな金字塔を目指してゼロから創り上げられた。事故で恋人を失ったヒロインと、その恋人に命を救われた男。壮大な風景を舞台に、運命に翻ろうされる2人の、切なくも美しい奇跡を描くラブストーリー。

 イベントに登壇した岡田は「ストレートで強くて美しいドラマになった予感があって、物凄く手ごたえを感じています。新しいデビュー作だと思えるくらいに思っています。期待していただきたい」と自信を見せていた。

Netflixシリーズ『地面師たち』2024年世界独占配信

 圧倒的なリアリティーで不動産詐欺師たちの組織的犯罪とその素顔を描いた新庄耕の同名小説を、綾野剛と豊川悦司のダブル主演でドラマ化。 映像ディレクター・大根仁が映像化を熱望し、実現したクライム・サスペンス。綾野が地面師詐欺の道に踏み込む男・辻本拓海を、巨額詐欺を率いる大物地面師・ハリソン山中を豊川が演じる。イベントでは、辻本とハリソン山中にふんした綾野と豊川のファーストルックが解禁された。

 イベントには、大根監督が登壇し、「(本作の)詐欺事件は会議室のテーブルの上で行われる心理戦が主なので、その心理的なアクションをどう映像で表現するかという点は凄く意識しました」。続けて「騙される側の内面にも興味があって、そこはあまり原作には描かれていないですが、自分なりにリサーチして騙す側、騙される側、それを追う警察側の視点を脚本として落とす時に一番意識しました」と映像化困難と言われた原作の映像化に手応えをにじませた。

Netflixリアリティシリーズ『ラブ デッドライン』世界独占配信中

 選り好みしているうちに結婚を逃してきた女性たちへ贈る婚活リアリティショー『ラブ デッドライン』。プロポーズできるのは女性のみ、しかし男性には旅の期限が。「もっといい人がいるかも…」、でもプロポーズのチャンスは一度だけ。いいと思った彼は、明日もういないかも。必要なのは勇気?作戦?果たして本当の愛を自らつかむことはできるのか。スタジオMCは柴田英嗣(アンタッチャブル)、池田美優、鈴木奈々が務める。

Netflixリアリティシリーズ『あいの里 シーズン2』2024年世界独占配信

 2023年5月2日よりNetflixにて独占配信がスタートした『あいの里』は、6週連続で日本のNetflix週間TOP10入りを果たした、“キラキラしない”リアルすぎる恋愛バラエティ。35歳〜60歳の「オトナの男女8人が人生最後の恋を求めて古民家で自給自足の共同生活を送る」というコンセプトの同シリーズは、これまでにない“キラキラしない”リアルすぎる恋愛バラエティとして話題に。この反響を受け、シーズン2の制作が決定し、2024年の配信が発表された。

Netflixコメディシリーズ『トークサバイバー!〜トークが面白いと生き残れるドラマ〜 シーズン3』制作決定

 お笑いコンビ・千鳥がMC・出演を務め、出演する芸人たちが自らのエピソードを披露し、面白くなければ即脱落というルール設定と爆笑エピソードの連発で人気を博し、俳優たちとともに芸人たちが挑むドラマパートも注目を集めたトークサバイバル番組のシーズン3の制作決定がアナウンスされた。

MEGUMIがプロデューサーとして恋愛リアリシティショーを開発

 Netflixと5年契約を結ぶ「BABELレーベル」にプロデューサーとして所属し、俳優・タレントとして活躍する一方で、映像の企画・プロデュースも行っているMEGUMIが登壇し、Netflixで2つの新しい恋愛リアリティショーに関わっていることが明かされた。

 1つ目はMCを務める新作で制作が進行中、2つ目は開発段階だが、MEGUMIがプロデューサーとして発案した企画。「私が元ヤンキーで…、ヤンキーと付き合ったこともたくさんあって、今の時代、言ってはいけない事や、心を抑えながら生きていくというのがデフォルトになってきていると思いますが、自分のヤンキー時代を思い出すと、心に忠実に好きだ!嫌いだ!と感情をストレートに表現していたという側面と、仲間は絶対に守る。愛する女は一人だけ。仁義、人情みたいな部分がヤンキーにはあった。日本人は元々そういう人種だったんじゃないかな?と思うところがあり、そういう方たちの声を今の時代に映し出すことで、なんとなく忘れていた私たちの日本人としてのマインドみたいなことを思い出していただきたい」と力を込めて紹介した。
 イベントでは、Netflixコンテンツ部門バイス・プレジデントの坂本和隆氏も登壇し、「日本から世界へ」というコンセプトや同社が目指す「いままで見たことのないストーリー」「日本のクリエイティブ環境をより創造的に自由に」といったクリエイティブビジョンのプレゼンテーションも行った。坂本氏は「作品のクオリティ管理に留まらず、業界のイノベーションにつなげていくということが我々のもう一つの目標。クリエイティビティの宝庫である日本ならではのストーリをNetflixが紡ぐことで、誰も見たことの無い作品とその先に新しい日本がある事を信じています」と話していた。

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