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<次に見たい最新韓国ドラマ>冬はやっぱり恋愛ドラマ! 胸キュン必至の新作3選【ハングクTIMES Vol.133】

ハングクTIMES
K-POP、ドラマ、映画などさまざまエンタメコンテンツが盛り上がり、まさに時代は“第4次韓国ブーム”。現地の最新トレンドや話題のドラマ・俳優、グルメ・ファッション・コスメなど…“今”気になる韓国情報をお届けします!
こんにちは。韓ドラ大好きライターのなかまるです。すっかり寒くなり、人肌恋しい季節がやってきましたね。今月は、2人の距離が近づいていく様子にキュンキュンが止まらない、新作ドラマ『愛していると言ってくれ』『サムダルリヘようこそ』『プレイ・プリ』の3作をご紹介します。

Pick1『愛していると言ってくれ』

売れない役者志望のチョン・モウン。エキストラ出演するために済州島を訪れたが、たった1日で解雇となってしまう。そんな最中、聴覚障害のあるアーティスト、チャ・ジヌに偶然出会う。美しい済州島で運命的な出会いを果たした2人が、言葉だけではなく心で、愛を深めていく、切ないラブストーリー。
豊川悦司&常盤貴子W主演、北川悦吏子脚本の名作ラブストーリー『愛していると言ってくれ』が韓国で待望のリメイク! 1995年にTBSで放送され、最高視聴率は28.1%の大ヒットを記録。DREAMS COME TRUEが歌う主題歌「LOVE LOVE LOVE」も社会現象となりました。今も語り継がれる名作が、どう描かれるのか開始前から注目が集まっています。
設定は大きくは変わりありませんが、オリジナル要素が色濃く出ているリメイク作品になっているので、原作と比べてみても面白いはず。セリフもまるで詩のようで名言がたくさん。翻訳にもこだわりがあるように感じます。ぜひ注目してみてくださいね。
耳の聞こえないアーティスト、チャ・ジヌを演じるのは、ベテラン俳優のチョン・ウソン。『私の頭の中の消しゴム』や『無垢なる証人』など映画を中心に活躍中です。今作では、ジヌが優しくも寂しい空気感の中で生きている様子を巧みに演じています。
耳が聞こえないから生まれる間や沈黙、細やかで穏やかな行動。一つ一つがドラマの雰囲気を作り、そして、音のない世界をこちらにも体験させてくれるようにも感じます。モウンのやわらかでマイペースなテンポと共鳴していく、2人だけの空気が心に響くはず。
女優を夢見るチョン・モウンを演じるのは、シン・ヒョンビン。『賢い医師生活』のギョウル先生でおなじみ。他にも『あなたに似た人』『財閥家の末息子』とヒット作に出演しています。お互いを引き寄せあっているかのような、チョン・ウソンとのケミも抜群。
自分に自信が持てない中で、ジヌのアーティスティックで独特な雰囲気に惹かれるひたむきな女性を演じています。大袈裟ではないのに、感情がこもっている、静かで哀愁漂う演技は見ものです。
▼作品情報
『愛していると言ってくれ』ディズニープラス スターにて独占配信中
原作 日本のテレビドラマ『愛していると言ってくれ』(脚本 北川悦吏子・製作 TBS)

Pick2『サムダルリヘようこそ』

ソウルでフォトグラファーとして活躍している、チョ・サムダル。名声を手にし、集大成となる写真展の準備をしていたところ、よからぬスキャンダルに追い込まれてしまう。行き場をなくし、一緒に暮らす3姉妹ともども故郷である済州島へ戻ることに。そこで幼なじみのチョ・ヨンピルに再会する。2人は過去、恋人関係にあったがその恋は実らなかった。
大人になって出会った2人は、また恋に落ちるのか。人生のどん底を味わったサムダルは美しい自然に溢れた済州島で人生を再び見つけることができるのか。笑いありキュンキュンありの、忙しい毎日に疲れた大人の癒やしとなるラブコメディです。
サムダルの幼なじみで、気象予報士のチョ・ヨンピルを演じるのは、チ・チャンウク。“アジアの貴公子”とも呼ばれ、甘いマスクとちょっとお茶目な演技で多くの視聴者をメロメロにしてきていますが、今作も例に同じ。本庁の出す気象予報に狂ったように反論し、毎度言い争う変人だが、サムダルを今も思い続けているイケメン優男役。
前作の『最悪の悪』から、連続で視聴している方はギャップがありすぎて戸惑ってしまうかもしれませんが、愛嬌たっぷりに島で自由に過ごすヨンピルの可愛さに癒やされましょう!行動と台詞はとってもかっこいいのに、どこか抜けていてコメディに仕上がっているのは、さすがチ・チャンウク。ラブコメを得意とするシン・ヘソンと合わないわけがないですよね(笑)。2人のケミ最高です。
チョ・ウネの名で活躍する有名フォトグラファー、チョ・サムダルを演じるのは、シン・ヘソン。『哲仁王后〜俺がクイーン!?〜』や『生まれ変わってもよろしく』など、名作となったラブコメディ作品は数多(あまた)。ひょうきんでみんなを笑わせてくれたかと思ったら、理不尽な出来事に怒ったりと、喜怒哀楽の演技の緩急がとても上手な女優さんです。
思わぬスキャンダルに見舞われ、名声を失い、落ち込み切ったサムダルが、美しい故郷の自然や温かい島の人の心に救われるのか、彼女の心の変化や成長を繊細に演じています。忙しい毎日に追われているだけで精一杯なのに、何かと情報が切り取られて一人歩きしてしまう現代に生きる私たちにも共感できることがたくさん。笑って泣いて見ている人まで勇気づけてくれるシン・ヘソンの演技が光る、“再生”系ヒーリングラブコメディです。
▼作品情報
Netflixシリーズ『サムダルリヘようこそ』独占配信中

Pick3『プレイ・プリ』

就職活動に必死な女子大生、ハンジュ。昼は平凡な大学生だが、実は、夜は顔を隠して歌を歌いSNSに投稿する登録者数10万人超えの音楽インフルエンサー“プリ”として活動している。ある日、大学にアイドルの“レビ”が復学してきた。プリの熱烈なファンであるレビは、彼女の正体を暴こうとするが、ハンジュには音楽をしていることを隠さなければいけない理由があって…。歌手として成功したいアイドルと、歌手になりたい気持ちを隠した覆面シンガーのラブストーリーです。

原作は人気漫画の『プレイリスト』。『愛の不時着』や『梨泰院クラス』の制作陣が手がけ、Hulu初のオリジナル韓国ドラマとして誕生しました。
主人公の女子大生シンガー、ハンジュを演じるのは、子役の頃から活躍しているキム・ヒャンギ。6歳で本格デビューし天才子役として、有名に。その後『十八の瞬間』などに出演し、実力派俳優としての道を歩んでいます。今作では、夢を抱きながら楽ではない現実でもがく姿が印象的。たくましくも音楽に真っ直ぐな少女をかっこよく演じています。
人気アイドルのレビ(ドグク)を演じるのは、シン・ヒョンスン。2020年にカカオエンターテインメントが開催した新人俳優のオーディションで5000倍もの競争率を勝ち抜いて優勝し、華やかにデビュー。デビュー後、ウェブドラマ『今日から契約恋愛』『ホント無理だから』『パンプキンタイム』『流れ星』と、話題作への出演が続いており、大注目の俳優です。
カリスマ的なビジュアルをもちあわせていながら、ちょっぴり天然で可愛い役柄が多く、今作もその魅力が大爆発。ハンジュと同じくらい真っ直ぐなドグクの、裏表なしのアプローチにキュンキュン!
ドグクのライバル、マクチュンを演じているのは、新人俳優のヨンオ。『還魂』『代理リベンジ』『コッソンビ熱愛史』『輝くウォーターメロン』など話題作に次々と出演し、これからさらに活躍間違いなしの俳優です。

海外の有名な音楽大学に受かり、帰国したハイスペ男子を演じています。端正なルックスだけではなく、歌とギターもこなせるのだそう! ファンが増えること間違いなし。
▼作品情報
『プレイ・プリ』Hulu独占配信中
今月のドラマPickはいかがでしたか? 寒い日にピッタリの温かく癒やされる恋愛ドラマ3作品をご紹介しました。今年もあとわずか。韓国ドラマを見ながら、好きな人・大切な人を思い浮かべて幸せな気持ちで過ごせますように。
ライタープロフィール
中丸史華
出版社で書籍の編集者として働いたのち、IT企業にてwebメディアの編集者に。韓国カルチャー好きがこうじて、韓国関連の執筆活動も行なっている。趣味は、渡韓時のスケジュールを細か〜くたてること。生粋の韓ドラオタクで今までの視聴作品は350以上。インスタグラム【@punnikouri(外部サイト)】。

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