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SUPER★DRAGON、自ら描いた"レトロフューチャー" メジャーデビュー後初の両A面シングルに込めた挑戦【インタビュー】

 メジャーデビュー後、初の両A面シングル「Call Me Asap / NUMBER」をリリースしたSUPER★DRAGON。テレビアニメ『神の雫(TOKYO MXほか)』第2クールオープニングテーマ「Call Me Asap」と、『ダイヤのA actU Second Season』(テレビ東京系)エンディングテーマ「NUMBER」という2つのアニメタイアップを収録した意欲作だ。制作秘話からMV撮影の裏側、メンバーそれぞれの"ナンバーワン"まで、たっぷり話を聞いた。

“レトロフューチャー”が導いた新たな挑戦 「Call Me Asap」制作秘話

――メジャーデビュー後初の両A面シングルです。まずは、テレビアニメ『神の雫』第2クールのオープニングテーマ「Call Me Asap」からお話をうかがいます。池田さんと古川さんがコンセプトを立てたそうですね。

池田彪馬:はい。今回のコンセプトは、"レトロ"と"未来"を融合させた“レトロフューチャー”。アニメ『神の雫』のタイアップが決まって、その世界観に合うもの、そして僕らが今までやっていなかったジャンルを意識しました。

古川毅:楽曲やサウンドに関しては、自由にやらせてもらいました。でもアニメの制作サイドから、歌詞へのリクエストや、そのための資料はたくさんありました。その中の「ワインは時間をかけて熟成する」という文脈から、“レトロフューチャー”というコンセプトが生まれた記憶があります。

池田彪馬:歌詞は、Nao'ymtさんと(松村)和哉の共作で、やはり「時間」というものに意味や説得力を持たせていたんじゃなかったかな。実は1年以上前に進行していたプロジェクトなので、記憶が曖昧なところがあるかも…。

池田彪馬

池田彪馬

――前作の「Fingerprints」に続いてのNao'ymtさんとのタッグになりますが、1年前に作ったということは、時系列でいうと「Call Me Asap」の方が先になる?

古川毅:そうですね。初タッグです。このコンセプトとサウンド感だったら、Nao'ymtさんだなって。

池田彪馬:そう。僕と毅くんは、前々からNao'ymtさんの楽曲が好きで、リスナーとして聴いていたこともあって、僕からオファーさせてもらいました。

古川毅:中学生のころからずっとNao'ymtさんの作品のファンだったし、影響も受けているから、一緒にお仕事ができるのは、シンプルに嬉しかったっすね。SUPER★DRAGONとの相性はいいと思っていたんですよ。ありがたい機会でした。

――ちなみに、皆さんのなかでワインにハマってる人はいますか。

ジャン海渡:僕、めっちゃ好きですよ。親がワイン好きなので、親と食事に行く時はワインが必ず出てくる。うんちくは言わないけれど、味は好きです。

池田彪馬:僕は、スパークリングワインが大好き。でも、シャンパンとの違いはまだ分からない(笑)。

ジャン海渡:違いがわかったら、大人だね。

――レコーディングの時にこだわったことはありますか。

ジャン海渡:僕は自分が作っていないメロディーを歌うのが数年ぶりだったので、すごく新鮮でした。意識したのは、パワフルさ。サビにボーカル4人全員が登場するので、違いがあった方が面白いと思って、どう差別化するかはこだわりました。

――他の3人の声を意識しながら歌った?

ジャン海渡:ラスサビの後半で、僕は裏でずっとフェイクをしているんだけれど、ここはしっかりメインのボーカルを聴きながらやりました。すごく難しかったけれど、楽しかったな。

古川毅

古川毅

古川毅:メロディーがNao'ymtさんらしいメロディーラインだから難しかったけれど、気持ちよく歌わせてもらいました。でも、1年以上前にレコーディングしたものだから、メジャー1stアルバム『SUPER X』やツアーを経た今だったらもっと上手く歌えていたかも…と思ったりも。きっとこれからパフォーマンスをすることで、今のスパドラにフィットしていく楽曲なんだと思います。

――パフォーマンスに関しては、みんなの揃ったダンスが見どころになっていますね。

志村玲於:そうですね。今回はGANMIのSUN-CHANGがスタイリッシュな振り付けを作ってくれました。スパドラの良さや楽曲の世界観がよく捉えられていて、見どころ満載。特に、フォーメーションダンスに注目してほしいですね。

伊藤壮吾:そうだね。特に2サビは、人数が多いからこその大きめの移動があるから、ライブでの見どころになりそう。

飯島颯:今回は、手の角度とか顔の向きとか、かなり細かいニュアンスまでしっかりと揃えているんですよ。

柴崎楽:うん。ミュージックビデオ(MV)の撮影でも、いろいろな角度から撮影したから、余計に顔の向きや細かいニュアンスを揃えることは意識したよね。集中力を研ぎ澄ませて、センサーを張り巡らせながら、何回も撮影して。いつものMVよりも、ダンスを撮る時間が長かった気がします。

志村玲於:撮影の時間、ほとんど踊っていたんじゃない?

ジャン海渡:パフォーマンスビデオも撮ったからね。MV本編でもカメラワークを変えたり、衣装を変えたりしたから、カット数が多かったのもあるね。

――MVのお話しもうかがいましょう。飯島さんのファーストカットがすごくカッコよかったです。

飯島颯:ありがとうございます(笑)。電話ボックスのファーストカット、実は1番最後に撮影したシーンなんです。僕が押している電話番号は、結成年と結成日という細かい仕掛けもあって。面白い演出だなと思いました。

古川毅:衣装は2種類。“レトロフューチャー”がコンセプトなので、レトロの面ではデヴィッド・ボウイ、プリンス、マイケル・ジャクソン…、80年代のスターの雰囲気で。フューチャーの面ではシルバーの近未来な感じだけれど、ちょっと怪しい、ダークな感じもあるものに。場所も、築50年の昭和レトロな建物とスタジオの2ヶ所で撮影しました。

――衣装や撮影場所でもレトロとフューチャーが対比できるんですね。

古川毅:そうですね。きっぱり分けたいというのではないけれど、わかりやすくてもいいかなって。

――「Call Me Asap」というタイトルにかけて、メッセージの返信が早い人、遅い人を教えてください。

ジャン海渡:玲於は遅いイメージ。

志村玲於

志村玲於

志村玲於:あ、ジャンのメッセージに返信してない。既読つけてそのままだ!

ジャン海渡:玲於が僕の誕生日に、お肉をくれたんですよ。嬉しくて、それを料理して「ありがとう」と写真付きで送ったのに、既読無視です(笑)。

志村玲於:普段はちゃんと返してるのに…、ごめん。

ジャン海渡:おかげで、取材のネタになった(笑)。

志村玲於:仕事のメッセージは早い方なんだけれど、プライベートのものは「後でもいいや」と置いておいて忘れたりするんですよね…。

柴崎楽:マネージャーさんが首かしげてるよ(笑)。

志村玲於:あ、アンケートの戻しはちょっと遅いかも。

ジャン海渡:とにかく玲於は、未読の通知が溜まってる。今いくつ?

志村玲於:ちょっと待ってね。(スマホを確認)903!

一同:えーーーーっ!

志村玲於:公式とか、見ないと溜まっちゃうから。

柴崎楽:僕、0だよ。友だち少ないから(笑)。

ジャン海渡:俺も0だよ。逆に早いのは、彪馬、颯、毅かな。

古川毅:楽も早い。

柴崎楽:うん。通知を絶対0にしたいから、すぐに返信する。

ジャン海渡:壮吾も早くない?

柴崎楽:プライベートは遅いよ。壮吾に電車の写真送ったら、返信めっちゃ遅かったもん(笑)。

伊藤壮吾:バタバタしてたから。

ジャン海渡:ありがちな言い訳(笑)。

青春をロックに乗せて 『NUMBER』に込めた熱い思い

――2曲目の「NUMBER」は、テレビアニメ『ダイヤのA actU -Second Season-』のエンディングテーマです。

古川毅:この曲は、去年の年末くらいにお話をいただいて作りました。アニメサイドとしては、「野球の青春を描いた作品なので、とにかく熱く!」ということで、「甲子園」「熱闘」というワードがよく出ていたかな。個人的には、青春ものの熱いアニメって、Jロックのバンド曲のイメージがあったので、ロックを基調に。そこにスパドラらしさを加えるために、洋楽のインディロックのテイストや今のJロックがやっていない音作りにアプローチしてみました。結果的に、絶妙なバランスのロックが作れたんじゃないかな。緻密なプロセスを踏みながら、ストレートに届けるということを大事に作った楽曲です。

ジャン海渡:スパドラの青春感をエモーショナルに、かつ爽やかに届けるって今までしていなかったところを毅が上手くまとめてくれましたね。アニメにも寄り添いつつ、スパドラとしても新しい魅力がみつけられた。理想的なケミストリーが生まれました。何回聴いても飽きないので、ライブで成長していきそうな曲。スパドラとしても大切な曲になりそう。

ジャン海渡

ジャン海渡

――歌詞の世界観も「青春」という感じですよね。

古川毅:『ダイヤのA』ファンが歌詞を読んだ時に、熱くなれるものにしたかったんです。でも、自分たちやリスナー自身に置き換えても共感できるような、熱さの中に憂いみたいなものも混ぜることは、意識的にやりました。

――MVも青春感たっぷりですが、コンセプトは?

古川毅:青春の続き…ですね。学校を卒業した数年後にOBとして久々に集まったら、ちょっと挫折して落ち込んでいるやつがいて、みんなで囲んで元気づける…みたいなストーリー。落ち込む役を和哉にオファーしました(笑)。ただ元気なだけとか、ただ爽やかなだけのMVにはしたくなくて、ちょっとショートフィルムみたいなところを目指して、監督と入念に打ち合わせして、コンセプトを固めました。

飯島颯:体育館でジャージで踊るって、ダンス部感あったよね。カメラを意識せず、同級生で踊っている感覚がありました。

柴崎楽:体育館だけでなく、いろいろなところでダンスシーンを撮影しましたが、確かに、遊んでいる感覚だった。毅くんのコンセプトにすごくハマった、いい作品ができたと思います。

柴崎楽

柴崎楽

――撮影中のエピソードを教えてください。

伊藤壮吾:僕、自転車に乗ったのが中学生ぶりだったんです。ちょっと練習してから乗ったのに、フラフラしちゃって(笑)。

古川毅:めちゃくちゃ下手だったよ!

伊藤壮吾:安定感のある走りを見せられなかったのは、ちょっと悔しい。

ジャン海渡:壮吾はやっぱり、乗るのは電車に徹底しているんだね。すごいわ(笑)。

志村玲於:車チームは、車の中で結構くだらない話をしてたね。

柴崎楽:イントロドンしたり。

ジャン海渡:したねー。それであんなエモい仕上がりになってるの、謎(笑)。

池田彪馬:イントロドンは、俺の圧勝。イントロ特化型なんで(笑)。

柴崎楽:ジャンくんが勝手に歌詞を作って歌ったり。

ジャン海渡:俺、助手席だったから「盛り上げなきゃ」と思って頑張ったんだよ。

池田彪馬:運転も、楽しかったよ。

古川毅:いいな! あのシーン、楽しそう。俺と壮吾はチャリだったから(笑)。走りながら「蛇行して!」と監督に言われても壮吾の運転が下手すぎて、「危ない!」って言いながら走ってた。怖かったよ(笑)。

"ナンバーワン"トークから夏の予定まで メンバーが語るSUPER★DRAGONの素顔

――自転車のシーン、見返してみますね(笑)。「NUMBER」というタイトルにちなんで、自分にとっての「ナンバーワン」を教えてください。

飯島颯

飯島颯

飯島颯:僕は、サッカーのワールドカップ(取材時はワールドカップ開催中)。ハマるとかの次元じゃないくらい。日本戦だけでなく、日本と同じグループの国の試合も見て、次の対戦相手の分析もする。とにかく、睡眠時間を犠牲にしても見ています。僕はこれまで、2大会で優勝を当ててきました。今回は、僕が応援しているイングランドが優勝するんじゃないかな。

古川毅:僕は、腕の長さナンバーワン。服を選ぶ時に、困るんですよ。それに、ダンスをする時もコントロールが難しくて。自分が思うよりも、コンパクトに踊るくらいでちょうどいい感じ。

池田彪馬:僕の目下のナンバーワンは、グルメ。グルメサイトの口コミや評価をしっかり調べてお店選びをしているので、ハズレなし。美味しいものを食べて、自分の機嫌をとっています。最近よく行くのは、焼き鳥系かな。

ジャン海渡:焼き鳥とスパークリングワイン、合いそうだね。

志村玲於:僕は、紅茶にこだわっています。どこの農園で、何年の生産かを調べたりする。今までのナンバーワンは、ダージリンのファーストフラッシュ(春摘みの新茶)。30グラムで3万円くらいするんですよ。お店だと、1杯5千円くらいするんじゃないかな? 若草のような芳醇な香りで、マスカットのような色。「これが世界一の紅茶か〜」と感慨深く飲んでいました。

伊藤壮吾

伊藤壮吾

伊藤壮吾:僕のナンバーワンは、もちろん電車です。この前買った雑誌に「混雑を考える」という特集があったのですが、最近は、混雑状況や路線ごとの課題への取り組みが気になっています。「僕だったらどう対処するかな」と考えるのも楽しいです。

ジャン海渡:僕は、朝の強さナンバーワンかな。目覚めて5秒くらいで立ち上がれます。起きたらまず正座して、背骨をボキボキ鳴らすのがルーティーン。そのまますぐに、コーヒーを飲みながらデスクワークに入れます。

柴崎楽:僕のナンバーワンは、「スター・ウォーズ」ですね。『スター・ウォーズ/マンダロリアン&グローグー』は、もう4回見に行きました。入場特典が変わるから、行かなきゃならなくて(笑)。コレクター気質で、グッズが増えすぎて、倉庫を借りたくらいです。

――今回はアニメタイアップの両A面シングルですが、SUPER★DRAGONとして次に挑みたいものは?

古川毅:ありがたいことにタイアップが続いていますが、ピュアにぶちかますA面曲も久々にやりたいな。

ジャン海渡:今のエモーションをバッと放出できる感じの…ね。

――エモーションの放出といえば、夏。今年の夏のスパドラはどんな感じになるのでしょう。

古川毅:外部イベントのライブがあるし、絶賛リリースイベント中だし、みんなと楽しめる夏になりそう。

志村玲於:去年もやったけれど、今年も夏にバーベキューしたいね。

古川毅:ずっと言ってるね。じゃあ玲於、仕切ってよ。

志村玲於:場所を決めたり、日程調整はします。でも、3人しか来ないとかイヤだから、マネージャーさんにスケジュールを確保してもらわないと!

伊藤壮吾:まずは、そこから!

※田中洸希さん、松村和哉さんは、体調不良のためお休みです

取材・文:坂本ゆかり
撮影:田中達晃(パッシュ)

  • SUPER★DRAGON「Call Me Asap / NUMBER」【通常盤A】ジャケット

    SUPER★DRAGON「Call Me Asap / NUMBER」【通常盤A】ジャケット

  • SUPER★DRAGON「Call Me Asap / NUMBER」【通常盤B】ジャケット

    SUPER★DRAGON「Call Me Asap / NUMBER」【通常盤B】ジャケット

<作品情報>
■SUPER★DRAGON
Major 6th Single「Call Me Asap / NUMBER」
リリース日:2026.7.15

CD収録内容(全形態共通)
M1. Call Me Asap」
M2. NUMBER」
M3. After the summer night」

【通常盤A】
品番:PCCA-06514/価格:1,650円(税込)
封入特典(初回製造分のみ)
トレカ通常盤A ver. 1枚封入(集合1種、ソロ9種、全10種のうちランダム1種)

【通常盤B】
品番:PCCA-06515/価格:1,650円(税込)
封入特典(初回製造分のみ)
トレカ通常盤B ver. 1枚封入(集合1種、ソロ9種、全10種のうちランダム1種)

【初回生産限定「志村玲於」盤】
品番:PCCA-06516/価格:1,650円(税込)
封入特典:トレカ志村玲於盤 ver. 1枚封入
(志村玲於ソロ全4種のうちランダム1種)

【初回生産限定「古川毅」盤】
品番:PCCA-06517/価格:1,650円(税込)
封入特典:トレカ古川毅盤 ver. 1枚封入
(古川毅ソロ全4種のうちランダム1種)

【初回生産限定「ジャン海渡」盤】
品番:PCCA-06518/価格:1,650円(税込)
封入特典:トレカジャン海渡盤 ver. 1枚封入
(ジャン海渡ソロ全4種のうちランダム1種)

【初回生産限定「飯島颯」盤】
品番:PCCA-06519/価格:1,650円(税込)
封入特典:トレカジャン飯島颯 ver. 1枚封入
(飯島颯ソロ全4種のうちランダム1種)

【初回生産限定「伊藤壮吾」盤】
品番:PCCA-06520/価格:1,650円(税込)
封入特典:トレカ伊藤壮吾 ver. 1枚封入
(伊藤壮吾ソロ全4種のうちランダム1種)

【初回生産限定「田中洸希」盤】
品番:PCCA-06521/価格:1,650円(税込)
封入特典:トレカ田中洸希 ver. 1枚封入
(田中洸希ソロ全4種のうちランダム1種)

【初回生産限定「池田彪馬」盤】
品番:PCCA-06522/価格:1,650円(税込)
封入特典:トレカ池田彪馬 ver. 1枚封入
(池田彪馬ソロ全4種のうちランダム1種)

【初回生産限定「松村和哉」盤】
品番:PCCA-06523/価格:1,650円(税込)
封入特典:トレカ松村和哉 ver. 1枚封入
(松村和哉ソロ全4種のうちランダム1種)

【初回生産限定「柴崎楽」盤】
品番:PCCA-06524/価格:1,650円(税込)
封入特典:トレカ柴崎楽 ver. 1枚封入
(柴崎楽ソロ全4種のうちランダム1種)

■SUPER★DRAGON オフィシャルホームページ(外部サイト)

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